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Go Johnny Go Go Go Go!! ~本物の笑いとイケメンは国境を超える~

開かずの扉状態の英語圏コメディ。しかし、「面白いヤツは人気者=カッコいい」という法則は万国共通。コメディアンにはイケメンが沢山いるのです!ここでは、日本ではほぼ知られていない‘イケメン’コメディアンを紹介します。
Go Johnny Go Go Go Go!! ~本物の笑いとイケメンは国境を超える~ TOP  >  Kevin Eldon
[ Kevin Eldon ] を含む記事

Billy Braggの新曲Handyman BluesのPVがゴリゴリのコアなコメディアンたちで染まってます




うほうほです!
ビリー・ブラッグのHandyman Bluesを Johnny Vegasが監督。
ビリー・ブラッグがエキストラに見える。。。(ごほんごほん)くらい英コメディ界のゴリゴリの裏番長みたいな人たちがこぞってPVに参加してます!
Kevin Eldon, Stewart Lee, Ross Noble, Johnny Vegas, Neil Morrissey!(爆)Phil Jupitus

(Kevin かっこよすぎ!かっこいいかっこいいかっこいいったらかっこいいんです!)そしていきなりしらがが増えて老けたStew。。。ガタイも前よりでかい。。。

お宝お宝よ! 奥さん、お宝ですよ!(→自分に言ってます。いいんです。。。汗)

やはり(85%)信頼できるのは、このサイト!毎年恒例!英国ベストコメディを讃えるChortle Awards 2013発表!


もはや、ウエブコンテンツの時代ではないでしょうか。余計なしがらみや大きな力が一番影響低い場所、という意味でのことです。
先日、UKコメディを取り扱うメディアとしてめきめき成長しているChortle.co.uk主催のChortle Awards 2013が行われました。
個人の趣味はおいておいて(汗)、比較的世相を反映した正しいアワードだと思います! これです。みなさん、他のUKコメディアワードに惑わされず、こちらをご参考にしてください。

受賞結果は以下のとおり。

Best newcomer with ALCATEL ONE TOUCH
Lucy Beaumont 
AVALON所属の新鋭女性芸人さんです。ちょこちょこ見てますが、概ね賛成です。

Breakthrough act with Impressive PR
Dr Brown
エディンバラフリンジでも賞をとってました。
Channel 4でのネタをチロっと見て以来、ワテクシが食わず嫌いをしたのですが、2冠するとは、きっとチェックするのが良いんだと思います。

Club comic
Tony Law
あくまで個人的には、当たり前の受賞です。
エディンバラでの私の盲目的な絶賛ぶりは こちら
プレゼンターだったGoodiesのBill Oddieに”なぜコイツが受賞なのかまったくわからねえ”的態度をとられた受賞の様子はこちら。(爆)



Best compere

Susan Calman
うむ。いいんじゃないでしょうか。Compare (MC)ですし。

Character or sketch act
Pappy’s

どちらかというと必然的に本ブログに顔を出さるをえない感じで何度も顔を出している3人組です。
メンバーの1人マシュークロスビーの紹介はしたことがあります。


Music or variety act
The Boy With Tape On His Face

この2−3年ほど、ずっとフリンジをわかせています。
フリンジでも賞をとっています。何の文句もありません。


Best show
Tony Law: Maximum Nonsense

トニーちゃん、2冠です!

Best tour
Stewart Lee: Carpet Remnant World

こちらを訪れてくださる方はいやというほどきかされているあの方です。
過去記事は全部ポストオルタナ芸人のカテゴリーをご連絡ください。
ちなみにこのショーのべた褒めした私の感想はこちらです

Best DVD
Fist Of Fun Series 2

180%青春時代なので、激しく同意です。
Kevin Eldonのキャラで、私が一番気に入っている(というか、これで永遠の愛に落ちた)Simon Quinlankがたっぷり堪能できます。もったいなさすぎて、人には教えたくないくらいなので、はっきりいって、リンクははりません。


TV Award
The Thick Of It

The Thick of IT カテゴリーをご覧下さい。

Radio Award
John Finnemore’s Souvenir Programme

あ〜(汗)すみません、聞いてないです(汗)まったくの盲点でした。が、この方、日本ではいつのまにかめっちゃ馴染みがあるのでは?はい、そうです。Cabin Pressureの作家さんです。(おバッチさんが出てるアレです。)

Internet Award
Richard Herring’s Leicester Square Theatre Podcast
私がこれに激しく同意するのは、当たり前です。
しかし、やはり正直色々UKコメディの情報が頭にインプットされているのが前提で楽しめるのではないか、、、という気もしなくはない、昨今です。。。

Award for innovation
Louis CK for cutting out the middle man

あ、この方はアメリカンの方なんですね。すいません(汗)追いきれてないです。。。すみません。

Offstage contribution
Tommy Sheppard from The Stand and Glasgow International Comedy Festival
この方、もう今やUKで一番かっちょいいコメディクラブといって過言ではないかと思われるThe Standのオーナーさんです。Glasgow International Comedy Festivalも動かしているのは、知りませんでした(汗)
エディンバラとグラスゴーはある意味はりあっており、The Stand Comedy ClubはGlasgowが本拠地だったと思うので、エディンバラにハコを持ちながらGlasgow のコメディシーンを盛り上げようというのは、ちょっと意図が見えるきがします。。。

Lifetime achievement
Ray Galton & Alan Simpson

身悶えする渋さです。Tony Hancock やStepsoe and Sonの作家さんたちにスポットをあて、讃えています。
なんとハリー・エンフィールドがプレゼンターとして、身悶えしながらぶるぶるしながら、お迎えしています。


Venue awards
London: Purpose-built venue - The Comedy Store
London club - 99 Club Leicester Square
The South - Brighton Komedia
Midlands and The East - Birmingham Glee
West and Wales - Bath Komedia
The North - XS Malarkey
Scotland – The Pleasance

注目のハコですね。
どれもいいんじゃないでしょうか。いや、The Northだけようわからんけど!(汗)

以上でございます!
[ 2013/03/27 08:53 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

ついに!英国コメディ界の”必殺仕事人”がついに表舞台(夜10時半だけど汗)で勝負に出ます!☆Kevin Eldon is... It's Kevin on BBC 2

長かった!!


この道のりは、(本人の気分と乗り気のせいで)長かった!!



しかし、時は熟したのです!

KEVIN ELDON の冠番組「It's Kevin」がBBC2にて今週日曜日からついに放送されます!!

(一応、昨年夏にあったラジオ番組がTV化されるという、クラシックな道を辿っていると思われます。)

私を含め黄色い声を挙げるファンは後を立ちません。


Charlie Brooker氏のとまらない黄色い声。。。










Peter Serafinowitcz氏の黄色い声




Arthur Matthews氏の黄色い声(Father Tedなどの作家)


本人のRadio Times でのブログを読んで、彼の異常な才能にぶるぶると震えずにいるコメディ好きはいるでしょうか? いえ、そんな人はこの世にはいません。

あの、StewことStewart Leeが 私が観る限りでは、ジョークかと思うくらい、どこにも作りのないKevin Eldonの紹介記事を書いています。


You Tube クリップをあげときます。





(再生回数が妙に低いのは、BBCサイトでガンガンあげられていて、それをみんなクリックしているからです。本人の異常な人気とは無関係の数字です)


2013年もっとも話題となる番組です。断言します。みなさま、ぜひご注目を。


ちなみにKevin Eldonと私というのを、昔暇にまかせて書いたことがあるので、それをアップしておきます。英語ですみません。当時読んでくれるお客さんは日本語わからない人ばっかりだったのです。すみません。

kevin1.png
kevin2j.png
kevin3.png
kevin4.gif

お客様はMAX8人。最高のおもてなしで、あなたの笑欲をフレンチフルコース風に満たします☆Simon Munnery "La Concepta"


(注:長いです。ホントにすいません)



 英国のアングラ系ポストオルタナコメディでは確実にトップの1人として君臨するサイモン・ムネリー。
彼の世界に対する”笑い萌え”の度合いと、彼の笑いにハマった自分の狂気っぷりがあまりに度を越しすぎていて、
自分のなかで「パンドラの箱」状態だったんですね。
 狂ってた当時の自分がこっぱずかしくて、その記憶ごと封じ込めようと、彼の笑いごと見ない、っていう末期症状です。

http://komeddy.blog130.fc2.com/blog-entry-397.html どんだけ狂ってたかはこの辺あたりで、ちらっとだけかいているのですが。)

 そんな私の「愛余って封印」芸人だったのですが、
 UKコメディウエブマガジン「Chortle」主宰の2012年コメディアワードのINNOVATION部門を受賞していた ”La Concepta”を今年もエディンバラでやるんだ、という情報をゲットし、
 ついに解禁してしまいました。

simon-munnery-s-la-concepta_24635.jpg
http://www.edfringe.com/whats-on/comedy/simon-munnery-s-la-concepta


その内容とは。


MAX8人の観客がお客役を担い、サイモン扮するフレンチ・シェフから優雅なフルコースのおもてなしを受ける40分です。レストランにて8人がけのテーブル席に座らせられ、ワイン、前菜、メイン、そしてデザート、といただきます。
いただくのはお料理ですが、食べるお料理ではなく、コメディのお料理です。デザートまでいただいたあとは、もう、サイモンのコメディでお腹が一杯!というわけです。

。。。 きいただけで、ウズウズ、しませんか?しますよね?するんです。
私は理性がぶっとび、チケットをゲットし、当日まで心待ちに待っていたんです。

ところがですね、
あらためて当日になって考えたらば、
これって
ステージと客席の区別なし
=もしかして、芸人と客の関係って超インタラクティブなんじゃないの?


みなさんは、40分もヒーロー直々におもてなしをされるって、耐えられますか?
硬直してらんないんですよ。フラれたら、返さないと、コメディ進行しないんですから!!
飛んで来たボールを打ち返さないといけないんですよ!
ボール落っことしてごらんなさい。残りの客に大迷惑、つまり、ヒーローに大迷惑なんですよ!
ヒーローを困らせるわけにはいかないでしょう?!

(再び)背中から血の気がサーっと引く音が流出です。しかしながら、後悔しても遅いので、現場に向かいます。



会場前で並んでいる段階から、すでにショーはスタートしていた。


メジャーなハコが沢山あるエリアがイギリスだとしたら、この会場はシベリアみたいな場所。
回りには店の一つもないようなところだったんです。
メジャーなエリアだとフリンジのスタッフのお兄ちゃん&お姉ちゃんが沢山立っているので、「この場所どこ?」ってチケット見せれば、すぐ教えてもらえるんですが、ここ、人自体がいない(号泣)

DSC_0190.jpg

遠くのほうで、黒いコートに黒いズボン、黒い帽子をかぶって、赤色のボクシングのグラブを左手だけにつけた怪しげな人と、2人が建物の前で並んでいるのを発見しました。
この怪しげな人が、ほぼ間違いなくヒーローであり、彼自らチケット切り係のキャラもやるんだ、とすぐに察したのですが、前述のとおり、この3人以外周囲に誰もいない状況なので、他の人に確認することも、観客2人の後にしれっと並ぶことも許されない状況で。

「あのLa Conceptaの場所でしょうか?」
(注:脳内機能してません)
「そうだよ、ここで正解!どこから来たの?」
「と、東京っす」
「え?」
「東京っす」
「東京からきたの? ああ、ちょっと日本の言葉知ってるよ。。。サヨナラとコンニチハどっちがどっちだかわかんないんだよね」
「いやもう、どっちでも変わんないから」
「え? そう? どっちでも、ってイギリス人もよく言うよね。便利いい言葉だ」
 極めてふっつ~の会話してもらいました(涙)。1人で来る日本人なんてもうそれだけで充分ヘンすぎて、いじりにくいったらない、ということもてつだっているのかもしれませんが。
この会話のおかげでちょっとは落ち着きました。

とはいえ、この距離はサイモン病のファンにとっては近すぎました(号泣)
だって、やっぱし、めっちゃめちゃ、かっこいいんだもの。 
(帽子のせいもありますが)スナフキンみたいでめっちゃめちゃかっこいいんだもの
(スナフキンにときめかない女性は世界にいるのでしょうか? いませんよね?いないんです。)

ポール・サイモンが大嫌いな労働者階級のロンドンのオヤジさんみたいなチケット切りの係キャラが意味不明すぎだったのは、私の笑いのスイッチが上手に入ってなかったせいです。悔やまれます。

そうこうするうちに、残りのお客さんもやってきて、開場時間に。レストランのドアが開いて入場です。


リセプションにいた女の人に「アンケート用紙を書いて!」と命令され…… 


名前、身長、年齢、体重(床に体重計あり)、銀行カード詳細、などなど、個人情報という個人情報をもとめられ、「早く書きなさいよ!、何やってるの、書けっていったら書くのよ!」と脅迫的に言われて、「これは、後のショーで使うネタなのかもしれない」とこと細かに記入。書き終わるやいなや、「ホラあっちいって!」という声とともに
「ボンジュ~~~~ッル!」ってフランス人シェフのキャラのサイモンが登場です。
(注:銀行カードはさすがに書いてません)


お楽しみいただけるのは、
高級レストランの芸術気取りなメニューをかたっぱしからおちょくる、究極のナンセンス・コメディ


 コース料理を楽しめる高級レストラン、ありますよね。
たとえば某有名フレンチレストランのメニューを見ていても、
前菜やメインに「道に沿って~一歩ずつ~」「夏の欲求」「海辺の出会い」なんつってコンセプトついてたり。
お料理も「オーセンティックなサーモンのオゼイユ風味」とか「オマール海老 柑橘類のナージュ コンディモンを添えて」とかお料理の名前なんだか説明なんだか、その説明も(小市民には)なんだか。。。具体的なんだけど、ようイメージがわかなくて。
 ワインにいたっては、「神の雫」でしょう? 香りを嗅いだり、口に含んだとたんに、別世界のストーリーやシチュエーションが広がっていくんですよね?
 
 そうした高級レストランのコンセプチュアルなコース料理を、直接的な攻撃ではなく、究極のナンセンスな世界で、おちょくりまくっています。

 あまりにも究極のナンセンスすぎて、あまりに最高で、これぞスタンダップ界のアングラ&オルタナコメディを昇華させたStewart Lee, Kevin Eldon, Simon Munnery一派の世界で輝きまくっていて、
 とても、ネタばれすることなど、恐れ多くてできません。( え? 汗)
 今年もまだチケット残ってる日もあるし、おそらく来年も行われると思うので、
 ぜひぜひぜひぜひ、チケットをゲットして体験してください。

DSC_0188.jpg

どうしても書きたい2、3の備考

1 お店ではメニューを1人1人選ぶのですが、
私は最初緊張のあまり、前菜をすっとばし、先にメインを選んじゃったんです。
そこで、周囲のお客さんは私がどのメインを食べたいかわかってる、という状況だったんですね。
それなのに、メインを選ぶときに、私の隣に座る男の人が、私が食べたいメインを頼んじゃったんです。
外国人が1人で来て、一回投げられたボールをキャッチしそこねてるってのに、
それをサポートしないなんて、なんて空気の読めないド素人だ。
とかなりむむ~~~ん、として、「私さっきからこれが食べたいって言ってたでしょう。これが食べたいんです。コレにさせてください。」ってこの男の人睨みながら抗議。「い、いいよ、交換してもいいよ」と男の人。シェフは「悪いけど、交換はできないから、他のを選んでくださいますか、マダム」
 ってことで、結局残り物の、お料理をいただくことになったんです。。。











ところがこのとなりの男の人、お店を出た後この人だったことが発覚


carl-donnelly-different-gravy_26327.jpg
http://www.edfringe.com/whats-on/comedy/carl-donnelly-different-gravy 

イナムラ、あれだけ、いじられるのがイヤっていっときながら、
一度に芸人2人に野次飛ばしてました(号泣 



2 入店後最初に書いたアンケート用紙のようなもの

「ネタに使うのかもしれないから、しっかり書き込まなきゃ!」とフルネーム、身長、年齢、体重と全部書き込んだ例の用紙、どうもそこで客をビビらせる笑い効果のために使っていただけで、コース料理の間な一切使うことなし。
 
一度に芸人2人に野次飛ばした上に、身元を明らかにして、お店を後にしてしまいました。。。
ホントに恥ずかしくて生きていくのがつらいんですが、どうしたらいいでしょうか?



[ 2012/08/07 11:27 ] Edinburgh Fringe | TB(0) | CM(0)

現状オタクが一番行ってみたかったLive at The Union Chapelに行ってきました(長いです!)!

以前から、呼び屋&イベントプロモーターとして、ピカ一と大絶賛しているThe Invisible Dotが毎月頭にロンドンで開催するウキウキナイト、「Live At the Union Chapel」。

church_sonny.jpg
http://www.thelineofbestfit.com/reviews/live/willkommen-collective-union-chapel-london-120609-16990よりおかりしました。

オンボロだった教会を改装して、毎週日曜日ホームレスの方々にご飯やシャワー、衣類などの提供をするチャリティ活動を行ってきたところです。そのうち、平日は音楽やコメディなどエンタメイベントのハコとして使われるように。今年タイムアウト誌の読者が選ぶベストライブ会場賞に選ばれてます。

コメディに関していえばゲストのラインアップが、異常にクオリティが高く、いつも”おお!”という面々ばかりなんですね。多分自分の趣味とめちゃめちゃ合っているというせいもあるのでしょうが。
でもグループでいうと、ここ5-6年に頭角を表してきたマーク・ワトソン/Mark Watson一派と仲間たちがメインですね。たまにどこのデカイ派閥にも属さないスティーブン・マーチャントやダニエル・キションなどが登場することがあり、”おお!”の数が増えます。(注:スティーブン・マーチャントはリッキー・ジャーヴェイスのメンタル部下ではありますが、ピンの”スタンダップ”としては、個人でコツコツ活動しているという立ち位置だと解釈しています)

で、肝心の今回。
・MCが実験系(→ちょっと毛色の変わったことをやる、という意味です)アングラコメディでは重鎮の
    アーサー・スミスArthur Smith氏 (本ブログで未紹介)

・近年の実験系コメディの旗手 マーク・ワトソンMark Watson

・スコティッシュのめちゃめちゃイケメンコメディアン、ダニー・ボーイDanny Bhoy
     (→うっそおおおお。本ブログでなぜか!なぜか!未紹介でした!すいません!とんだ失態です!)
 
・オーストラリアの新鋭コメディアンヌ クラウディア・オダウハティ/ Claudia O'Doherty

・んでもって、バスデンさん(=Tom Basden カテゴリーをご参照ください)

そうなんですよ~~~! バスデンさん、だったんですよ~~~! 
この日ロンドンにいたら、絶対に何があってもはずせないイベントだったわけです!

というわけで、以下は、Live At the Union Chapel の感想です。

不必要に、コメディ愛とくにバスデン愛がダダ漏れててますが、一応北ロンドンへの観光情報としても使えるように努力してみました。
ご興味のある方は、我慢して読んでいただければ、幸いです。


[ 2012/07/10 02:50 ] Tom Basden related | TB(0) | CM(0)

世間の祭りに乗っかってみる企画第2弾☆ニック・フロストがサイモン・ペッグたち”以外”とやってたおすすめコメディをご紹介します☆Man Stroke Woman 他 計3本

ニック・フロストが来日してくれたおかげで、今まで日陰暮らしでひっそりほそぼそと更新してきた本サイトが、
”ちょっと、お母さん、勘違いしちゃうよ~” っていうくらい、アクセスが急上昇してくれまして、

”あああ、そうかっ! 世間は ニック・フロストの情報を必要としている!”

と気がつきました。

というわけで、世間の祭りに乗っかってみる企画第2弾をやっちゃいます。

ニック・フロストがブレイクしたのはたしかに、みなさまご存知の「スペースト・オレたちルームシェアリング」ですが、その後いつもサイモン・ペッグまたはエドガー・ライトとばかり組んで活動していたわけではありませんですね。

いくつかありますが、そのなかでも 放送当時大変評判がよかったコメディをご紹介します。


●Man Stroke Woman



コント番組です。ニック・フロスト、もふこと、子猫でできてるもふこと、マーティン・フリーマンの奥さん(パートナー?)アマンダさんはじめ、コメディ女優として活躍するデイジー・ハガード、メレディス・マクニイルが一緒にやっています。それと、クリス・モリスせんせい作のエッジィだったシットコム 「Nathan Barley」 (←ベネディクト・缶ちゃんがでてた、アレです)の主役かつ、現在超超超話題のお芝居「the recruiting officer」でも好演中のニコラス・バーンズも。はい、豪華な顔ぶれです。
プロデューサーがthe office, IT crowd, Look around You など、傑作揃いのクレジットを持つアッシュ・アタラやStewart LeeのComedy Vehicleを抱えるリチャード・ウエブなんかがいまして、縁の下が本当に力持ちの番組なんですよね。

「FAST SHOW」に影響を受けているような構成だったりコントだったりがぽろぽろと見つけられますが、概ねは
男女関係がテーマ。男女の話ってある意味世界共通なので(汗)国境を超えてわかりやすいのでは、と思います。

前述のとおり制作陣がテレビの笑い最前線に携わっている人々なので、
ネタ自体の面白さというよりは、技術勝ちで、笑いを作りこんでいっています。
 その技術とは、演じ手の演技のナチュラルさであり、間作りであり、テンポの良さです。つくづく、コントって、だらだら長ければ長いほど不利なのだ、ということが実感できます。一つ一つのコントがじつに短いです。とくに第2話以降、同じパターンのオチで展開するコントに関しては、状況説明もなくいきなりフリから入るので、タルみがないです!
 そしてベタなオチはあからさまにしないで、持ち逃げして終らせてしまうところも、ウマイ! と思ってしまいます……。

 というわけで、軽いタッチのコメディがお好きの方に、ぜひおすすめしたいです。:)


The Hiperdrive

あああ、ダメですね。完全に日本ではお取り扱いが(涙)



UKアマゾンのを貼付けておきます。

これは、表紙を見ていただければ、おわかりのとおり、KEVIN ELDONが主演を一緒にはっております!!(←ワテクシ絶対に、フロストじゃないものを宣伝しようとしている!)
 KEVINは「IT課」でおなじみのグレアム・リネハンが作ったコント番組「BIG TRAIN」で、彼のキャリア史上最高にブレイクしてしまいまして(だってガーディアンのTVガイドとかの表紙を飾ったりしてたんですよ!)
以後、ポンポン主演が多くなるのですが、、、その一つです。

 ちなみに、「BIG TRAIN」ですが、サイモン・ペッグも出てます。。。
ファンのみなさま、これは、絶対に必見です)



 ときは2051年、宇宙船HMSカムデン・ロックは宇宙上の様々な星やエイリアン相手に外交し、英国を守っている……という設定です。毎回新種のエイリアンが登場し、国際?交渉します。でも価値観がわからなかったりとか、知らない間に失礼したことで相手を怒らせるとか、色々あって問題に。
たとえば、第1話では、グリッシュという種族のエイリアンが種族がキン●マを交渉相手の顔にこすりつける、という礼儀を、フロスト扮するヘンダーソンが拒否したため、”失礼なヤツめ!”と、宇宙船内に”とあるもの”を侵入させるんですね。。。(汗)


2000年代になるとThe Hitchhiker's Guide to the GalaxyやRed Dwarfのような、一世を風靡するSFコメディがなく、
 もういい加減一本くらい宇宙ネタのおバカコメディがあってもいいんじゃないの? とオタクが思っていたころの放送です。(その前にSupernovaって宇宙飛行士がネタのシットコムがあったんですが、ぜんぜんおばかコメディではなかったのです)

 第2話以降も、色々なエイリアンが登場します。タカビーなエイリアンとか、チンピラなエイリアンとか、ライアーゲームみたいなことするエイリアンとか。現代社会を反映した風刺っぽく、奇想天外☆超シュール、って感じではなかったという印象が。。。(→当時見たっきりなんで、今見返すと違うかもしれないです。いつか確認します)
 
Kevinは相変わらずのイロをだしていて、どっからどうみてもかっこいいです。姿勢がむちゃくちゃいいんですよね。一種独特な立ち居振る舞いのトリコです。

kevin かっこええ1


kevinかっこええ2


(BBCさんのクリップ http://www.youtube.com/watch?v=jeJuKv3t6L4
からキャプらさせていただきました。BBCさんすいません。

ああ、もう全然、話はニック・フロストじゃないですね。かくしてタイトルにつながるわけです。。。はい。。。


● Nick Frost Danger 50000 volts



ニック・フロストのピン芸を見たいなら絶対、これです!!!

 (ようやく本題に入っているような記事構成でホントすいません 汗)
これは、本気で彼が書いて彼がやったやった単発番組(パイロットだったのかも?)です。
パワフルです。サイモンペッグが褒めたたおす、ニック・フロスト芸ってどんなもの?
と小首をかしげる方に超超おすすめです。

内容は……、言葉の壁を超えてます。
見ればわかります(爆)


以上、ニック・フロスト情報でした。(ホントかよ 汗)
[ 2012/03/26 07:02 ] simon pegg related | TB(0) | CM(0)

英国トップ芸人/コメディ俳優豪華競演でビックリ。☆The Old Bleak Shop of Stuff 観ました

イギリスのクリスマス&ニューイヤーのテレビ特番は、ホントに毎日とっても豪華なのですが、
一通り観てみて(観たんかい 汗)、
コメディ的にハイライトだったのはやっぱりコレだと決めました。

The Bleak Old Shop of Stuff


The-Bleak-Old-Shop-of-Stu-007.jpg

http://www.guardian.co.uk/tv-and-radio/2011/dec/19/bleak-old-shop-stuff-review
よりお借りしました。

この写真観るだけで、すでにおおっ。という面子(スティーブン・フライ/Stephen Fry(いわずもがな), ロバート・ウェブ/Robert Webb(ピープ・ショー), キャサリン・パーキンソン/Katherine parkinson(IT課))だったのですが、いざ実際に観てみたら、
David Mitchell (ピープショー)
Johnny Vegas (Ideal 日本未上陸ですが、こちらで書いたことあります)
Pauline McLynn(Father Tedでいつもお茶作ってたMrs Doyle)
Celia Imrie (英国の大物コメディアンヌ、ヴィクトリア・ウッドとよく組んでた女優さん)
Tim McInnerny(おそらく日本ではフォーウエディングで一番知名度が?)
そしてそして私のKEVIN ELDONです。(→しかし、あまりのすごい変身っぷりに、まったくスポットできておらず、今血眼になって捜査中です)***おそらく関係者のどなたかががツイートしてくれました。新シリーズよりレギュラー出演とのことです! つまり 下記のシリーズ化の話は本当!!

書き手がMark Evans。

すいません、グーグル画像検索したらとんでもないイケメン俳優がでてきちゃってビックリしてるんですが、
違うくて、ですね(汗)

こっちです。↓

206_bleakexpectations.jpg

Mitchell and Webb Look(WOWOWさんで放送されていたあのスケッチショーです)書いた人です。クーガンの傑作「Saxondale」とかにもチラっと出たり。ええもう、エリートですとも。Footlightsの座長経験ありです。
このテレビ放送の前にラジオで Bleak Expectations というディケンズをモチーフに(パロディ?)シリーズをやっていて、シリーズ4と相当続いてます。BBCで買えますよ。いかがですか?


なんと、今調べたら、これ、シリーズ化するんですね!
2012年BBCにて放送予定です。
 (2月じゃないか、と噂してます。確定ではありません)
マジで?!この豪華面子で?! ええええ、なんか英国コメディバージョンのエクスペンダブルズ(違)。大丈夫なの?(何が?)


ええっ。
これは、日本上陸の可能性あり?!
あまりネタばれしないように感想書きます!

たたんじゃおう。。。
[ 2012/01/05 09:57 ] peep show | TB(0) | CM(0)

オタクにはこれが最優先だった☆Stewart Lee/Leicester Sq. Theatre観ました

騒音140ホーン級に大騒ぎするほど、今回のロンドン滞在のメインコースとなってしまった「The Lady Killers」。
しかし前回もおツタえしましたように、これはもともと、わかっちゃいるけど、観ないつもりのお芝居でした。
このWMD並みに破壊力のあるお芝居を無視して、ワテクシは一体何を観ようと思っていたのか。


こちらでございます。

Stewart Lee / Carpet Remnant World

crw_version2.jpg

チケット情報はこちら。
http://www.stewartlee.co.uk/gigs.htm

はい、これは今年のフリンジで60分堪能したWork in Progressの完成系90分フルセットバージョン。
一度60分バージョンを観てるのにまた観るのか、アホじゃないのか、と思うかもしれません。
でも、奥さん、あれは、work in progressなんっすよ。
オフライン編集のものも観たいけど、完パケ納品バージョンだって観たいじゃないですか。

というわけで、以下、たたみます。
スタンダップコメディ界でとんでもない付加価値がついてしまった今年のBRITISH COMEDY AWARDS受賞者が繰り広げる笑いの完全バージョンのレポートです。


正直、クソまじめにStewの笑いを分析しているので、、
芸人さんやバラエティ番組関係者の方に捧げます(爆)
「イギリスの笑いってこんなことが絶賛されているんだ」と、ぜひ、ご参考にしてください。

2011年のUKコメディそうまとめ:British Comedy Awards受賞オンエアみました

こちらでは毎年恒例のイベントです。。。

スポンサーがつかなくて一時期放送ができないなんていうこともありましたが 汗。 どんだけマイナーなんだよとかいわないでください。とても豪華なのです。
 コメディのアカデミー賞みたいなものです。コメディが高尚だという価値観によって構築される英国エンタメ界ならではの、ゴージャスナイトです。

 以下ノミネート作品、ノミネート芸人、そして受賞作品/芸人 
感想も一緒にぶちぶち、ぽちぽち。です。
今年のイイモノUKコメディのそうまとめのような感じで、よろしくお願いします。

まだ まともに ニュースもクリップもあがってないので、
とりあえず観たものをそのまま書いてく感じで。クリップ等見つかり次第、追記しておきます。


   
 
[ 2011/12/17 13:12 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

英ヒットコメディ映画「FOUR LIONS」の監督と一緒に原子力エネルギーについて勉強しよう!(爆)☆Chis Morris at CERN podcast

前から気になってたんですよ。このお写真。。。

Chris Morris at CERN

英国コメディ界の寵児クリス・モリス/Chris Morris先生がヘルメットかぶって、日本のバラエティ番組のスタジオセットみたいなきらきらした派手な場所で立っている。
Chris Morris at CERN ってクレジット。

なんで、クリス・モリス先生が天下の原子力研究所CERNに?(汗)


新しいプロジェクトのためのリサーチ? しかもポスト・オルタナコメディの中心人物格であるsimon munnery とkevin Eldon様を引き連れているご様子。(→単に超仲いいだけという説大 爆)

気になるものの、なにぶんに文系なもので、
数字とか記号とかアナフラキシー・ショック系なもので、
クリックしないでいたんですよね。

でも今回のこの大震災を機に、毎日当たり前のように使っている原子力エネルギーについて、あまりに無知だったことを思い知らされまして、猛反省。ちょっとくらい知っておくべきでしょうと思った矢先に、
そうだあ! と思い出しました……。

クリス・モリスというニンジンがあれば(爆)科学のdumb and dumber な私でも努力できるかもしれない!
というわけで聞いてみました。

そのポッド・キャストは こちら


ええ、ふたたび、
少しでも多くの皆様に、私の(むなしい)努力を分かち合っていただきたく、
下方の 

続きを読む。 

をクリックいただくと、日本語でポッドキャストの概要がだら~~~~~っとでてきます

自分では、ある程度筋道たってるように感じるのですが、間違ってたらごめんなさい!!! (と先にあやまっておく)

ご興味ある方はぜひどうぞ。。。




[ 2011/03/26 06:04 ] Chris Morris / Four Lions | TB(0) | CM(0)

Stephen Fry/スティーブン・フライ氏も応援!☆Not in My Cuppa キャンペーン

以前、こちらでご紹介させていただいた、英国でもっともナマで見るべきコメディアンの1人、Kevin Eldonが、BBC3のパペット・コメディ「Mongrels」のクリエイター、アダム・ミラー/Adam Millerとタッグを組み、イギリスの動物愛護協会のためにこんなVを作りました~。



にーばーしゃあが、ごーとーごおと、めーうーしーをのせーていくぅ~。。。


こんなtongue in cheekなVですが、(笑)ステ様ことStephen Fry氏もツイッターでご推薦なさっております。

ステ様


牛の扱いかた、もっと気ぃ使ったれよ、というメッセージ、うけとめてください~



Kevin、超かっこええ。。。



この動物愛護の活動について、詳しくはnotinmycuppaをどうぞ。寄付も受け付けている様子です~。
[ 2011/02/25 14:18 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

英国コメディオタクが選ぶ今年のベスト・芸人は?☆The Chortle Comedy Awards発表!

いまや、一番影響力があると思われる英国コメディ・サイトChortle.co.uk

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とにかくコメディが大好き!というSteve Benett氏(氏自身は芸人でもなんでもないです)が、才能ある芸人たちに愛あるレビューを書くことで
コメディ好き男子、そしてツワモノ芸人たちの間で、非常に高い信頼と評価を得てきたサイトです。
評判が定着してからは、ChortleブランドでStudent Comedy Award をもうけたり、Video Uploadingもおこなったりと、活動の幅をどんどん広げていき、ここ近年ではThe Chortle Comedy Awardを開催。
エディンバラのコメディ大賞をはじめ、今まで成功の登竜門だとされていた数々の賞たちが、
予算カットや業界の政治的、社会的事情により次第に重要な意味をなさなくなってきてしまっている一方、
こちらはコメディ好きが集まるポータルサイトでの投票制度なため、年々高い注目を集めています。

先日、そんなChortleでComedy Award受賞者が発表になりました。
受賞者は以下のとおり。

☆Best newcomer: Diane Spencer
キウイーランド出身のきゃわいい29歳です。Lucy Porterの登場あたりから、美人&キュートなスタンダップ・コメディアンヌが増えていますが、きゃわいいです。こちらのクリップでもエディンバラ遠征話のつかみで、内蔵ネタを持ち出すところなど、きめこまやかなシャレがうかがえて好感度グーです。


☆Breakthough act: The Boy With Tape On His Face
昨年大変注目されたアクトです。メジャー賞では日の目を見ていないというのに、Chortleではバッチリ反映されてます。→エディンバラでのライブクリップはこちら


☆Best headliner: Milton Jones
この方、スタンダップでは一発ギャグ(=One Liner)をスタイルにしております、はい。いきのながいベテランさんです。

☆Best compere: Stephen Grant
離婚と元妻とのバトル騒動をネタに芸人としての魅力をバッチリ出していたのは、さすが芸人魂のなせる技でしょうか。その関連クリップがどうしても見つからないので、昔のクリップをリンクしときます。。。

☆Character or sketch act: Late Night Gimp Fight
こういうのも、イギリス発であるんですよね(汗)。。。普通にやってりゃイケメンの部類に入ると思うんですけどね。。。そこをあえて、さけるところに芸の道への真剣さを感じますね。

☆Music Or Variety Act: Tim Minchin
☆Best tour: Tim Minchin and his orchestra

ピアノをかなでながらネタ披露の実力派です。クイズ番組などのパネルショーでもお見かけすることが多いはず。オージーですわ。ライブDVDも出てますし、ある意味受賞は当然・・・かも?

☆Best show: Kevin Eldon Is Titting About
本ブログでも何回かお話しましたが、私はKevin教徒です。今年のエディンバラは主に、このショーが目的でした。
というのも、あれだけ、ライブでもテレビでもさんざん(知る人ぞ知るで 汗)活躍しまくりなのに、初のソロ・ショー!だったんですよ。。。 ハッキシいってPRなんかまともにしなくたって全ソールドアウトでした。数あるKevinの傑作キャラでも、今回のライブでKevin Eldonの”前座”として登場したキャラPaul Hamiltonには、なつかしさとおかしさで涙がでました。。。


☆TV and radio award: Michael McIntyre’s Comedy Roadshow
スタンダップ界に非常に影響力を持っておりますね。マネージメント会社は、売り出し中の芸人をどうにかこのショーにねじ込もうとする、そしてその後の注目ぶりは必至。マイケル・マッキンタイヤ、こないだ9歳の子ども泣かして記事になっちゃってましたけど(笑)この人のフレンドリーかつ、万人ウケするようなネタみせに見せかけといた痛烈シニカルジョーク・テクは、非常に評価が高いです。

☆Best DVD: Stewart Lee: If You Want A Milder Comedian, Please Ask For One
このブログに足を運んでくださる方は、もう耳にタコができかかっているのではないかと思いますが、
信者にとってはある意味トーゼンの、受賞です(キッパリ)
受賞理由の一つは、今人種差別ジョークでSteve Cooganに非難され、渦中にあるTOP GEARのお三方を、めった切りした殿堂入りの名作ネタが入っているからではないかと思っているのですが・・・(笑)

☆Internet Award: Richard Herring: As It Occurs To Me
先日本ブログで紹介したポストオルタナコメディのツワモノ芸人リチャード・ヘーリングのポッドキャストがなんと、強豪アラン・パートリッジを破って見事受賞です。ホントに、彼は、世間の冷たい風に吹きさらされすぎて少々やばいことになっていたので、これをきっかけに、才能と、メジャー度がもうちょっと釣り合ってくれたらうれしいです。

☆Award for innovation: Invisible Dot (a production company)
こちら、コメディ部でもネット・ストーカー中の、ファジーなプロダクションです。まもなくきっちりご紹介予定のマーク・ワトソン、The Cowardsの面々、コメディ部超ご推薦のジョニー・スイート君、リッキー・ジャーヴェイスとくれば、のスティーブン・マーチャントなどなどが、ファジーに所属し、活動しております。プロジェクトが非常にユニークで今年のエディンバラでは、3way footballやbeachsideでのライブなどやってました。

☆Offstage contribution: Karen Koren of the Gilded Balloon, Edinburgh
このハコは非常にかっこいいです。

☆Judges’ Award: Chris Sievey for Frank Sidebottom
お亡くなりになりましたのでね。。。(涙)ここにトリビュートさせていただきます。

☆Outstanding contribution to comedy: Victoria Wood
奨励賞みたいなもんですかね~。活躍してましたもので、先日BBCでやってたドラマMorecambe and Wise(注:念のため、実在のコンビ芸人です)の脚本書いて出演してましたですね。非常にじんわりくるドラマでした。いや笑えるというのではなくて、夫役が90年代に一世を風靡したVic Reevesてのも、ツボでした。。。

[ 2011/02/10 16:23 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

あの!ジョニー・デップを英国コメディ的角度から覗いてみる その2

その1同様、ジョニー・デップが10年以上も前に、たった一言もらした「イギリスのお笑いが好き」を乱用するこの企画。
その2で餌食になるのは、ジョニー・デップのこの作品です。


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ジョニー・デップフレディー・ハイモア

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物語自体も名作。
監督も名監督。
ガラスばりの壁(ドア?でしたっけ)に重いっきりぶつかる演技を披露し、ジョニー・デップってベタなボケ笑いができるんだ! と、世界中が感動した、あの「チャーリーとチョコレート工場」です。

ここに、
カルト的人気を誇るコメディアン/コメディ俳優kevin Eldonケビン・エルドン氏と(きゃ~~~~かっこいい)

Doing The Move

ご存知「Spaced俺たちルームシェアリング」でおなじみのMark Heap氏がカメオ出演しているのです!markheap1.jpg
(http://geeksyndicate.files.wordpress.com/2008/09/)

どこかというと、本編 27分50秒あたり、雪の振る寒空の下、犬の散歩してた2人の男性が歩いているところです。
・・・ええもう、たった数秒です。ああ、YOU TUBE で探してますが、ナイですね。ナイ。。。あああ(涙)
すいません。キャプチャーするとかいう技量を持ち合わせていません。。すいません。

でも、公開当時、相当話題になってたんですよ~。
とくにKevin Eldon信者にとっては、あそこが、一番お気に入りのシーンですね。

で。
Kevin Eldon って誰?って話です。。。
彼は 今までちょこちょこ名前だけは出て来たStewart Lee (スタンダップ界の裏番長)の一派で、90年代はゴレンジャーでいうと青と緑の間くらいの位置っすかね。・・・なんでむっちゃくちゃ、ツウでコアで忠誠心の高いファンが沢山ついてました。

それが、「IT Crowd/ハイっ!こちらIT課」のクリエイターによるスケッチコメディ「BIG TRAIN」
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で、一時、赤レンジャー的な人気になりましてね。。。
(ちなみにこの「Big Train 」は先述のMark HeapはじめSimon Pegg、Catherine Tateらがおります、今考えると超豪華なスケッチコメディです)
 その後もイギリスの人気TVコメディにはほとんど顔を出しています。(じつは「IT Crowd」にも出てるんですよ!)
 スタンダップが極上品なのに、なぜかコメディ俳優としてのキャリアに興味があったみたいで、BIg Train 以降はあんまりライブやってなかったですね。でも1~2年前くらいから、ポツポツ昔のキャラを復活させつつライブをやりだし、今年はエディンバラにも登場! ちょっと「いちげんさんおことわり」、みたいなフンイキのなか、ファンの心をくすぐる人気キャラを抱き合わせ、むっちゃ笑いを産み出していました。
あ~~~~~~~~~~~~~~~~。かっこよかった!

そんなわけで 今回のシメは、ケビン様の出世キャラとなったSimon Quinlank で。
これはStewart Leeと当時の相方Richard Herringの番組「Fist of Fun」のコーナーだったです。94~5年ころかな・・・。

私これ、むっちゃハマりました。。。これで生涯の真実の愛を注ごうと思いました。。。




(whiteanklesocks)


 

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プロフィールはカテゴリー内に埋もれてしまいました(汗)
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