コメディ部員の
Ken君がPeep Show が大好きだというので、渡りに船とばかりに「ステキ!では第8シリーズ全エピソードのあらすじ感想をよろしく」と母的目線で命じたところ、反抗期を終った息子がスルっと親の小言をすり抜けるように2、3話をすっとばしました。
しかしながら、4話は例のバスデンさんがカメオ出演するエピソードなわけです。Ken君もそこまでコトが一大事だと、しっかり(お金にもならない)部活動をやってくれるのです。
というわけで、以下、すっとばしまして第4話のあらすじ感想です。愛あればこその長さです。どうぞ参考にしてください。
(あと、すいません。Ken君が気を使ってくれたのか、たかだか1分もないバスデンさん登場のシーンだけ、ものすごく細かく記載してあります。私がアホみたいにキャプッちゃったので、適度スルーしてください。)
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新シーズン開幕前は、全話書いていこうと息巻いていたわけですが、案の定、コツコツ継続することを何よりも苦にするわたしが間に合うはずもなく、気づけばいつの間にか第4話を迎え、同エピソードが非常に素晴らしかったということで(第2&3話を軽く振り返りつつ)そちらをメインに書いていきたいと思います(汗)
第2話で、マークは本を出版することになるのですが、ジェレミーとスーパーハンズの警告を無視したがために、案の定、出版社にぼったくられてしまい、散々な目に遭います。ジェレミーは、美人講師をたらし込んでライフコーチの試験を受けたものの、これまた案の定、不合格。またその理由が“変態だから”という…閉口しますね(笑)しかし、友人の忠告に耳を貸さなかったことに罪悪感を感じたマークが、例の出版社に偽の証明書を発行させ、晴れてライフコーチとなる夢を実現します(意味不明です)。
そして、第3話では、ドビーの元彼サイモンの30歳を祝う集いにて、面々はペイントボール大会に参加。この大会中にスーパーハンズから
“I’m gonna Jackson Pollock these motherf******!”という名言が飛び出したりもしたのですが(一瞬ジョン・スクワイア氏に見えてしまいました)、それも霞んでしまうくらいの、劇的な大きな変化が起こったのです。
ジェレミーが、ドビーに、恋しちゃったのです!これはまったくもって案の外!
完璧想定外!これまで様々な女性と付き合ってきたジェレミー。マークの元妻ソフィーにお手つきしちゃった上に、今度はドビーまでもっ?!。。というハラハラドキドキのところで、第4話を迎えます。
第4話は、サイモン・ブラックウェル氏が脚本を担当していまして、現段階で新シリーズ最高傑作といえるのではないでしょうか!?さすがです!
今回の見所は、やはりトム・バスデン氏のカメオ出演と、
ジェレミーがドビーにどうアプローチしていくかというところでありましょう。
マークの顧客として登場し、バスルームショップを訪れたバスデン氏は、自分の欲しい浴槽イメージを伝えるのですが、それが“モダンかつトラディショナル”という相反する要素を組み合わせた、少々ややこしいものでした。マークもその要望に対して、そういうモデルは存在しないのでは…と困惑するのですが、その話をそばで聞いていたスーパーハンズが“クラシック・ミーツ・モダンだろ?できますよ、俺がやりますよ(ドヤッ)”とマークから顧客を横取りします(実は彼もマークと同じ職場で働いており…なんて男気あふれる企業なんでしょう…汗)。黙って見過ごすわけにもいかないマークは、ヤツは俺の客だと反論するのですが、バスデン氏は、当然、スーパーハンズに担当してもらいたいわけです。そこでマークが(心の中で)言い放った一言がこちらです。“F¬**k you, Dr. Frankenbath!”。
マルC Channel 4です。(→Channel 4さんPeep Showさん、みなさん、そしてバスデンさん画像キャプりまくって法を犯してすいません。しょうがないです。史上最強にめちゃめちゃ、かっこよかったんだものっ!オレが悪いんじゃない!これはバスデンさんが悪いんだっ! 稲)
うーん…Frankenbathとは一体何なのでしょう…辞書引いたらあっさり出てきました(すでにご存知の方は、どうぞスルーでお願いします)。このFrankenは、もちろん、あのフランケンシュタインと同じフランケンなのですが、この言葉自体に「遺伝子組み換えで作られた」という意味があり、食品用語の前に置かれることが多いようです。つまり、“Franken-bath”は、モダン+トラッドという無茶な遺伝子を組み合わせた(Franken)、浴槽(bath)を求めるバスデン氏を揶揄する表現だったわけです。これはすごい!言語って本当におもしろい!コメディって笑い+勉強で、この時期受験生にとっては一石二鳥、鬼に金棒じゃないか!と僕は思わず感動してしまいました。自分も学生のときにもっとコメディを観ていれば…(涙)
そしてジェレミーですが、ドビーと話せば話すほど、彼女へ気持ちが傾き、虎視眈々とチャンスをうかがいます。一方で、スーパーハンズによる屈辱の一件から(ドビーに内緒で)MBA夜間コースを受講し始めたマークは、ステファニーという女性とイイ感じに親しくなるのですが、そのことをジェレミーに打ち明けてしまいます(アホ…)。ジェレミーは、これはチャンスとばかりに、ドビーよりもその女性の方が君にはふさわしいとマークを駆り立て、ドビーを自分のものにしようと企むのですが、やはりマークは、(ステファニーのことを伏せたまま)嘘をついてまでMBAコースを受けていたことをドビーに白状し、謝ります。そして、改めてドビーへの想いを伝え、かねてからドビーが希望していたインターレイリングの旅へ行く約束を交わしたところでエンディングとなります。
二人の仲直りに憤慨するジェレミーでしたが、
ドビーの前でステファニーについて口にせず、堪えたのです!これまでであれば、腹いせによる暴露合戦が勃発し、マークとドビーの関係に亀裂が…というトホホな展開になっていたはずなのに、一体どうしたジェレミー!?ジェレミーがここまで慎重なのは、なかなか珍しいのでは? マークとのフラット生活に支障は出したくないけど(つーか、出て行く気ナシ!笑)、ドビーもモノにしたいというジレンマの中で、ジェレミーは今後どういう行動に出るのでしょうか?
…今シリーズも残り2話、どう落とし、締めるのか。読めなくなってきましたね。噂によれば、第9シリーズも制作が決定しているというし、そっちに持ち越しとなるのか。ホントに一体全体どうなるのでしょう!?