ちなみにDerekでは Extras, Cemetery Junction、 Life is too Short, といったThe Office 後のリッキー•ジャーヴェイス&スティーブン・マーチャントと組んできた名プロデューサー、Charlie Hansonが再び縁の下の力持ちをやってくれています。そして今まで相棒という名のメンタル部下としてつねにリッキーとともに脚本を手がけていたスティーブン・マーチャントが完全に離脱しております。完全にリッキーの独壇場となっているという事実は注目すべきでしょう。それだけリッキーが「Derekはオレの産物」だというこだわりをもっている証拠なのか、それともスティーブンがスネオからドラえもんへと変貌をとげるなか、ポスト・スネオ探しをしている最中なのか、、、様々な妄想という名の推測をしているところでございます。
他にもちもしー・すぽーるの息子で随分ご立派な役者さんであるレイフ・スポール君(しいていえば、「Shaun of the Dead/ショーン・オブ・ザ・デッド」でショーンが勤務する電化製品屋で一番デブで生意気そうに働いていたあの人ですが、いえ、全然。今は影も形もないくらいスリムです)、売れっ子になりすぎてしまったのか、出世作「Peep Show」の最新シリーズであるシリーズ8の第1話では登場しておらないオリビア・コールマン、サイモン・ベーカー、ジェイソン・フレミング、ミミ・ドライバーと、なんじゃこりゃ? みたいな共演者リストです。
物語の最大ともいえる醍醐味は、マッケンジー君があまりにも巧みにエイサの思考回路で物事を綴って行くところにありまして。 たとえば、妖精がいるかいないかを確認するために、お母さんに聞いてみようというシーンがあるのですが、 その理由がエイサがぼーっとしているといつもお母さんに「You've been away with fairies」と言われるからなんですね。 大人の私らなら、”妖精がいない”ということが大前提なのでこの意味を”心ここにあらずで”とか、”空想に耽っちゃって”と受けとめてしまいます。が、少年はそうは考えない(笑) ”母親がこういうということは、じつは妖精の存在は一般常識なのかも。。。”と考えるんです。 そして、さりげなく母親に妖精ネタを持ち出して、妖精に関する世間の常識を聞き出そうとするんですね。
一般的に、トップコメディアンは目安的に30秒に1回のオチが最低ライン。(これは大物芸人Frank Skinnerが書いた自伝書「Frank Skinner on the Road: Love, Stand-up Comedy and The Queen Of The Night」に書かれています。芸人さん志望の方には、超超おすすめの本です) ローカルのコメディ・クラブなんかでやる場合は1人あたり15~20分のセットなんですが、エディンバラのソロショーは1時間。自分の名前を冠にやるツアーの場合は、もっと大変で、だいたい、90分って長さなんですね。単純計算で90x2なので、最低180のオチをつくらないといけない。 で、それはホントに基本。ライブですから、そのときによって客の反応も違うし、自分でこれは、と思ったものがまったくウケなくて、ネタを変えなきゃいけない、なんてこともある。 余分に作っておかないと、その場その場の臨機応変な対応ができなくなるので。。。と考えると、最低でも3割増しくらいにネタ作りをしないといけない。
この言葉は、ダウン症の方に対する蔑称です。 使ってはいけない言葉として一般的には認識されています。 ただ、最近の若者の間では、ドラッグやアルコールででろんでろんに酔っぱらった人に対してこの言葉を使うらしく(私は若者ではないし、差別的な使い方以外できいたことがないですが) リッキーはこの言葉の使用に関して、”ダウン症の方に対する差別的発言ではない、idiotなどと同じ意味合いで使っているだけだ”と主張しています。("ie I never use the word Mong to mean anything to do with Downs Syndrome. Just like I never use the word cunt to female genitalia." とツイートしていたそうな。)
"Ricky Gervais... seems to have spent the first couple of weeks mainly posting pictures of himself pulling the kind of faces that school children pull to parody the disabled and calling people "mongs"." (Richard Herringのブログより)
で、このリチャードのブログを読んだリッキーのフォロワーが "Who the hell is Richard Herring? I'd call him a mong, but I don't want to insult mongs!! :-)”とツイートし、リッキーがRT。40万人のフォロワーがこの言葉を使い、読み、笑い、リッキーがRTをするということが繰り返されているのです。 リチャードに対するツイートで証明されているように 最初のmongと後のmongは使っている対象が違うことをおわかりいただければ、この事態がどれだけとんでもないことか、おわかりいただけるかと。
We don't get many intellectuals here. We get young men with very little imagination. That's why they're so fucking brave, cos half the time they can't imagine the consequence of their actions. and that's how we like it. Trouble is they can't imagine the consequences of stepping out of line, either, of letting their mates down, losing their mates' trust, losing their mates' friendship. So you need a bitch.