そんなComic Reliefのための目玉特番が先日発表になりました。 それは、英国のお茶の間を興奮の渦に巻き込んだケーキ作りバトル番組「Great British Bake Off」の芸人さんバージョン。(→リアリティTVです。さすがBBCはこのジャンルでもきっちりBBCらしいクオリティを出すので、ホントに感動してしまいますね(→ずっと観てました))なんと、Vic and Bob のBob Mortimer、Joe Brand, Ed Byrneが参加してるんですよ!!
UKエンタメのファンなら、絶対はずせない男優が「Gary Oldman/ゲイリー・オールドマン」。 ワタクシも、「Prick up your Ears」から、ず~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っとファンです。 せっかくロンドンにいる日に、「Tinker~」のプレミアがあり、Alexせんせいとわきゃわきゃいいながら、ゲリゲリちゃんが見れるなら、体験してみようかな~~~というのが、動機です。 ロンドンにて無事ミッション達成後(→本来の用事) 午前中から陣取りに行ってらっしゃるせんせいと合流したのが、午後1時半頃。
あのイギリス中が「Suit you, sir」「Brilliaaaaaant!」「Scotchio!」「Deviant」「Get me a coat」をはじめとするキャッチフレーズしかしゃべらなかったあの時代を生んだ「THE FAST SHOW」が ふたたびFoster'sのオンラインTVにより復活するそうです。
The Fast showについては 以前説明させていただきましたが、はい、あのジョニー・デップもお気に入りすぎて、特別出演してしまったという、あの伝説の番組でございます。
スクープ記事欲しさに、行方不明中の女の子のうちの電話を盗聴し続けた上に、校了しちゃったら「保管スペースがないから」っちゅ~て、その録音内容を消しちゃった。。。 創刊168年(? だったかな?)の歴史を持つ、News of the Worldの記者がやってたことが明るみにでました。 ここ数年にわたって暴露されてきた、News of the Worldのプライバシーや個人情報云々を無視した報道の数々でもすでに大問題なのに、これって倫理的にどーなのよって、今やイギリス中が大炎上。 まさにマグニチュード8.7くらいな勢いで、英メディア界が根底からゆさぶられております。 これをうけてNews of the Worldは今度の日曜をもってして廃刊と決定し、 警察は詳しく調査中、トップの人間はそれなりの処罰を。。。
(おっと、トロトロ原稿を書いているうちに、元News of the WorldのEditorで当時、警察に賄賂で情報収集した事実が発覚し捕まっていた、Andy Coulsonが釈放されてしまった!汗 彼は首相David CameronのCommunication chiefだったですね。おいおいおいおい……)
Is it (News of the World Closure) a synical attempt to insulate the rest of the News Corporation(→マードック帝国ですな……) to fall out over the phone-hacking? という質問に対して
Yes. Well, I do. I mean, definitely, clearly the news of the world is going out of the business anyway, We are not gonna buy it on Sunday, Advertisers are falling out of their droves, all credit to them, I think that's fantastic. All companies should be applauded. It keeps Murdoch's cost down. That's a losing company anyway, I strongly suspect, we should probably be seeing Sunday Sun, I mean I heard on the radio that someone spotted a few days ago SundaySun.com was booked as a domain name mysteriously. And I think we should see this for what it is, a very cynical managerial maneuver, which will put several hundred NOT EVIL people, there were certainly non editorial staff out of work, and has kept in particular,one woman who was the editor while Milly Dowler was being hacked, in a highly paid job.
何か気づいたらもう6月になっている・・・(汗)。そしてHugh Laurieのブルース・アルバム"Let Them Talk"は英国チャートで初登場2位。凄いですねー。ブックレットつきデラックス版はアマゾンUKでソールドアウトっすよ!早い・・・!まだ一ヶ月経ってないのに。。。ディスクユニオンのページにも好意的に紹介されてて、ヒュー様の音楽家活動は発表当初の私の想像を遥かに上回っています(笑)。いや、良いだろうとは思っていたんですが・・・本当に申し訳ございません(誰に謝罪?)。 そんなヒュー・ローリー様、明日の6月11日に52歳のお誕生日だそうで・・!平伏です(拝むなよ。笑)
まずはプロモーション動画・・・って何ですかこのラヴリーさは・・・!最初にヒューが車から出てくるシーンまでちょい見せしてくれてありがたい限りです。一番最初のシーンから感動を覚えます(笑)。カクテル・レシピもまたやってくれるんですね?ピンクのタイがいっそう眩しいです。 スティーブンが"Something about you...君があの哀れっぽい目みたいのをやるだろう・・・信じたくないだろうけど、ただそれだけで相当面白いんだよ。"と言いますと、 (おおっと本編を見て間違いに気づいたので修正!(11/26) この会話の前にStephenが”コメディについて若い人に教えるときに(笑)いつも言うんだけど、「殴るより上手く殴られる方がずっと難しいんだ」ってね。そして君は殴られるのがとても上手いんだよ”と言い、Hughが首の骨が折れるかと思った話をしてこの会話の該当部分になるわけです。それに対するHughの返答は、”俺がもし生徒達に(苦笑)教えるとしたら「頼むから俺を殴らないでくれ」っていうね”でした~。)
そしてこれまでにいくつかの断片動画が出ましたが・・そん中からちょっと載せてみます。
そもそも最初っから、このフライさんの眩しいシャツに卵のシミがついているという話(笑)。「ちょっと聞いてもいいか・・?何でそんなとこにシミがあるんだ」と突っつくヒュー様。そして「気に障ったならホントにすまないね」と言うフライさんに、"It has actually been putting me off.うん、実際かなり気に障ったっていうか・・でも大丈夫。何とかやっていこう。"と前向きに後ろ向きなコメントをこぼすヒュー様。面白いです・・・。
今年秋に発売されたステさんの自伝"The Fry Chronicles"のthe very first thingが間違っている、というヒュー様の主張。自著の危機?にとりあえず爆笑するステさん(笑)。どっちが正しいんでしょうねぇ・・・。「俺たちが最初に会ったのは、もちろん売春宿だろ・・」というヒュー様のよくわからないボケもじわじわっときます(笑)。
いっしょに住んでた時代の話。"And I imagine they were many...ていうかimagineなんかしないよな、俺は実際そこにいたんだし・・・笑"というヒュー。「俺はあんまり覚えてないんだよな・・じゃあ俺がここにいないことにしてくれ。俺が誰か他のひとってことにして・・ヴァレリー・シングルトンだってことにして君に質問するから・・・」という謎の論展開に。ステさんがヒュー様のボケとツッコミを楽しんでるのが伝わってきます。最高です(笑)。
またアイリッシュ・アイデンティティを出すのがうまかったです。ロンドンで生活する自らを’Anglo Irishman in exile'と呼び、イングリッシュに対するコンプレックスを自虐ネタ含め、展開していく。スコットランド人、ウエールズ人、アイルランド人、自分に対する誇りとイングリッシュに対する劣等感的なものが、心の根底のどこかに混在していたのですね、。今は随分変わったかもしれませんが、すくなくとも12ー3年くらい前までは、こうした感情を持つ人、多かったです。
「自分キャラ」を創り上げる過程で、Seanは、どんどん自分の好きなものを世間に知らしめていくんです。エンタメ雑誌やテレビ・ラジオ番組を通して、どんどん彼の’Irishman in Exile’な仲間の名前もでてくるように。 ある意味アイドル化されちゃってた人なんで、ファンは’Seanが好きなもの、っていう、それだけで食らいついていくわけです。(=私、なわけです(笑)
これは、音楽をネタにしたクイズ番組「NEVER MIND THE BUZZCOCKS」の放送開始前後の頃のSELECT MAGAZINEの表紙。最初のMCはマーク・ラマー、チームキャプテンの1人がSeanでした。 ポップカルチャーにものすごい影響を持つようになりますわな。
というわけでございます。
その後Sean がどうなったかというと・・・スタンダップを離れてしまうんですね。 お芝居でたり、ドラマに出たりしてましたが、ドラマ「Last Detective」あたりを境に、しずかに無活動という時期が長く続きまして・・・(あ、もちろん「NEVER MIND THE BUZZCOCKS」は降りちゃってます) それはある人との禁断の恋の結果だという噂もあったのですが、今完全にその関連情報がウィキから抹殺されているので(汗)私も口チャックです。
前回は、高緯度で発熱した相方に記事を乗っ取られたりしましたが(笑)、復活です。私の中でA Bit of Fry and Laurie祭りが開催中の今、ヒュー様Bを再び登場させて語ります。。。!
A Bit of Fry and Laurieには数々のキャラクターが登場しますが、その中でも特に話が続いたのはコレではないでしょうか。「TonyとControl」スケッチです。 冷戦時代、英国諜報機関(いわゆるシークレット・サービス)に勤めるトニー(Hugh Laurie)とその上司、コントロール(Stephen Fry)。2人は仲良しで、Tonyがいつもコーヒーを入れてあげるのがお約束。そんな彼らの会話はやったら礼儀正しく、ものすごく不自然です。でも、そのギクシャクっぷりに萌えるんですよねぇ~~。危険な職種なのに優雅すぎる2人が可愛らしくて・・・大好きです♡。 いや~、Fry and Laurieのおしゃべりは英語の新しい可能性を見せつけてくれます、ホントに。・・・英語教材にどうでしょうか?(笑)
ああ、もう最初にヒューが斜めに"ひょこっ"と登場するシーンだけで萌えます・・。そしてControl、"What can I do you for?"って!!(爆笑) そんなマジメな顔と美声で言わないでくれ~~!素敵すぎる・・。 しかも緊急の知らせなのに、"We've got quite a few important agents in Berlin, haven't we? So it might be quite urgent, I expect."とかのん気に語ってる場合では・・・。そして、結果的にかなりの危機だったとしても穏やか!(笑) そんな緊急事態にトニーの決めゼリフ、"I expect a coffee would come in welcome then."で温か~く終わるのでした。
2話。これもかなり好きな回です。
コーヒーを運ぶトニーが愛らしいです。"I thought "Why not bring Control a cup? I expect he'd welcome some coffee."という表現もいい味出てるな~。それに対して笑顔が素敵なControl、 "Why not follow him 'round a bit,"ってKGBのスパイに使う言葉では・・。しかもそのスパイ、John Lewis(ロンドンの家庭用品の百貨店)で敵と会ってたんですか・・。 今回のトニー的なまとめ、"That would be quite galling, wouldn't it?"ってフレーズはいつか言ってみたいものです。このちょっと時代がかった感じがグッときますね。
飛んでシーズン2最終話。この回はやっぱり寂しいです・・。
1990年放送のシーズン2。冷戦が終わり、東側諸国の諜報担当だったトニーはクビになってしまう、そんな最終回。トニーの"Did you, I wonder, want to talk to me as well, or was it just seeing me that was on your mind?"ってセリフがめちゃ可愛いですな~。 トニーが去った後、一人悲しみにくれるControl。コーヒーを頼むときに、"I like it the way Tony used to make it."と言うのが切ない・・・。トニー、あっさり出て行きすぎだよ!(笑)
クリップは、その「YOUNG ONES」のなかでも、超有名なエピソード「BAMBI」です。理由はもちろん、このおバカ大学vsFootlightsエリート大学のクイズ対戦で、ヒュー様Bたちがガッツリ出ているからです。司会者が, 後に大人気となる2人組「SMITH and JONES」の片割れ、Griff Rhys Jonesというのも見逃せませんね!ちなみに、大学対抗クイズ「UNIVERSITY CHALLENGE」は実在の番組であります。
これは私が現役で見たせいか、一番’萌えた’第4シリーズの一番大好きなシーンです。 Black Adder(キャプテン)が`自分の許可なしには話してはいけない’っていうもんだから、ヒュー様B扮するジョージ中尉と、もう1人のボールドリック兵は、困っちゃうわけです。yes , sirを言うにも許可がいりますから~・・
これ、国民中が見てたんです。オーバーじゃないですよ。だから次の日 'Permission to speak, sir!’っていうだけで、先生も生徒も一体化しました。ず~っといちいち喋るときに ’permission to speak, sir!'ってみんな言い合いっこですよ。授業中も。
A Bit of Fry and Laurieです。先述のStephen Fry氏とともに老若男女が見て楽しい、ウイットに富んだナンセンスネタ(すでに言葉が矛盾・・・これぞホントのナンセンス) を次々を作り出し大人気でした。この警察ネタは老若男女にもわかる。スラップスティックなのに、機知にとんでいるのがザ・エリート! です。 本当に素晴らしいです。
もう1本、UKTVコメディ時代のヒュー様Bの話になくてはならないテレビコメディがあります。それが
Jeeves and Woosterです 。 P.G Wodehouseの有名なシリーズ小説が原作。本自体は、日本でも固定客が多くて新作のたびに話題になって・・・ますよね?(汗)jeevesもですが、パターンとして知的で1枚なんでも上手なほうがstephen、道化のほうがヒュー様のほうが多いかと思われます。