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Go Johnny Go Go Go Go!! ~本物の笑いとイケメンは国境を超える~

開かずの扉状態の英語圏コメディ。しかし、「面白いヤツは人気者=カッコいい」という法則は万国共通。コメディアンにはイケメンが沢山いるのです!ここでは、日本ではほぼ知られていない‘イケメン’コメディアンを紹介します。
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今年のComic Reliefが待ちきれない!豪華芸人が英国超人気料理バトル番組「British Bake Off」に挑戦します


毎年行われるチャリティイベントComic Relief。最近なんだか「24時間テレビ!愛をうんちゃら!」みたいなノリになってきていて、好感度の高いコメディアンなんだかタレントなんだかわかんなくなってきている(元)芸人さんみたいな人が24時間コレがんばります!なんつって、何か頑張ってたりしています。

そんなComic Reliefのための目玉特番が先日発表になりました。
それは、英国のお茶の間を興奮の渦に巻き込んだケーキ作りバトル番組「Great British Bake Off」の芸人さんバージョン。(→リアリティTVです。さすがBBCはこのジャンルでもきっちりBBCらしいクオリティを出すので、ホントに感動してしまいますね(→ずっと観てました))なんと、Vic and Bob のBob Mortimer、Joe Brand, Ed Byrneが参加してるんですよ!!

http://www.digitalspy.co.uk/tv/s215/great-british-bake-off/news/a450842/great-british-bake-off-celeb-comic-relief-series-pictures-video.htmlより写真とともにレポートが届きましたので、勝手に拝借させていただきます。)
bob mortimer
© BBC / Comic Relief/Jon Cottam

bob mortimer
© BBC / Comic Relief/Tom Dymond

オレは!ボブ・モーティマーの!ケーキが!た〜〜べ〜〜〜た〜〜〜い!!

今年のComic Reliefは3月15日だそうです!

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始まってます「Not Going Out」の第5シリーズ(BBC)&「Yes?No?ワケあり男女のルームシェア」第4シリーズ(WOWOWさん)



いや~~、待ってました!BBC1にて先週より再開しました!「NOT GOING OUT
Lee Mack/リー・マックの大人気シットコム(注:Tim Vine出てます、はい出てます!汗)ですね。

第5シリーズは
ティムがリーに内緒でロックバンドを組んでいて(フロントマン)リーに内緒で、ティムの妹ルーシーを招待したんですね。でもルーシーは兄の醜態を観るはめになったら、と行く気がしないでいた。ルーシーとのやりとりでリーがそれを知ってしまい、「そんな(醜態)シーンが観れるなんて行かないわけに行かないだろう」と無理矢理ルーシーをひっぱって、行っちゃうわけですわ。
 楽屋に行ったら ナーヴァスになっているティム発見
庭でちょっと日焼けしすぎちゃった。。。と言ってるティムの顔が真オレンジで

tim vine
(あああすみません、どうしてもこの画像が欲しくてキャプチャーしてしまいました!BBCさんすみません!オルタナのオーケー画像があったら差し替えます!)

リーが開口一番「Good god Ozzy Osbourne's been Tango-ed」(=you've been Tango-edとは、これはUKのジュースTangoの定番キャッチフレーズなんですね。)

ってのにバカウケしてしまいました。

ティムがステージに立ってからの展開は、ネタばれしないようにふせておきます。
相変わらず天然ドッジー系のティムとそれをグリグリといじめるリー(でもにくめない)のコンビ芸(?)が快調と見受けました。あとリーとルーシーの距離感がますますたまらないですね。
ティムの彼女も負けず劣らずの天然ボケで、かなりオイシイ……。


そしてふとググったらば、WOWOWさんでも第4シリーズが放送中だったのですね!
1シリーズだけの差なんて、まるでアメリカの人気海外ドラマ並みだわ(♥)とウキウキしたのは私だけでしょうか。

シリーズ5も面白いので(まだ1話だけだけど!)このまま日本でも放送が続行して欲しいですね!

シリーズ5のクリップ、日本で観れるかわからないけど無理矢理貼付けます。、、、







おばあちゃんの昔話「あの頃」編第●弾☆Lee Mack 編


リクエストいただいたので、今まで独断と偏見でスルーしていたリー・マック をご紹介します。

lee-300x400.jpg

お気づきのとおり、この方、WOWOWさん放送「Yes?No?ワケあり男女のルームシェア」シリーズでおなじみ。


1995年いきなりトンとSo you think you are Funnyで優勝しちゃって、文字通り”ええ?(驚)”っていう早さで英国コメディ界で注目を浴びちゃいました。お顔も当時は

lee-mack-live-original.jpg


かなりスタイリッシュでほっそりしてて、上の写真をもっとさらに若々しくした感じで(笑)
注目せずにはいられないイケメン芸人だったですが、
私があまりハマらないOne Liner(一発ギャグ系)の芸人さんだったのと、(すいません!)
ソロショーのレビューが三ツ星だったので、
当時超ソーゼツ貧乏学生だった私は、 ”4つ星以上または一度に何人も芸人が見れるコメディクラブ・タイプのショーしかみない”と心に決めていたので、
エディンバラのリー・マックのソロショーは観てません。

が。

90年代ってのは、今だったらあり得ないメンバーが新人な時代なので、
上記の「1度に何人もの芸人が見れるコメディクラブタイプのショー」にこういうラインアップがあったですよ。それは97年か98年だったと思います。

 ノエル・フィールディング/Noel Fielding
 リー・マック/Lee Mack 
 ジュリアン・バラット/Julian Barratt

↑ これに行きました。ウソじゃなあい!行きました。

フリンジで3人それぞれ別々に持ち時間を持ち、ピン芸をやるやつです。Mighty Boosh以前ですね。JulianがPodという謎のテクノ・コメディを別の芸人とコンビを組み(今や焼け落ちた)Guilded Balloon 主催のコヤで
やってたくらい昔です。
3人ともそれぞれ注目を浴びていて、大変興味はあったけど、ソロショーまで行くほどお金とふんぎりがつかない。そんな私にピッタリの「お試し」ショーだったんですよね。

 リーはMCで、すごく歯切れよくて、面白かったです。ああ、いいじゃああん、って思ったのを憶えてます。
でもすみません、ネタまで憶えてない(汗)一方ノエルは、今もはっきり憶えていて(=「ジンジャービスケットマン」ネタ。)うわ~、この人スタンダップ、めっちゃくちゃ面白いんだ! と思った記憶があります。でも、この当時ですでにめっちゃギャルに囲まれていて、すんごいファッション・コンシャスな人でした。(ストリートファッションでしたね)

うわっ!!! YOU TUBEでそれらしきクリップを見つけてしまった!!! マジでっ?! これ、このGasってChannel 4でやってたやつ。これを再現したか、フリンジがもとでChannel 4の番組ができたかのどっちかだったと。。。



この番組、そうとう話題になってて、当時フリンジのショーの売り文句でよく”Gasでおなじみの……”って読んだんですよね。うわ~~~懐かしいなああああ!!!

そんな経緯を観ていたので、マイティ・ブーシュのラジオ版にリーが出ていたことは、すごくナチュラルに感じましたですね。
またOne Linerだったので、これまたOne Linerでものすごく注目を集めた実力派Tim Vineとの共作共演「The Sketch Show」(=こちらも以前WOWOWさんで放送されましたよね?)も納得でした。このスケッチ・ショーはスティーブ・クーガン製作なんですが、放送局が大衆エンタメをこよなく愛するITVなので、あまりエッジの効いたモノではないんですね。そんなこんなで、評判があんまりよろしくなく、すぐ終わっちゃいます。

そんなリーが、コメディおたくたちから、再び「リー・マックっていいんじゃなあああい?」って思われるようになったのが、はい「Yes?No?ワケあり男女のルームシェア」なんですね。イギリスなのに、なんだかアメリカのシットコムみたいな”洗練された都会”系な空気を作り、一発ギャグではない、キャラをしっかり作り込んだ上で繰り広げる(しかも)良質な笑いを作っていたんですね。シリーズ2でBBCが打ち切りって発表したとき、大ブーイングがかかって。長期間放置プレイされ、もうすっかり心あらたに、ソロ・ツアーはじめるぞ~!と意気込んでいたときに、いきなり、シリーズ3の話が来たっていうのは、結構有名な話です(笑)



こちらが、90年代Laddism/Loaded 世代(=というとこの人怒る 爆)のキングオブコメディ、フランク・スキナーのラジオショーにゲスト出演したとき。


あと、これ。おまけで。
はじめてスタンダップコメディをやったときのエピソードです。ほんんっっとに最初の最初のオープンマイクの話。ランカシャー、ヘイシャムにあるThe Bluecoat での話です。




一緒にいるジョン・クリーズがバカウケしてるのもツボです(爆)

最近はLee Mack's All Star Castやってて、すっかり深夜のBBCの顔でしょうかね? リピートがこないだありました。

という感じです。おそまつでしたぁ。。。(汗)

「魔術師マーリン」と「I Don't Believe It!」と毎回登場するサービスショットについて☆Merlin Series 4

こんにちは、英国時間金曜9時のチャンネル4「Derren Brown's Experiments」の第2話で号泣したwhiteanklesocksです。


チャンネルひねればイギリスのTVが観れる生活が再びはじまり3カ月。
そうなると、週末の夜は「天才!志村動物園」「世界一受けたい授業」「世界の果てまでイッテQ!」から「Harry Hill のTV Burp」と「X Factor」と「魔術師マーリン シーズン4」になるわけです。

merlin-tv-series.jpg
もちろんBBCさんからお写真はおかりしています。ええもう、ここにあるものは、全部です。


じつは、「魔術師マーリン」は仕事で第1シーズンの最初だけちょっとかじったのですが、それ以来どうにもフォロ-する余裕がなくて、過ぎちゃいました。
で、こちらにきたらば、ちょうど第4シーズンがスタートしまして。
娘の学校のお友達が観るので、とりあえず観とこう。
すっとばしてもなんとかなるだろう、と観ております。
はい、たしかになんとかなっております。

そのシーズン4ですが、相変わらずアーサーのお世話係で武道はからっきしだよ、のマーリンが、こっそり魔法を使ってアーサーを守ってます。あの美人ちゃんのモルガーナは黒魔女になってたんですね?あんなに仲よかったと思ったのに、あらあらあら。。。で、アーサーの失脚をこっそり企む叔父さんと組んであのてこのてでアーサーを狙ってます。こないだはマーリンがモルガナの術にかかっちゃって、アーサーを暗殺しようとしたりして、面白かったです。話が進行するにつれてマーリンの正体がバレそうになっていて、今かなり佳境です。
 
そんなハラハラどきどきのファンタジーアドベンチャーなはずなのですが。
一つだけ私的に緊張がゆるんじゃうところがありまして。
それが、マーリンの師匠ガイズなんですね。

merlin-season3-cast-photos-07-550x366.jpg


ご存知の方も多いかと思うのですが、このガイズ扮するリチャード・ウイルソン氏は、
One Foot In the Grave」のヴィクターでものすんごく、有名なんですね。




「One Foot In the Grave」ってのは、早期解雇により半ば強制的に隠居生活を送ることになったガンコおやじのヴィクターが近代化する社会についていけず、いつもムカムカしている、っていうBBCの超名作シットコムです。
お約束文句が「I don't believe it!]



数ある「BBCがゴールデン枠に半永久的に再放送を繰り返す」作品の一つで、
観ようと頑張らなくても、かなりの量を観てしまい、
気がつくと頭に植え付けられているというヤツです。

というわけで、「魔術師マーリン」だってのはわかっているのですが!
ガイズが登場するたびに、

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反射神経で
I dont believe it


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賢者な言葉をマーリンに語っているときも

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I DON'T BELIEVE IT!

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なんだかハラハラしないなぁ。。。(汗)私のせいなんですが。


そんな「魔術師マーリン」ですが、毎回といっていいほど、かならずアーサーの半裸でお目覚めシーンがあるんですね。これは、ファンサービスなんですか? 毎回上半身裸というのは当たり前で、たまにパンツも脱げちゃったよ、とか。(いや、写ってないですよ。ぬか喜びさせてすいません)

まるでthe Inbetweenersのサイモンみたいなお約束シーンなんで、つい笑っております。


以上、しつれいひました。。。

番外編:ロンドンで初プレミア参加体験してきました ☆「Tinker, Tailor, Soldier, Spy」。

今回は「Tinker Tailor Soldier Spy」のプレミアレポートをお届けします。
そして今回は大丈夫! ご安心ください。
必ずもってして「コメディ」が関連しています。

(豪華キャストがレッドカーペットを歩く華やかなプレミアの模様は、ぜひAlexせんせいのすばらしい記事をお読みください)


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UKエンタメのファンなら、絶対はずせない男優が「Gary Oldman/ゲイリー・オールドマン」。
ワタクシも、「Prick up your Ears」から、ず~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っとファンです。
せっかくロンドンにいる日に、「Tinker~」のプレミアがあり、Alexせんせいとわきゃわきゃいいながら、ゲリゲリちゃんが見れるなら、体験してみようかな~~~というのが、動機です。
ロンドンにて無事ミッション達成後(→本来の用事)
午前中から陣取りに行ってらっしゃるせんせいと合流したのが、午後1時半頃。

DSC03034.jpg


開始と噂されているのが17時半。

待ちました。

待っている間、だんだん、プレミアらしい状態になっていきます。

DSC03035.jpg

私が到着したときは、こんな感じで、人も少なく……

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ここにレッドカーペットが引かれるそうですが、あとかたもなく……

DSC03040.jpg

一回目のおトイレに行ったあたりくらいから、だんだん看板がはられてきて、

DSC03045.jpg

レッドカーペットの準備です。

DSC03047.jpg

1時間半前くらいになると、こんなに人が集まってました。



そして、ついに、17時半ちかく。
昔のイギリスとは違うイギリスの姿がそこに!
時間きっかりに、間に合わせようと、スーツきたお兄ちゃんも、Tバック着た姉ちゃんも、掃除機かけてる兄ちゃんも、一心不乱にあわててカーペット上のゴミをとりまくり、
無線で話すスーツのおじさんたちも挙動不審に。
するととなりの女性が「ゲイリーがディーラーたちにサインしてるわっ!」
そう、レッドカーペットのはじっこのほうで、サインをしているのは、 

DSC03057.jpg


ゲリゲリちゃん!!!


ゲリゲリちゃんは、10年ぶりの(やりたい映画の)主役ということで、レッドカーペットを歩き、みんなに熱烈な声援を受け、うれしいかったのでしょうか? 微動だにせず、一人一人にサインをしている様子。
真摯に全員にやるつもりなのでしょうか? これでは、私たちの場所に来るのは、一体いつ。。。?

いっこうにこちらに近づいてくるふうでもないゲリゲリちゃんを見ているうちに、すっかり、こちらは鼻くそをほじってボーッとしたくなるほど、リラックスモードに。
と思いきや、いきなり、かかりの人に連れられてガンガン、こっちに向かってきたのです。
ちょうど私とせんせいの向かい側のパパラッチ撮影隊に向かって、キメ写真大会になってしまいました。
つまり、ゲリゲリちゃんは私たちに背中とお尻を向けてる状態です。
一般人へのサインは休止。

DSC03064.jpg


かかりの人に「時間がありません!」と言われているようで、周囲の「ゲイリー」コールに「あとで来るから待っててね」ポーズをしてくれます。

その後、ゲリゲリちゃんは、映像撮影隊のいるエリアへ連れていかれ、さらに一般人との距離が離れます。


ああ、、、と思っていたところ、私の右一人とんでとなりの男の人が、いきなり

「ろっじゃ~~~!!!ロジャー!! ロジャー!!」


と連呼しだしたんです。
彼が見てる方向を見ると、遠くのほうに、一般人に心よくサインしているおじさんがいて。

DSC03060.jpg


ロジャー? そんな人いたっけ?と小首をかしげるAlex せんせい。
主な出演者にロジャーという名前の俳優さんはいないとのこと。

でも、男の人はたしかに
「ロジャー!!!ロッジャー、ろじゃー!!!!!!」

しかも、その声が飛び火してあっちでもこっちでも
「ロジャーっ!! ロッジャー!!!!!!!!」

とにかくこのロジャーっておじさん、とっても人気なんだな~~、と思って、近づくのをみてたら、


あああああああ!!!

ろじゃ~~~~~~~~~!!!!

DSC03062.jpg


そう!!! あの「Only Fools and Horses」の ロジャーだったんです!!!!!

only_fools_and_horses_trigger.jpg

(Only Fools and Horsesは、こちらの記事こちらなどをどうぞ)


あわてたのはかくゆう私です。
今までニコラス・リンドハーストも、デヴィッド・ジェイソンも、お芝居を見ることでナマ体験してきたのです。
こんなところで、ロジャーまでナマ体験できるとはっ!!!

ロジャーっ!!!!

私も小声で叫びました。
できれば、みんながやってるみたいに、ロジャーと握手したりロジャーと写真とってみたいよ。。。

ロジャーっ。。。。。

でも、ロジャーもやはり、途中でかかりの人に催促され、パパラッチ隊の前へ、そしてテレビ隊の前へ。
そのまま入っていってしまいました(号泣)

となりのとなりの男の人も、ものすごく悔しがっていてSPみたいな人に
「お願いだから、ここにサインしてもらってきて。
この写真、ニコラスリンドハーストも、ディヴィッドジェイソンも、みんなサインしてもらってるんだ、
ロジャーが最後のmissing pieceミッシング・ピースなんだよ!!! お願いだよ!!!」と懇願。

個人的に心打たれるセリフでしたが、SPの人は、心を動かされるわけもありません。
かわいそうに、この男の人は最後の1ピースをもらうことはできなかったのです。。。


さて、そんなしているうちに、カンバーバッチさんとか来て。

DSC03080.jpg


他にも見れるかな、と思ってたのですが、飛行機の時間になっちゃったので、途中で退散しました。


しつこいようですが、正式なプレミアのレポートはAlex せんせいの記事をご覧下さい。

90年代人気コメディが続々復活! 今度はFAST SHOW だっ!☆Foster's


青春を90年代で過ごした方、大フィーバーです。

あのイギリス中が「Suit you, sir」「Brilliaaaaaant!」「Scotchio!」「Deviant」「Get me a coat」をはじめとするキャッチフレーズしかしゃべらなかったあの時代を生んだ「THE FAST SHOW」
ふたたびFoster'sのオンラインTVにより復活するそうです。





The Fast showについては 以前説明させていただきましたが、はい、あのジョニー・デップもお気に入りすぎて、特別出演してしまったという、あの伝説の番組でございます。

くわしい記事は こちら



チャーリー・ヒグソンの話ですと。
“We will not be doing any new characters on the new project…we decided to stick to old favourites,” だとか。

ということは、Ralph and Tedが戻ってくる!
「Get me a coat」のオヤジも、「Suit you sir」の店員x2も、耳の悪いスタントマンも、Eco-Warriorも、あの子どもとのゲームに躍起になるお父さんも、みんなみんな戻ってくる!!

アラン・パートリッジのときくらい、心がときめいとるワタクシです。
(今だにどのキャラもどのキャッチフレーズもクッキリ憶えている
自分でびびりました!)


では、ここで 大好きなRalph and Tedをどうぞ。








スティーブン・フライとヒュー・ローリー的「ルパード・マードックのいない世界」☆a Bit of Fry & Laurie


こんなのあったの思い出しました。。。


 



 「a bit of Fry and Laurie」から。
 しゃれたテイストの、毒があっちこちからダダもれしているスケッチです。冒頭は個人的にオーソン・ウエールズの「市民ケーン」を彷彿とさせました……。いや、ネタはぜんぜん、関係ないですが。


 続きを読む、でネタばれしてます。ご注意ください。







ヒュー(グラント)様かっこいい! いつもの皮肉トークが絶好調☆Hugh Grant in Question Time


・・・強烈な皮肉とドをすぎたブラックユーモアはリアルな世界じゃいただけないということをまざまざと知る時間がやってまいりました。

Phone Hacking Scandal。


スクープ記事欲しさに、行方不明中の女の子のうちの電話を盗聴し続けた上に、校了しちゃったら「保管スペースがないから」っちゅ~て、その録音内容を消しちゃった。。。
創刊168年(? だったかな?)の歴史を持つ、News of the Worldの記者がやってたことが明るみにでました。
ここ数年にわたって暴露されてきた、News of the Worldのプライバシーや個人情報云々を無視した報道の数々でもすでに大問題なのに、これって倫理的にどーなのよって、今やイギリス中が大炎上。
まさにマグニチュード8.7くらいな勢いで、英メディア界が根底からゆさぶられております。
これをうけてNews of the Worldは今度の日曜をもってして廃刊と決定し、
警察は詳しく調査中、トップの人間はそれなりの処罰を。。。

となればいいのですが、

この新聞はルパート・マードック帝国のものなため、底は底なしで、まっくろけっけ。
マードックと政治家たちの癒着がガッツリ強いため、
この一件の諸悪の根源は、一掃できないんじゃないかと、懸念する人も多いです。
その証拠に、この新聞の廃刊と同時か直前に、いかにも新しく創刊されそうな匂いがぷんぷんする新聞Sunday Sunというネーミングのドメインが取得されたというのです。。。
発覚後にマードック氏とミーティングをしたという現労働党党首のEd Millibandも何も言わなかったとか。

(おっと、トロトロ原稿を書いているうちに、元News of the WorldのEditorで当時、警察に賄賂で情報収集した事実が発覚し捕まっていた、Andy Coulsonが釈放されてしまった!汗 彼は首相David CameronのCommunication chiefだったですね。おいおいおいおい……)

この一連の事件に関する記事は、とりあえず、BBC などをどうぞ……。(



そんななか、国民の大好きなBBCディスカッション番組「Question Time」にて、早々にこのトピックがとりあげられました。政治家や元News of the Worldの記者など、お固い文化人にまじって、なんとヒュー・グラント様が!


ヒューク#12441;ラント
(C BBC 様です。)


英国で一、二、を争うタブロイドの犠牲者ですから、ある意味非常に納得(爆)
自らの経験と、広報を雇わずどんなインタビューもこなしてきた百選錬磨のトーク技が炸裂していておりました。
首相や党首を臆病ものよばわりし、マードックとガッツリ組んでる体制になっている政治が、メディアの権力者にそれなりの処分を与えないこと。
その一方で、正義の味方になろうとする政治家たちがいかにして、ねじ伏せられた状況になっているかについての理解も示す。
 ヒュー様はタブロイドを野放しにしておくことに猛反対してました。「表現の自由」を盾に、何でも正当化しやりたい放題させず、規制をするべきだ、と。
テレビやタブロイドでない新聞紙は、そうした制限のなかでちゃんといいものを作っているじゃないか、と。
 
BBCでちょっとだけ上がっているので、ぜひご欄下さい

こちらも同じ内容ですが、埋め込みできたので、埋め込んどきます……。



Is it (News of the World Closure) a synical attempt to insulate the rest of the News Corporation(→マードック帝国ですな……) to fall out over the phone-hacking?
という質問に対して

Yes.
Well, I do. I mean, definitely, clearly the news of the world is going out of the business anyway, We are not gonna buy it on Sunday, Advertisers are falling out of their droves, all credit to them, I think that's fantastic. All companies should be applauded.
It keeps Murdoch's cost down. That's a losing company anyway,
I strongly suspect, we should probably be seeing Sunday Sun, I mean I heard on the radio that someone spotted a few days ago SundaySun.com was booked as a domain name mysteriously.
And I think we should see this for what it is, a very cynical managerial maneuver, which will put several hundred NOT EVIL people, there were certainly non editorial staff out of work, and has kept in particular,one woman who was the editor while Milly Dowler was being hacked, in a highly paid job.




HOUSEシーズン5発売・待ち受け画像もらえます

何か気づいたらもう6月になっている・・・(汗)。そしてHugh Laurieのブルース・アルバム"Let Them Talk"は英国チャートで初登場2位。凄いですねー。ブックレットつきデラックス版はアマゾンUKでソールドアウトっすよ!早い・・・!まだ一ヶ月経ってないのに。。。ディスクユニオンのページにも好意的に紹介されてて、ヒュー様の音楽家活動は発表当初の私の想像を遥かに上回っています(笑)。いや、良いだろうとは思っていたんですが・・・本当に申し訳ございません(誰に謝罪?)。
そんなヒュー・ローリー様、明日の6月11日に52歳のお誕生日だそうで・・!平伏です(拝むなよ。笑)

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本ブログでも時々登場する芸人さん、デイヴ・ゴーマンDave GormanのAbsolute Radioでのラジオ番組:"Dave Gorman Show"には毎週の芸能情報をネタにしながら、高速で(笑)紹介する"Ward's Weekly Word"というコーナーがあります。

podcasts_new_DAVEGORMAN.jpg
ポッドキャスト配信中。リスナーのネタ投稿がいつもじわっと面白いです。

そこでもヒュー様のアルバムについて言及されていたのですが、普段わりと毒舌なこのコーナーも、
ヒュー様があまりにつっこみ所がなさすぎるのか「ヒュー・ローリーがアルバムを出した。しかし何も言うことがない」ってな感じであんまりコメントしてませんでした。うん・・・ここまで働いているヒュー様に言える事といったら「HOUSEシーズン8終わったら英国帰ってきてプリーズ」くらいなんじゃ・・(笑)。

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日本でもDr.Houseシーズン5のDVDがこのたび発売(アマゾンリンク)。
house5.jpg
おもむろに脳をつかんでます(笑)

発売記念にこちらこちらで着ボイス・待ち受け画像を無料で配信しています~。待ち受け画像ではs5表紙の「脳をつかむハウス先生」「心臓(ほやに酷似)をつかむ先生」「『俺は礼儀正しくはなれない』というテロップ付きで二の腕がいい感じな先生」が今のところ貰えるようです。

着ボイスのお薦めは「メールだぞ。お前にも友達がいたんだな?」と言ってもらえるやつですかね。。しょっぱい感じが(笑)。「あんたに言われたないわ!」と言い返しながら携帯を開きましょう(スマホ隆盛のこのご時世ではもう携帯を「開く」とか言わないのかも知れないっすけどね・・・汗)

ヒュー様ファンにグッドニュース!:ヒュー様が初のブルース・ライブを行うんですって!!


**コアなファンの方はもうご存知かもしれないですが、ワタクシ今知ったので、あわててアップしてます**

それでも世界は回る~回る。茨城産ほうれん草で元気いっぱいのお味噌汁を飲みながら
朝イチで情報チェックするときも、日本の震災情報以外に注意が行くようになってきたワタクシにまいこんできたガーディアン紙からの朗報

御年51歳(えええっ汗)ダンディ・オーラで世界中の女子を悩殺するヒュー様 ことヒュー・ローリーが、なああああんと! 初のライブをやるらしいっす!

ヒュー様
Hugh Laurie and his New Orleans blues project. ガーディアン/the guardian です。

ゲストはもちろんスティーブン・フライ!!! どおおおおおお。


イギリス時間の23日 16時より、ガーディアンのウェブサイトで、昨年9月に発表されたデビューアルバムからの3曲をライブ披露してくれるらしいです!

んでもって、5月のチェルトナム・ジャズ・フェスティバル、ロンドンでのライブも予定されているとか。
詳しい情報はゲット次第、随時お伝えしていきたいと思います~。

。。。さあ、みんな、ロンドンへ行こう!(爆)

Red Dwarf ファンの方、いますか~?☆春休みはスコットランドへ、れっつごー!(爆)

まだまだ寒い日が続くなか、ふと気付けば日付は2月も後半。。。春の予感、そして春休みの予感ですね!
まだ旅行の計画を立て中の海外コメディファンの皆様、いっそのこと、

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MAGNERS GLASGOW INTERNATIONAL COMEDY FESTIVAL!

へ足を運んではいかがでしょう? 
足を運ぶエリアさえ間違えなければインターナショナルで、観光客にフレンドリーな華やかな街! マッキントッシュのデザイン建築物なんかちょっとみちゃったりしながら、大笑いしてみてはいかがですか?

こちら、まだ始まって歴史の浅いお笑いフェスなんですが、
完全にエディンバラ・フリンジ・フェスティバルを意識した、”オマエんとこにこなかった、コイツらブッキングしてるぜ!”系なすんごいラインアップで、ワタクシ毎年この時期、なんども地団駄踏んでます。
ショーの数もハコの数も年々増えて今年はなんと!

400 shows. 51 venues. 25 days

なかでも、あの!米国出身、過激トークでガッツリ笑わせるDOUG STANHOPE
マジックと罵倒トークでTV界のつまはじき&カルト的人気を呼ぶJERRY SADOWITZ
そして

06.04.2001 Ed Byrne CLYDE AUD
エディンバラは1年おきのくせに、こちらでは毎年!顔を出す、ワタクシの超!!!お気に入りED BYRNE

さらに! 

norman_lovett_header_20110216231440.jpg
RED DWARFでおなじみのNORMAN LOVETTがひさびさのライブを行うんですわ。

あら! SNLファンの方にはおなじみの、RICH HALLも!

みんな、エディンバラでは観れなかったものばっかり。。。
夏のお盆時期に頑張って高いお金を出してエディンバラに行く意味が・・・かなり真剣に問われます(汗)

ではみなさま、先日ご紹介したChortle Comedy Awardsかなんかでもご参考に、ぜひ前向きに(!)ご旅行の計画をご検討ください。

ブラックアダーの世紀末:Blackadder Goes Back and Forth

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Blackadder Back and Forth(1999)

おっ今日はBurns Nightだと気づき、図らずも”蛍の光(Auld Lang Syne)”を歌うDavid Tennantの映像を見てしまいました。いや、偶然だったんですけど(笑)。(ここに来る方はもう見てらっしゃると思いますが..これの5:30あたりです)

Blackadder本編のオマケとして作られ、完全にそれとして扱われているこの作品。ずっと見てみたかったんですが、遂にお目にかかれました。うちの相方さんすら見たことないらしいですが、愛すべき短編でしたよ。ユーチューブにもアップされてます。見てない方は、ネタバレ注意です。

blackadderbf26.jpg
画像は偉大なるhughlaurie.net様からお借りしました。笑

1999年の大晦日、ブラックアダー卿のお屋敷に集った友人たち。シリーズ本編での主要な登場人物が集合します:(敬称つけたい気もしますが省略)Stephen Fry、 Hugh Laurie、Tim McInnerny、and Miranda Richardsonですね。全然関係ないですが、この映画の何に驚いたって、メイキング画像に一瞬映ったヒュー様の上腕二頭筋の太さに驚愕しました。何なんですか、あれは・・・?(笑)
現世での彼らは(もちろんブラックアダー以外)何の事件にも巻き込まれないので、同窓会のような感じです。

タイムマシンを作成したと大法螺をこいて、友人たちから金をせしめようとするブラックアダー。しかしレオナルドの製図からBaldrickが作り上げたというこのマシン、ダ・ヴィンチとBaldrickが非文字文化という所で通じ合ってしまったのか(笑)、ほんとに動くタイムマシンになってしまいました...しかも時間を指定するマシンがfruit machineというかスロットの絵文字だったので、帰る方法も不明。というわけで、あらかじめインチキの歴史的証拠を見せる気まんまんだったBlackadderの予想に反し、Baldrickと2人で危険な旅に出ることに。

blackaddertwo.jpg
(C)BBCです!
*このブラックアダーのサイト(http://www.bbc.co.uk/comedy/blackadder/)、イカした壁紙がもらえるんですねぇ。ブラックアダーの"Fortune vomits on my eiderdown once more."と書いてあるのを頂いてきました)

シーズン2のエリザベス朝時代(上画像)に舞い降り、女王にご先祖様と間違えられてうっかり処刑されそうになるブラックアダー。メルチェットは相変わらず女王にぼろくそに言われてました(笑)。さっさか逃げようという道中、廊下でぶつかったのが若かりし頃のシェイクスピア(コリン・ファース)。今話題のコリン・ファースの使われ方も最高ですし、笑えたのが”この先400年の生徒達の苦しみの分”だと言ってブラックアダーがShakespeareをとりあえず殴っとくところですかね。しかも”これはケネス・ブラナーの4時間長のハムレットの分じゃ!”と言い残してもう一発ボコ殴りしてました・・・うん・・(笑)。

(長いので一度畳みます・・)

番外編:さようならレスリー(号泣)この世に笑いをありがとう

 
 「英国」とか「イケメン」にこだわっている場合じゃない、事態が発生してしまいました。。。(涙)
 もうさんざん、世界中で報道されているので、みなさまご存知とは思いますが、Leslie Nielsen氏が、召されてしまいました。享年84歳。

じつは私がニールセン氏を知ったのは、明石家さんまさんにハマっていた遠い昔の「心はロンリー、きもちは……」シリーズからです。このドラマはニールセン氏のPolice Squadからインスパイアされている、ときいて、naked Gunを見たんですよ。・・・おお、これが本場か! と衝撃を受けました。感覚で笑うのではなく、笑いの探求をする面白さを教えてくれました。

 もちろんですが、多くの英コメディ関係者も”ご冥福を祈っ”ておるわけで、
ここでは エドガー・ライト氏のツイート情報による、彼のお気に入りニールセンクリップ3本だてで、締めたいと思います。私が最初クリックしたときは、3000ちょっとのヒット数だったのですが、今もう15万というクリップがありますね・・・。エドガーのフォロワーがみなクリックしたのでしょーか?(笑)
edgar.jpg

ワタクシも、これにかえて、ニールセン氏のご冥福をお祈りしたいと思います・・・。





Fry & Laurie Reunited!

(本ブログのヒュー様およびFry & Laurie関連記事はカテゴリー”昔ブイブイいわしてた芸人”内にちらばっております~)

来る24日、G.O.L.D.で放送されるフライ&ローリー30周年番組。公式サイトでもスニペット動画やギャラリーが見られるようになり、あぁ・・・だん!だん!(←悶えてデスクを叩く音)と全貌が見えてきていますね!
公式ではクイズもできるようになってます。フライ・クイズが10問、ローリー・クイズが15問だったかな・・。全問正解しても商品はありませんが、密やかな自己満足に浸れると思われます(笑)。私もやってみましたが、どっちも1問間違いでしたね・・・一応及第でしょうか。見直しをしていないのでどこを間違えたのか分かりません(ダメ生徒)。


まずはプロモーション動画・・・って何ですかこのラヴリーさは・・・!最初にヒューが車から出てくるシーンまでちょい見せしてくれてありがたい限りです。一番最初のシーンから感動を覚えます(笑)。カクテル・レシピもまたやってくれるんですね?ピンクのタイがいっそう眩しいです。
スティーブンが"Something about you...君があの哀れっぽい目みたいのをやるだろう・・・信じたくないだろうけど、ただそれだけで相当面白いんだよ。"と言いますと、
(おおっと本編を見て間違いに気づいたので修正!(11/26) この会話の前にStephenが”コメディについて若い人に教えるときに(笑)いつも言うんだけど、「殴るより上手く殴られる方がずっと難しいんだ」ってね。そして君は殴られるのがとても上手いんだよ”と言い、Hughが首の骨が折れるかと思った話をしてこの会話の該当部分になるわけです。それに対するHughの返答は、”俺がもし生徒達に(苦笑)教えるとしたら「頼むから俺を殴らないでくれ」っていうね”でした~。)

そしてこれまでにいくつかの断片動画が出ましたが・・そん中からちょっと載せてみます。


そもそも最初っから、このフライさんの眩しいシャツに卵のシミがついているという話(笑)。「ちょっと聞いてもいいか・・?何でそんなとこにシミがあるんだ」と突っつくヒュー様。そして「気に障ったならホントにすまないね」と言うフライさんに、"It has actually been putting me off.うん、実際かなり気に障ったっていうか・・でも大丈夫。何とかやっていこう。"と前向きに後ろ向きなコメントをこぼすヒュー様。面白いです・・・。


今年秋に発売されたステさんの自伝"The Fry Chronicles"のthe very first thingが間違っている、というヒュー様の主張。自著の危機?にとりあえず爆笑するステさん(笑)。どっちが正しいんでしょうねぇ・・・。「俺たちが最初に会ったのは、もちろん売春宿だろ・・」というヒュー様のよくわからないボケもじわじわっときます(笑)。


いっしょに住んでた時代の話。"And I imagine they were many...ていうかimagineなんかしないよな、俺は実際そこにいたんだし・・・笑"というヒュー。「俺はあんまり覚えてないんだよな・・じゃあ俺がここにいないことにしてくれ。俺が誰か他のひとってことにして・・ヴァレリー・シングルトンだってことにして君に質問するから・・・」という謎の論展開に。ステさんがヒュー様のボケとツッコミを楽しんでるのが伝わってきます。最高です(笑)。

BBC 2 [WHITES] 日本上陸アリな作品だと思います!

 コンスタントにイイモノを作るBBC。
先週火曜日28日からBBC 2より、シットコム、「WHITES」が始まりました...

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BBCからお借りしてますよ~・・・マルc、BBC!

これは、いわゆるレストランの裏側を描いた物語。セレブシェフになりたくてしょうがないホワイト・シェフを中心に、このシェフに振り回されてばかりのスーシェフ、うだつのあがらない弟子、2年でスーシェフになるとか野心バリバリの新人、KYで不思議ちゃんのウエイトレス、そしてすべてをため息まじりに傍観するフロアマネージャーがおりなすウィットとアイロニーにとんだ人間模様です。プロットがかなりベタ。でも各キャラの面白みややりとりでの細かい技に凝ってます。




 フォーマット自体は、マジで、日本でもなじみの深い「コメディドラマ」ちっくです。
NHK放送→NHKエンタープライズよりDVD発売のルートが容易に想像できます! NHKさん、ゴーゴー!

さらに~、出演者が豪華です。

ペンを執るのが、「Peep Show 俺たち妄想族」で、主役2人よりもカルト的人気があるんじゃないの? と思っているsuper hansこと、Matt King/マット・キング。制作裏側Vがアップされてますので、どうぞ。



シェフ役が、90年代ブイブイいわしていたAlan Davis です。
alandavis.jpg

若者たちのリーダー的存在として一時期君臨してました。
(ブレイクする前は先日お話したSean Hughesの全国ツアーの前座とかやってたんですよ。そのころはknob jokes /dick jokesが得意でした・・・)

彼こそ、チャンネル4での「one for the road」 でドラマデビューし、そしてBBCの探偵シリーズ「jonathan creek」でウケちゃっていらい、まったくもってスタンダップから離れてしまった人物。たしか一回カンバックを試みたものの、さんざん叩かれて、完全にコメディ俳優業一本絞りになっちゃった人です。
あ、ステ様(stephen fry)のファンの方は「QI」でご存知ではないでしょうかね、この顔。。。
いや、昔はくりくり髪で結構イケメンコメディアンとして、ブイブイいわしてたんですよ。
「アブ・ファブ」こと、absolutely fabulousに出演していたジュリア・サワーラちゃんと長年つきあってたんですが、自分のブイブイいわしてたのにうわまわるほど、ジュリアちゃんがブイブイいわす女性だったみたいで、今は別の女性とハッピーエンド。。。のはずです(汗)

さらに、レストランマネジャー役があの「IT Crowd ハイっ!こちらIT課」のkatherine parkinsonです。
これはファンは、必見ですね!
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(2009/03/31)
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ほかにも、不思議ちゃん役kikiは、「Peep Showぼくらは妄想族」の後半シーズンから、マークと意味深な関係になってくるDobyに扮するIsy Suttie。 イギリス人のかわいい顔系で、この手のキャラがでてきて、うれしいですね。


ほかにも、おおっ? っとなる俳優さんたちがでてますが、日本未上陸ですし、今日はこのへんで・・
というわけで、このシッコム、何かお伝えしたい情報ができましたら、またアップしますです~。









雑誌廃刊発覚につき、英国コメディ・オタク的お宝記事をアップします(爆)

先日、Sean Hughesをご紹介した際に、Select Magazineの記事の見開きを、おそるおそるアップしたところ、(爆)雑誌が廃刊していることを教えてもらい・・・(dikokuさんありがとうございます。)

もう著作権なんて気にしなくてよさそう?!ということで、堂々と、全記事あっぷろーどします。
(営利目的ではないので、勘弁してくださ~~~~~い。)

ちなみに、これは、IT Crowdのクリエイター2人が、出世作であるボケ街道まっしぐらのシットコム「FATHER TED」を世に送り出す前の記事。The Divine Comedyのセカンド・アルバムが出る前の記事です。(刊行日があいかわらずわからずすみません)
彼らがみな、今後注目のアイルランド発クリエイター/アーティストギャングとして紹介されてます~。


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90年代英国コメディに欠かせない芸人たち  その1:Sean Hughes

リクエストにおこたえして、あまりに思い入れが強過ぎて、
ずっとパンドラの箱状態だった芸人さんたちを紹介する覚悟を決めました。。。

~警告~
***かなり固い話になります。昔にご興味のない方は、この記事、すっとばしちゃってください。すいません***


以前、モンティ・パイソンから(Mr.Beanと変化球入って)リトル・ブリテンという、ある意味空白だらけの、日本における英国コメディ浸透状況を少しでも改善すべく、ヒュー様Bやその仲間たち、そして80年代オルタナ・コメディの旗手Rik Mayall様についてお話してきました。今回は90年代初頭のお話です。

80年代終わりから90年代はじめ、イギリスのロック・シーンではストーン・ローゼズの登場によりそれまでステージを境にパフォーマーと客の間にあった線が薄らぎ、すべてが1つの融合体となるという、新たな現象が起きた、というのはあちこちで言われています。

それと同じような現象が、じつはイギリスのコメディシーンでも起きていたんですね。それまでおちょくる対象と、客の間には一本の線があった。'laugh at'な笑いだったんです。それがこの時期を境に、おちょくる対象やネタが自分や自分のよく知る人間に当てはまる‘laugh with’という’共感’の笑いに変化します。

comedy is (new)rockn' rollと呼ばれる時代の到来です。

こうしたスタイルの笑いで人気を馳せる若手スタンダップ・コメディアンが次々登場し、人気ミュージシャンのように全国ライブツアーを行い、女性にキャーキャー言われ、グルーピーがつき、もう~やりたい放題?!(いや実状しりません)、ミュージシャンのようなPOP ICONになっちゃえる時代。
NMEやMelody Makerで表紙になったり特集される。
ファッション誌を飾る。
女性誌の人気投票の上位に食い込む。

mary_whitehouse_experience.jpghttp://www.comedy.co.uk/guide/tv/mary_whitehouse_experience/detailsより画像をお借りしました・・・
個人的に、この一連のトレンドの火付け役となったのは、90年代の英コメディ界の’Fab 4’であるMary Whitehouse Experience だと信じています。とくにjohn & paul的存在だったRob NewmanとDavid Baddiel氏(とくに後者)は私にとっても、永遠のアイドルでございます。

本来ならば、彼らについて書くべきところですが、独断と偏見で次回まわしです。
今回は、この時代にトップに躍り出たSean Hughesです。

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http://www.autographcollection.co.uk/sean-hughes-autograph-signed-photo-340-p.asp


ダブリンで生まれ育ち、80年代終わり頃からコメディクラブで注目を集めはじめ、90年、25歳でエディンバラのフリンジで大賞受賞。たしか史上最年少受賞、と騒がれたのを記憶しております。、


その受賞時のネタを収めたもの。トーゼンのことながら、VHSのみですね。これを持ってる自分に直面したくない「時間」を感じます。。。


自分の家族や生い立ち、日常の些細なことに着眼し、ものすごくシャープでダークなツッコミを入れる。厳格なカトリック教徒の父親のもと、生まれ育ったというルーツがあるため、宗教や政治への痛烈な風刺にも繋がっていました。いまではそれほど珍しいスタイルの笑いでもありませんが、当時は非常に新鮮なものとして賞賛されました。

またアイリッシュ・アイデンティティを出すのがうまかったです。ロンドンで生活する自らを’Anglo Irishman in exile'と呼び、イングリッシュに対するコンプレックスを自虐ネタ含め、展開していく。スコットランド人、ウエールズ人、アイルランド人、自分に対する誇りとイングリッシュに対する劣等感的なものが、心の根底のどこかに混在していたのですね、。今は随分変わったかもしれませんが、すくなくとも12ー3年くらい前までは、こうした感情を持つ人、多かったです。

細身の5ft 11、黒髪のイケメン。
’はぐれもの’的、大人になっても少年の心を持つというイメージ。
これが、女性のハートを鷲掴みすると同時に、男性からも共感を得て、ちょっとしたブームでした。グッズやパンフも売られちゃって。私、Tシャツ3枚もってましたし。
人気アーティストをモデルにしたマーケティング戦略を展開したマネージメントサイドに敬礼!です。



これChannel 4で初冠だった番組です。「seanキャラ」を作ったSeanが展開するシットコムでした。スタジオセットは自分の家のなか、という設定。お安いし在庫ありなので、騙されたと思ってワンクリック、いかがですか(笑)

1話分だけフルエピソードを見つけました。お試しください!



「自分キャラ」を創り上げる過程で、Seanは、どんどん自分の好きなものを世間に知らしめていくんです。エンタメ雑誌やテレビ・ラジオ番組を通して、どんどん彼の’Irishman in Exile’な仲間の名前もでてくるように。
ある意味アイドル化されちゃってた人なんで、ファンは’Seanが好きなもの、っていう、それだけで食らいついていくわけです。(=私、なわけです(笑)

sean 1 ツアーのパンフに、ガッツリ自分の好きなものを並べ立てております。。。ここで、知らない、きいたことないものは、全部! テをつけました。さすがにこのころは知らないことが多過ぎるトシゴロでしたので、すごくお勉強になりましたね。**私がTHE DIVINE COMEDYの音楽にはまったのもここからです。**

untouchable 1CCI00004.jpg

これはSELECT MAGAZINE(すいません。発行日がわかりません。が!「FATHER TED」が放送される以前の記事です。)
・・・クリックすると判明しますが、「FATHER TED」が出世作の「IT CROWD」のクリエイターX2、「FATHER TED」のメインキャスト、そしてまだほとんど知られていなかったTHE DIVINE COMEDYなど・・・という今となってはすんごい人たちが、sean のギャング的に紹介されています。

lamarr and hughes

これは、音楽をネタにしたクイズ番組「NEVER MIND THE BUZZCOCKS」の放送開始前後の頃のSELECT MAGAZINEの表紙。最初のMCはマーク・ラマー、チームキャプテンの1人がSeanでした。
ポップカルチャーにものすごい影響を持つようになりますわな。


というわけでございます。

その後Sean がどうなったかというと・・・スタンダップを離れてしまうんですね。
お芝居でたり、ドラマに出たりしてましたが、ドラマ「Last Detective」あたりを境に、しずかに無活動という時期が長く続きまして・・・(あ、もちろん「NEVER MIND THE BUZZCOCKS」は降りちゃってます)
それはある人との禁断の恋の結果だという噂もあったのですが、今完全にその関連情報がウィキから抹殺されているので(汗)私も口チャックです。


07年から再びスタンダップに戻ってきました。約10年ぶりです。長くこの世界を離れてた芸人がカムバックするのって、すごく大変で、最初はさんざん各批評家に叩かれましたが、以前の感覚を1年後には戻し、コンスタントに定評のあるライブ活動をつづけてます。
今年の秋もツアー中。 
けっこうSeanは’Die Young'な哲学の持ち主なので、未見の方で、お笑いオタクの方、この世からいなくなる前に、一度お試しいただければ幸いです。

最後に・・・
最近の画像がでてきちゃうので、万が一興味が湧いても、検索は控えめにおねがいします・・・
Morrissey やAxl Roseが好きだった人なら、この気持ちがわかってもらえると思います(爆)


(whiteanklesocks)

ヒュー様BのDVD付き! 「AERA ENGLISH」10月号買ってください~!!

宣伝させてくださあい。

8月23日発売号の「AERA ENGLISH」は、
ヒュー様Bのダンディーな魅力が存分に楽しめる51OPX7BEHSS350.jpg「Dr.ハウス」シーズン4の第1話を収録したDVD付録つき! シーズン4のDVDは8月25日発売なのに、雑誌を買うだけで、シーズン4第1話のヒュー様Bを2日も早く自分のものにしてしまえますっ! 
しかも2頁も使ってばっちり解説してます。ヒュー様Bの魅力が満載!
買ってください~。どうかよろしくお願いします~~~~~。

あ、そうだ。
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の第1話も収録されてますので、非常にお得だと思います・・・。


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(表紙は日本のダンディの代名詞「渡辺健」さんです=「インセプション」よかったですねっ!)


ヒュー様とステ様への萌えが(まだ)止まりません・・A Bit of Fry & Laurie

 前回は、高緯度で発熱した相方に記事を乗っ取られたりしましたが(笑)、復活です。私の中でA Bit of Fry and Laurie祭りが開催中の今、ヒュー様Bを再び登場させて語ります。。。!

 A Bit of Fry and Laurieには数々のキャラクターが登場しますが、その中でも特に話が続いたのはコレではないでしょうか。「TonyとControl」スケッチです。
 冷戦時代、英国諜報機関(いわゆるシークレット・サービス)に勤めるトニー(Hugh Laurie)とその上司、コントロール(Stephen Fry)。2人は仲良しで、Tonyがいつもコーヒーを入れてあげるのがお約束。そんな彼らの会話はやったら礼儀正しく、ものすごく不自然です。でも、そのギクシャクっぷりに萌えるんですよねぇ~~。危険な職種なのに優雅すぎる2人が可愛らしくて・・・大好きです♡。
いや~、Fry and Laurieのおしゃべりは英語の新しい可能性を見せつけてくれます、ホントに。・・・英語教材にどうでしょうか?(笑)

Controlってのは「スパイのボス」って意味なんですが、奥さんがMrs. Controlなのは・・・名字?

初登場の回。スクリプトはこちらのサイトにあります。

ああ、もう最初にヒューが斜めに"ひょこっ"と登場するシーンだけで萌えます・・。そしてControl、"What can I do you for?"って!!(爆笑) そんなマジメな顔と美声で言わないでくれ~~!素敵すぎる・・。 
しかも緊急の知らせなのに、"We've got quite a few important agents in Berlin, haven't we? So it might be quite urgent, I expect."とかのん気に語ってる場合では・・・。そして、結果的にかなりの危機だったとしても穏やか!(笑) そんな緊急事態にトニーの決めゼリフ、"I expect a coffee would come in welcome then."で温か~く終わるのでした。

2話。これもかなり好きな回です。

コーヒーを運ぶトニーが愛らしいです。"I thought "Why not bring Control a cup? I expect he'd welcome some coffee."という表現もいい味出てるな~。それに対して笑顔が素敵なControl、
"Why not follow him 'round a bit,"ってKGBのスパイに使う言葉では・・。しかもそのスパイ、John Lewis(ロンドンの家庭用品の百貨店)で敵と会ってたんですか・・。
今回のトニー的なまとめ、"That would be quite galling, wouldn't it?"ってフレーズはいつか言ってみたいものです。このちょっと時代がかった感じがグッときますね。

飛んでシーズン2最終話。この回はやっぱり寂しいです・・。

1990年放送のシーズン2。冷戦が終わり、東側諸国の諜報担当だったトニーはクビになってしまう、そんな最終回。トニーの"Did you, I wonder, want to talk to me as well, or was it just seeing me that was on your mind?"ってセリフがめちゃ可愛いですな~。
トニーが去った後、一人悲しみにくれるControl。コーヒーを頼むときに、"I like it the way Tony used to make it."と言うのが切ない・・・。トニー、あっさり出て行きすぎだよ!(笑)

 ここでは3つしか載せてませんが、トニー&コントロールのスケッチはまだまだあります。そしてそのどれもが爆笑もんですので!私のお気に入りネタは、1日10マイル歩くことを目指して部屋を往復し続けるControl、「はい、こちらシークレット・サービスでございます。」という全くシークレットでない電話の応対、などなど・・・・。どこか昔を思わせるような、スローテンポなジョークがたまらないのです。

では、今回の締めはこれにて・・。Soupy twist!!


数あるカクテル・レシピの中から、スティーブンのこぼしっぷりが素晴らしいものを選びました(笑)。
いや~、2人ともステキすぎます・・・。ヒュー様Bの「はぁ~っ」ってとこが最高~(そうです、あれです)。


皆さんの好きなFry and Laurieのキャラは誰でしょうか?名キャラがまだまだありますよね・・。(でもこのネタは次回にひっぱったりしませんのでご安心を!笑)

英国オルタナ・コメディ界の正統派イケメン:Rik Mayall

すいません。現在、エディンバラ・コメディ・フェスティバルで、イケメン芸人たちをナマで見続け、窒息死しそうなほど興奮中なため、すっかりごぶさたしています。

スローガンは、
やっぱり、ナマがいいっ!!!


です。みなさま、体験したい方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報を。。。。



さて・・・

先日、ヒュー様B人気にかこつけて、書き出した大御所芸人、「リック様」ですが。。。
gqpage5[1] いや~、もうかっこいい❤ (画像はすべて、http://rikmayall.info/ からお借りしています)

このリック様の「様」は、ヒュー様Bの「様」と違います。殿様や王様の「様」だったりします。

たとえば、
彼は、「エリートしか有名になれないのかよっ!」みたいだった英国TVお笑い界に風穴を通した中心人物の一人です。究極のドタバタを繰り広げることで、フィジカル・コメディの素晴らしさも、世間に認めさせました。
このゴリ押しなところに、思わず「様」とつけたくなります。


また、彼の仲間は、Ben Eltonや、Dawn French, Jennifer Saundersをはじめとする、そうそうたるメンバーばかりなんですね。
 (「Blackadder」ほか数々のヒット番組の脚本を執筆したBen Elton、そしてD.French, J.Saundersは、シッコムやパロディ・コントを中心に大活躍のコメディアンヌっす)

 し、しかし、リックにとってBen Eltonは、

「オレたちの後をいつもくっついて来てるから入れてやった」

French and Saundersにいたっては

「コメディには女も登場するだろう?だから女が必要だったんだよ。あいつら面白くないけど、女だったから」と絵に描いたようなクソミソ。

両方ともリック様が「ジーザス」に扮している表紙の自伝から引用しています…つまり、ホントに自分の口でお語りになっているということです。そして、それをきいても、誰も何も言えない(言わせない)ってところが、「様」ですわ。「様」

producers[1] 今思い出しましたが、日本にも上陸した大ヒットミュージカル、we will rock youのクリエイターです。ベン・エルトン氏。。。左にいるメガネをかけているえらい人です。(笑)


mainImage[1]2010年8月のテレビ番組誌「radio times」の表紙を飾っているFrench and Saunders...ほら、ビッグでしょう?



前回のヒュー様Bのおまけ編でご紹介した、リック様と仲間たちの大ヒット・シッコム「YOUNG ONES」や「COMIC STRIP PRESENTS..」の仲間たちも、ほぼすべてこんな感じ。ある意味、これがリック様がご自身で作り出したキャラと言うべきでしょうか。


でもですね、リック様、素になって認めるときは認めるんですよ。彼のコメディ人生で生涯の伴侶的存在であるAdrian Edmondsonだけは、絶対にけなさない。唯一自分よりも才能がある、くらいな勢いでおほめになっているんです。そういうところに、ズキューンとくるわけですが・・・

というわけで、今回はリック様と相方Adrianの恐ろしいほどに過激な笑いをお楽しみください。



こちらは先日もご紹介したYOUNG ONESからのクリップ。
フラットシェアしている大学生の男子たちがみんな風邪ひいちゃったんですね。額にスタッズいれてんのが、Adrianです。(リック様はおわかりかと思います・・・)ほら、もうアナーキーな笑いです。
BBCで80年代で、ゴールデンタイムで、これをメジャーにするって、すごいことです。こうしたドタバタの得意な日本でも、NHKで80年代にこれができたかどうかを比較していただければ、すごさがわかるかと思います。


さて、こちらは90年代初頭に欠かせないslapstick comedy「bottom」
You've been burgled...強盗に入られた、という通報がはいり、警察がきたんですね。でも2人はすでに強盗ではない人に、とんでもないことをしているために、あせっているわけです。


では次回は、相方が、絶対絶対絶対!!!!!注目のイケメン芸人の紹介を準備中ですので、お楽しみに。。。

ヒュー様Bに萌えながら、あの大御所芸人に胸ときめく

ええもう、しつこい!と、つっこまれたっていいんです。
ショウジキ、わたしゃ、嬉しかったんです。ヒュー様Bのファンが多かったという事実に!!!
なので
最後の最後のおまけとして、私的激選・激萠えクリップをご紹介します。

こちらです。






きゃあああああああっっ。

ヒュー様、下段一番ヒダリにおります! (ヒュー様Bの仲良しFootlightsのメンバーもおりますが) 
32秒~33秒の姿、ステキすぎる・・・


はい、これは、何を隠そう、モンティパイソンと並び、英国コメディに多大なる影響を与えた「YOUNG ONES」からのクリップです。フラットシェアする大学生たちのおバカ騒動を描いたシッコムでございますね。

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(2007/11/13)
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ヒュー様Bの前編でも説明しましたが、英国のコメディ界というのは、それまでエリートによるルートが確立されておったわけです。オックスブリッジでなければ、どんなに腕がよくたって所詮はパブ併設コメディクラブで、酔っぱらった客相手の笑い以上から脱出できない。ところが、この「YOUNG ONES」に関わるメンバー[COMIC STRIP PRESENTS]がその流れを変えたんです。オックスブリッジでなくたって、お笑い界のビートルズになれる、とやってのけたんです。

 ウイットでインテリな上質の笑いとはまったくことなりますが、、その突拍子のなさと想像力の豊かさは、いつ、何度みても、超一級品。
イギリス人は世界の終わりがくる日までコレをみて、爆笑しているでしょう。 80年代オルタナ・コメディと言われるのは、このことです。

クリップは、その「YOUNG ONES」のなかでも、超有名なエピソード「BAMBI」です。理由はもちろん、このおバカ大学vsFootlightsエリート大学のクイズ対戦で、ヒュー様Bたちがガッツリ出ているからです。司会者が,
後に大人気となる2人組「SMITH and JONES」の片割れ、Griff Rhys Jonesというのも見逃せませんね!ちなみに、大学対抗クイズ「UNIVERSITY CHALLENGE」は実在の番組であります。


前置きが長くなりましたが、そんなわけで、ワタクシは上段の方々にもひどく萌えるのです。とくに、
ビデオクリップでは、ヒダリから2番目におすわりの、Rik Mayall/リック様に、です。

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いや~~~~~~~、もう、ありえないほど、かっこよすぎることが証明されたかと思います。これでミゾオチにドキュンしない女子はいるのでしょうか? 

次からリック様について、きゃあきゃあ言いたいと思います。

あの頃のヒュー様に萌える 最終編(?)

さて、Dr.ハウスで大活躍中のヒュー・ローリーことヒュー様B。今回はあの頃の映画に萌えたいと思います。

ヒュー様Bといえば、こんな映画
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や、あんな映画

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で、目をハートにしたり。かと思えば、


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で、ヒュー様Bが直面している、厳しい髪の毛の現実を目の当たりにして、ショックを受けたり

と、いろいろあるわけですが、
私が個人的に一番好きなのは、やっぱりコレです。てか、コレでしょう!

petersfriend.jpg


ジャケ写のいろの薄さは、ノスタルジーの色濃さと反比例しております。同時に、本作に対する世間の注目度もうかがえます・・・が! ヒュー様B、と彼の学生時代からの仲間たちが繰り広げる和気藹々感が非常に伝わってくる、ザ・名作でございます。はい、当時の相方スティーブンはもちろん、エマ・トンプソン、トニースラッタリーと、Cambridge Footlightsのメンバーがほぼ網羅されておるのですよ。ちなみに監督はケネス・ブラナー、当時のエマの旦那さんですね。

ストーリーは、ピーター(金持ち)が亡き父親のお屋敷を売ることを決心し、手放す前に旧友を招いてクリスマスパーティを開くことに。久しぶりに出会った仲間たちは、それぞれ問題や悩み、長年の思いを抱えていて……というもの。コメディなんですが、友情や夫婦愛、恋愛などじんわりと描き、「何回みてもいいわ~ホロリ」な仕上がりになっております。

個人的には、この作品はヒュー様Bが仲間たちと英国エンタメ界を盛り上げていたピーク時を、映画1本というお手軽な長さで堪能できるのがたまらないです。一番いい時期だったな~と、しみじみ。。。
これを過ぎちゃうと、「CELL MATES」事件(勝手に命名 汗)というビターな思い出に変わってしまうのです。「CELL MATES」 事件って、ロンドンのウエストエンドで相方スティーブンがもう1人の某大御所芸人とダブル主演したお芝居「CELL MATES」があるんです。なぜか批評家たちに酷評されてしまい、スティーブンが失踪しちゃったんです。。。。。

 ヒュー様Bもコレ以降、あんまり純コメで活動しなくなったような気がするんですよね~・・・(涙)「a bit of fry and laurie」の第4シリーズで終わっちゃうし。(まあ特番とかではやってますが。。。)

↑ これはホント、私の推測ですけどね・・・。
ハウス先生でアメリカ制覇までいっちゃったんで、結果(?)ホントよかったです。




さて、先述の某大御所芸人 については、今度本格的にバッチリ紹介したいと思っております。
ぜひおつきあいください。。。





あの頃のヒュー様Bに萌える 中編

さて、しつこく、中編です。
Drハウス=ヒュー・ローリー=ヒュー様Bが、コメディだけでなく、じつにマルチな才能をお持ちです。
たとえば、こちら。

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これ、ヒュー様Bが執筆されたアクションスリラー小説です。元軍隊で、今は用心棒をしながらやもめ暮らししているトーマスが、ある殺しを依頼されたことをきっかけに、どんどん武器売買やテロの抗争に巻き込まれていきます。息もつかせぬ展開、まさにページをめくる手がとまりません。堅苦しい表記はない文体なので、多読に超お勧めです。お買い求めください・・・

イギリスでは前から、もともと’小説家になりたい野望’みたいなものを抱えている芸人さんが多い傾向にあります。んで、芸人として名が売れると小説書く、みたいな。
ヒュー様Bがこの小説を書き下ろした当時、’猫もしゃくしも’系なブームが起きてました。このブログでは紹介していない、数々の人気イケイケ芸人たちがみ~んな、最低1冊は書いていましてね。。。

たぶん、それと同じ扱いにされるのが、イヤだったんでしょうね。とくに相方Stephen Fryや仲間のBen Eltonほか自分の世代はとっくにじゃんじゃか小説書いてるのに、なぜこのブームがきている今になって・・・とか、あっちのプレスは不必要にタタキますしね。
なので、ヒュー様Bは自分の正体を隠して、出版社に送りつけたらしいっす。作品を読んだ出版社側は、その驚くべき才能を持つ謎の新人の到来に驚愕。んで、フタをあけたらヒュー様Bだったっつ~。ヒュー様Bは出版社に懇願され、泣く泣く名前を公表してこの作品を出版したそうです。


か、か、かっこええええええっ! ザ・男! って感じっ。かっこいいっ!! ですよねええええええ!!!




ちなみに、私がもっているのは、こっち GunSeller.jpg ホントに初版なので、まったく装丁が違います。
時代を感じます・・・(涙)


中編なんで、最低もう1回書きます・・・だって映画のこと書いてないですからぁ・・・。

あの頃のヒュー様に、萌える (前編)……

いや、ヒュー様ってこっちの、です……

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ふおっふおっふおっ。ヒュー・グラント様ファン、迷い込め~~~~誘導されてしまえ~~~~。
と願いを込めつつ……

そおです。ヒューはヒューでも、ヒュー・ローリー。
日本でもすっかりおなじみになっちゃったハウス先生です。もはや説明も不要でしょう。偏屈だけど天才的な頭脳を持つ診断医ハウスが、毎回原因不明の難病を解明し、患者の命を救う、あの超人気医療ミステリーです。かつて、アメリカ版「ちょいワルおやじ」(死語……しかも日本版ちょいワルオヤジってイタリア人・・・)と宣伝されたこともありました。
もうすぐシーズン4もDVD化されます。

そんなヒュー様B(注:ヒュー様A=Hugh Grant)、何を隠そう、オックスフォード生まれ、イートン校出身、ケンブリッジ卒のバリバリ英国紳士です。しかも、それだけじゃない。モンティ・パイソンをしっかり継承する、80年代のエリート英国コメディの最重要人物の1人。はい、元Cambridge Footlightsの座長です。

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(courtesy of www.hughlaurie.net/footlights.html)

ほら、いるでしょうっ? 奥から2番目に!! ちなみに一番奥はその後ことあるごとにパートナーを組むStephen Fry、真ん中は90年代一世を風靡した番組「Fast Show」に出演のPaul Shearer, 自虐ネタが多くて自分で自分を潰してしまったTony Slatterly。一番前にいるのは、そう、間違っていませんよ、Emma Thompsonです。当時2人は付き合っていました...(おおおおお!!!)

すっかりコメディ畑であることが証明されたかと思います。

 今と違って昔はコメディ界も格差社会が色濃くてですね、オックスブリッジなら実力さえあれば、ラジオ界、テレビ界と駒を進めていけたんですね。BBCのお偉方と先輩後輩関係にありますし、ルートが確立されてるわけですから、強いです。
 そんなわけで、ヒュー様BもこのFootlightsの仲間たちとやった寸劇が賞賛されたら、すぐにテレビシリーズに関わっちゃいます。代表作ったら、’イギリス人なら誰もがセリフを丸憶え’のBlackadder シリーズです。

全部で4シリーズあります。各シリーズ15世紀、16世紀(つうかエリザベスI世時代)、18~19世紀(英国摂政期ですな)そして第1次世界大戦期と別の時代を設定にして、主要登場人物はある意味輪廻状態でどのシリーズにも出てくる、と。根本の性格は変わってないので、シチュエーションは変わっても似たようなabsurdityが楽しめます。





これは私が現役で見たせいか、一番’萌えた’第4シリーズの一番大好きなシーンです。
Black Adder(キャプテン)が`自分の許可なしには話してはいけない’っていうもんだから、ヒュー様B扮するジョージ中尉と、もう1人のボールドリック兵は、困っちゃうわけです。yes , sirを言うにも許可がいりますから~・・

これ、国民中が見てたんです。オーバーじゃないですよ。だから次の日
'Permission to speak, sir!’っていうだけで、先生も生徒も一体化しました。ず~っといちいち喋るときに
’permission to speak, sir!'ってみんな言い合いっこですよ。授業中も。




あ、そうそう、脚本家の1人は「フォー・ウエディング」「ノッティング・ヒル」他のリチャード・カーティスです! (あら、またヒュー様Aと二ヤミスだわ・・・)

こんなシリーズを90年代初頭までやる一方、こんなスケッチショーもやってたんですね。



A Bit of Fry and Laurieです。先述のStephen Fry氏とともに老若男女が見て楽しい、ウイットに富んだナンセンスネタ(すでに言葉が矛盾・・・これぞホントのナンセンス) を次々を作り出し大人気でした。この警察ネタは老若男女にもわかる。スラップスティックなのに、機知にとんでいるのがザ・エリート! です。
本当に素晴らしいです。


もう1本、UKTVコメディ時代のヒュー様Bの話になくてはならないテレビコメディがあります。それが



Jeeves and Woosterです 。
P.G Wodehouseの有名なシリーズ小説が原作。本自体は、日本でも固定客が多くて新作のたびに話題になって・・・ますよね?(汗)jeevesもですが、パターンとして知的で1枚なんでも上手なほうがstephen、道化のほうがヒュー様のほうが多いかと思われます。

それにしても、さすが放送局ITV。YOU TUBEで全エピソード視聴可能なフンイキです。もうみちゃってください。ドーンとみちゃってください。




さて、パート1と書いてますが、一体なんかいやるつもりなんでしょうか。私・・・。
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