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Go Johnny Go Go Go Go!! ~本物の笑いとイケメンは国境を超える~

開かずの扉状態の英語圏コメディ。しかし、「面白いヤツは人気者=カッコいい」という法則は万国共通。コメディアンにはイケメンが沢山いるのです!ここでは、日本ではほぼ知られていない‘イケメン’コメディアンを紹介します。
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マーティン・フリーマン出演という理由では(日本オンリーで)話題のSvengaliレビュー書きました


都合により、こちらにてアップしてます。コメディ色が弱かったので、結果的にこのブログではふさわしくないかも。。。とも思います。。。

http://blog.geekyguidestoenglish.com/2013/06/svengali.html
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ようやく鑑賞!☆ヘレン・ミレンおばさまのThe Audience /NT Live


NT LIVE
のおかげで 随分助かってます。。。
もちろんナマではありませんが、観れないよりも1000倍幸せです。
NT Liveはご存知のとおり、人気のお芝居を映画館にてライブ中継(再上映)してくれる画期的なイベント企画で、定期的に超人気の演目を上映してくれます。今年はすでに7月ケンちゃんマクベス(=Kenneth Branagh のMacbeth)10月 オセロ(Othello)11月テナント先生のリチャード2世(=David TennantのRichard II) それからロキ子のコリオレイナス!(Tom HiddlestonのCoriolanus)が最低で決まっていて、全部チケット抑えました。

そんな余談はよいとして、その一貫として上映されたThe Audienceをキャッチしてきました。



ご存知の方も多いかと思いますが、このお芝居は、エリザベス女王が毎週火曜日に20分ほど英国の首相とプライベートで謁見する(1週間にあった政治のアレコレをレポートするという名目)、という事実をもとに、作られたお芝居です。女王が今まで謁見してきた12人の首相を時系列ではなく、首相の比較や政治的/社会的状況の連結、それから女王の思い出などからリンクして紡いでいってます。

時系列が崩れているので、順番にチャーチル、イーデン、マクミラン、ウィルソン、ヒース、カラハン、サッチャー、メイジャー、……ってなってないんですよね。それなのに、たとえば、国内政治/国際政治、社会問題、技術の発展など、首相の時代に端緒だったできごとに加え、女王のファッションや体格をパーフェクトにシンクロさせて、どの首相と謁見しているのか、prime ministerとしか言っていない時点でモロわかりになっていたんです。そうして首相を入れ替わり立ち代わりさせながら、女王のパーソナルな心情から国際政治経済におけるイギリスのあれこれまで上のモノの立場からのイギリスをさまざまに見せて行く。。。

もうこれは、神業としかいいようがありません。役者の素晴らしさもですが、演出家スティーブン・ダルドリー(注:念のためビリー・エリオットの監督さんです)脚本家ピーター・モーガンのハンパない才能、コスチュームデザイナー&ヘアメイクの確かな技術、、、これは5つ星でも足りないのではないでしょうか。

ヘレンおばさまがオリヴィエ賞受賞したってのも納得すぎました。女王になる前(チャーチルとの謁見もあるので)からキャメロン首相との謁見まで、どの年代でも見事に演じ分けてるんです。しかも時系列違いますから!もう、驚愕です。ピリッと辛いツッコミも若いときとおばあちゃんになったときの女王じゃトーンが違うんですよね。トーンの演じ分けを年代によってこんなに違和感なくできるなんて!! ああもう、コレナマで見たら、もっとすごいんでしょうね。スクリーンでも圧倒されちゃいましたから!

個人的には、登場する首相の並びが綿密に計算された絶妙な並びで、本当に感動しました。
まず、掴みがジョン・メイジャーだったんですね。これ以上相応しい首相がいるでしょうか。
幕が開いたとたんに大爆笑です。
なぜジョン・メイジャーが掴みに相応しいかというと、サッチャーとジョン・メイジャーはITVの激辛風刺パペット番組Spitting Imageが人気絶頂期に叩くだけ叩いてた(?) キャラなんです。このテのカリケチャーのベースができてるんですよね。サッチャーですと、いろんなイギリスの政治/社会問題抱え込みすぎててヘヴィーなんですが、ジョン・メイジャーだとライトに行けるんです。(=多分海外では、すっかり記憶の彼方へ行っちゃった元首相じゃないでしょうか?ええ、そういうキャラなんです。)しかも今調べたらメイジャー役、ポール・リッター氏!! (いつも予習しないんです すいません)マジかよっ!(大コーフン!)NTでやってたときのCurious Incidentのお父さんで、Friday Night Dinnerのお父さんだったんですね!全然気がつかなかった!!!
何じゃこの人の俳優の才能はっ!!!惚れた!これはホレたっ!

話が横道にそれましたが(汗)
その後の並びも火の打ち所がありません。爆笑モードからシリアス・モードに変わるときにチャーチル、ちょっとビジュアル的なイメージに弱いかな、というイーデンとかの前後にガッツリ、女王のお気に入り首相だったウイルソンを持ってきて、ライトに見せながらも女王とのパーソナルな友情を見せたり。サッチャーも比較的ヘヴィだったかな。そしててっきりブレアも出てくるのかとおもって、期待に胸を膨らませてたら、出ませんでした!(驚)いや、ピーターさんがこのお芝居を作った経緯をきくと納得の出番ナシ!なのですが!(例の「クイーン」作って、他の首相のときを想像してみた、とNT Liveでのインタビューで言ってたのです)それにそれに、マイケル・シーン以上にブレアを演じられる人はステーヴン・マンガンしか思い浮かびませんし、両方とも忙しいですもんね。。。

いや、ホントに面白かったです。
NT Liveってどうして日本で上映しないんでしょう。今年はNTはじまって50周年記念なので、NT LIVEも過去の名作をガンガン放映する予定らしく、そのなかには、もちろん、例のアレ も再上映するんですって(10月とかゆーてましたがな)ねえ、日本で上映すれば、すごくお客さん入ると思うんですけど、、、。

今夏は、英米この世の終わり対決!「The World's End」vs「This is the End」!熱すぎるたたかいにオレ自体が燃える!



いんやもう、ビックリですよ。

映画館情報誌見てたら、なんじゃこりゃ?! ですよ!

This is the End





この面子は、この面子は10年ぶりの再結成じゃないですかっ?!
しかも、チラチラでてくる、うきうきのキャストはなに?!(Aziz AnsariとかMichael Ceraとか!!!)なんなの?!なんかいってください!なにこれ(→うるさいだけで何の説明にもなっていない)

あ、このコーフンの一部を物語る原因は、こちらをどーぞ。

http://komeddy.blog130.fc2.com/blog-entry-149.html

http://komeddy.blog130.fc2.com/blog-entry-151.html

http://komeddy.blog130.fc2.com/blog-entry-152.html


完全にThe World's Endの対抗馬じゃないですか!



英国ではThis is The Endの公開は6月21日、The World's Endの公開は7月19日
アメリカではThis is the Endの公開は6月9日(へ、へんな公開日に感じるのは私だけ? 汗 なんかカケてるの?)そしてThe World's Endは8月ですよね? 

この夏は奥さん、英米大戦争ですよ!
 


良い形で双方もりあげてください。お願いします。

ビル・マーレイxオリヴィア・コールマン(→オレ的に)の「Hyde Park on Hudson」 のPRマーケティングについて考えてみる

ビル・マーレイがルーズベルト大統領に、
オリヴィア・コールマンがエリザベスになり、
英国王・王妃夫妻がプライベートで大統領夫婦のもとを訪問した際の一幕を、
事実をもとに映像化。

なんつーうたい文句の「Hyde park on Hudson」のトレイラーが、めちゃめちゃ面白そうな感じ出しててですね。



英国/米国間のいわゆる「特別な関係」と呼ばれるようになったきっかけのようなエピソードを、ロバート・アルトマンの風刺映画みたいにピリリと辛い、けれどちょっぴりジンとなる みたいな作品を期待したのですよね。このトレイラー、そういう感じをだしているじゃないですか。

オリヴィア・コールマンの演技が見たくてみたくてたらまなかったのと、
ビル・マーレイですから!
ビル・マーレイですからっ!!!

全然、疑わずに、「こりゃすごい映画に違いない!」と思って観に行っちゃったわけですよ。


。。。。。。。。。。。。。。。。


この映画ってば、「ルーズベルト夫妻のもとに英国王夫妻が訪問したときの一幕」の話じゃありませんでした(涙)


たしかに、その一幕が時間軸としては中心であります。しかし!話の核となるテーマはそこではない!!
その意味で、ルーズベルト夫妻と同じ土俵に英国王室は立っていない。
てか、これ、主役はこの4人じゃないやん!

あの、マーケティング戦略って、非常に難しいし、重要だと承知してます。
ちょっと映画の醍醐味を上手に抽出して、映画が描いてることを感じ取ってもらわないといけない。

このトレーラー、たしかに面白いところを抽出しているけど、抽出するところ間違ってるから!
オレ、このレベルで、トレーラーと本編の違いにビックリとがっかりしたのって、
Three and Out だけなんすけど(汗)



この作品こそ、あまりにもエッジかつオフ・ビートコメディっぽいPRしまくっていたのに、フタをあけたら、泣ける話になっていて、ヒナンゴーゴーだったんです。たしかガーディアンだったか、なんでこんなPR展開にしたのか、ってPR会社に取材して記事にしてたくらい、詐欺扱いされてたんですよね。「コメディだと思って観なかったら、きっと楽しめたのに、残念でならない」って。
役者が役者だったので、PRは「The Office」色を出せば、当たるとがんばりすぎちゃったんですよね。


 Hyde Park on Hudsonもまったく同じニオイがします。
 もし、こういう作りのトレイラーじゃなかったら、期待の仕方もちがったので、もっと楽しめたかもしれない。

残念です。。。

一応、オリヴィア・コールマンの演技はすばらしかったと、声を大にして、言っておきます。これだけは、非常に、非常に、よかったです!

うわっ!邦題「キラー・スナイパー」?!(汗)とにかく「Killer Joe」が日本でDVDリリースしてます!


な〜〜〜〜〜〜〜んか最近、検索すごいな〜〜〜と思ったら。。。



http://www.tsutaya.co.jp/works/10343636.html


「キラー・ジョー」が「キラー・スナイパー」となって
なんとTSUTAYAさんでレンタル開始?!(なぜこんな邦題にしたんだ。。。汗)

レビューが☆一つとかいうのを見て、ボーゼンとしていますが(汗)
個人的には2012年のベスト5に入る面白さだったので、おすすめです。

マジおすすめです。

以前書いた感想はこちらです。

2012年のベストコメディ映画って言ってもいいですか?☆トロント映画祭ピープルズ・チョイス・アワード受賞他「Seven Psychopaths」は絶対に絶対に日本公開すべきです!


お、オレ、脚本家Martin McDonaugh /マーティン・マクドウナウにかなり恋しておるんです。(ぽっ)

出会いは映画「In Bruges」



(たしかTIME OUT LONDONのレビューでベタぼめしてたので、観たんです。コリン・ファレルのせいじゃないです。)
これで、めっちゃ好きになって、The Lieutenant of Inishmore というIRAネタの超バイオレンス・ブラックコメディのスクリプトを読みました。(これもTIME OUT LONDONでべた褒めしていたので)


演劇というナマモノ世界での活躍が多いせいか、あまり追えていなかったのですが、この2作品が大好きであることは、このSeven Psychopathsを公開と同時に観に行くだけの動機となりましてですね。

トレーラーです。
(はい、マタコノヒトデテマス)


以下あらすじと感想です。


あらすじは……

アイルランド出身の脚本家マーティは、Seven Psychopathsというタイトルのハリウッド映画を作りたいとアイディアを廻らせていました。みんな”イッちゃった”人たちなんだけど、よくあるハリウッドのバイオレンス・スリラーみたいな作品にしたくない。というか、暴力シーンないの。静かなの。すんごく普通なの。だけど、イッっちゃってるの。



う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。(苦)



脚本1p目の最初の1行書いただけで、止まっちゃってます。

マーティはこの映画について友人ビリーに相談していたんですね。カジュアルに。ビリーってのは、ハンズって熟年のおじさんと組んで、金持ちの愛犬をコッソリ盗み、懸賞金がかかったところで、飼い主に愛犬を戻してゴッソリ礼金をいただいちゃう詐欺で儲けるチンピラちっくな人なんです。で、この人が色々と「こないだ読んだ新聞にさ〜」とか「こういう話があるぜ」とか、めっちゃサイコな話をしてくれるわけです。マーティは「それいいね〜」なんつって、アイディアをどんどん取り入れながら、1人目のサイコパス、2人目のサイコパス、とキャラができてくる。調子に乗ったビリーは、新聞に「映画のモデルになってくれるイッチャった人大募集!我こそはサイコパスだと思うそこの君!ぜひ僕のところに連絡してね!」なんつう広告記事をだしちゃったもんだから、マーティはツワモノのサイコパスから連絡を受けたりするんですわ。
 そんなある日のこと、いつものようにビリーがハンズと”仕事”中、取っ捕まえてさらってきたかわいいワンコが、とんでもない危険なサイコパス、チャーリーが愛してやまない愛犬だったことが判明します。愛犬のためなら手段を選ばぬ彼は、ハンズを待ち伏せするために愛妻が入院する病院に忍びこみ……


<感想>

身内を断続的に観察していて思うのですが、
エキセントリックな人って、
普段ものすごくフツウに暮らしている。いや、むしろ一般的なフツウの人より、地味で大人しい。
それなのに、たとえば「今日って雨が降りそうだね」とか、
(本物の)一般人には何の変哲もない一言や 何の他意もない仕草一つで
「何だとオラァァァァァっっっっっっっっ!!!!!!!!!!」

的にブツっとブチキレたりしませんでしょうか?

 本作は、非常にのどかで何の変哲もない日常生活のワンシーンと、ものすごいグロい暴力シーンとの表裏一体感がめちゃめちゃブラックコメディでした。登場人物のキャラ設定が細かい上にサイコパスっていう強烈な個性の持ち主ばかりが集まっているもんだから、セリフのやりとりに、まったくもって捨てがない!!! 
 
 溺愛ともいえるペットへの愛情がもとでトンデモナイ血みどろの修羅場が展開されていく、、、というのは、The Lieutenant of Inishmore でも見られましたよね。人を殺すのなんてヘとも思わない、残酷に殺し殺される状況に慣れっこの極悪人が、かわいいペットを愛でるがゆえに殺人→死体をバラバラに解体する。作業をしているときは、まるで家の掃除でもさせられているような不平不満だったりね。

 もちろん、凝りまくったプロット自体も、他に類を見ない面白さです。このあらすじでは追いきれないくらい細かく複雑(追うとネタバレになってしまうためふせいるというのもあります)どんだけすごい才能の持ち主なんだマーティン・マクドナウさん!!(→黄色い声)



ズバリ!! インスピレーションはビートたけしの「HANABI」でしょう!


その「ありきたりのハリウッド映画にあるような、暴力シーンで引きにする映画は作りたくない。むしろ暴力はなし。でも暴力的な恐怖感を描くサイコパスたちの物語を。。。」とマーティが力説しているときに、ふむふむ。と思っていたのですが、ほどなく、シーン中に実体となって現れたので、ほぼ当たりだと思います。「HANABI」は本当に素晴らしい映画だと思います。

というわけで……

日本を代表する偉人ビートたけしのヨーロッパ出世作「HANABI」が引き合いにだされた、ブラックコメディ映画ジャンルの最高傑作(の一つ)を、日本公開しないなんてありえませんね。ありえませんよ。いえ、ありえません。"ホニャララ"とか公開決定するくらいだったら、こっちを一刻も早く公開決定にしてください。配給会社のみなさまどうぞよろしくお願いします。

「D.テナントって永遠にかわいいんだ」ということを再度確認したい方におすすめする「Nativity2 Danger In The Manger

本日娘のお誕生日会で、総勢11人の女の子たち+数人のママたちで、観て来ました



(黄色い声で→)ディヴィッド・テナントが出演しています。第1作目Nativity!での、もふ(注:マーティン・フリーマン)の立ち位置です。

念のため第1作目はこんな感じでしたね。




以下、あらすじと感想です。


あらすじは……


教師のドナルド・ピーターソンは、世界的に有名な音楽家である双子の兄ローデリックとお金がすべてでエリート主義の父親とは離れた生活を送りたいと、奥さんと2人、新しい土地で新しい生活をはじめます。新しい家、新しい職場、そしてもうすぐ生まれる新しい命……。しかし!むかった勤務先の聖バーナデット小学校には、ドナルドが予想だにしないことが”これでもか!”と待ち受けていました。はい、間違いありません。例のポピー先生です。聖バーナデット小学校では、あいかわらずポピー先生の教育指導のもと、子どもたちがブイブイ言わす自由奔放な学校生活を送っていたのです。しかもポピー先生は、叔母である学長が「予算がないから」と許可してないのに、ウエールズで行われるXFactor的なキッズのクリスマスソングコンテストに参加すると(いつものように)子どもたちと盛上がっているところでした。お約束通り、ドナルドはその無謀な計画に巻き込まれ、無理矢理ウエールズに引きずられていきます。。。

感想


(以下、熱血教師風でお願いします)

みんな!細かいことをいうのはよそうじゃあないか! これは、子どものための映画なんだっ!リアルとファンタジーの区別が今イチついてない子どもたちが楽しむための映画に、リアリティを追求してもしょうがない! そのファンタジーの程度が、たとえ、途中で道に迷い、森を抜け、山を2つくらいこえ、プロのクライマーでもまっつあおの崖っぷちをロープ1本で14人くらいの子どもを1人1人下ろしても、歌のコンテスト会場に開演時間以内にたどり着けてしまう、、、という程度であっても!子どもは全然気にならないんだよっ! 何時何分から何時何分まで映画館にいると、一体何時間何分の映画を観ていたことになる?っていう時計の計算がするっとできない子どもたちには、何の矛盾もないんだっ!
 夢(だけ)溢れるメッセージだって入っている! ピーターソン先生は、地位やお金より愛とFUN FUN FUNこそが幸せの素なんだって、ハッキリ父と双子の兄の前で証明するんだ。子どもは、「そうか!楽しむことが一番なんだなっ」。そう、人生楽しくなきゃいけないんだっ!
 
そして、世の中の女性の方々、余計なことは取っ払って、シンプルにテナントを愛でましょうっ! 何してもかわいかったですよっ! なんですか、この人はっ! この人も妖精の国から来てるんですか?! 表情が何しててもかわいかった!全方位でかわいかったですよっ! それが観れればいいじゃないですかっ!




という映画でした。。。



 本作の笑いどころは、、、

 この作品、スクリプトがベーシックにあるのみで、ほぼ即興だったらしいんですね。
 その観点から観ると、おいしいところをガッツリかっさらっている!と思ってしまったのは、ジェシカ・ハインズ(→Spaced/オレたち俺たちルームシェアリングで日本では有名なあの女性です)でした。彼女は、XFACTORっぽい歌のコンペティションのMC役&仕切り役として登場するんですが、良い意味で、Twenty Twelveのシボーン系なキャラが入っていた。彼女の部分は、マジ笑えます。

 本作で一番笑ったところは……

しーんと静まり返る客席で涙流して大声で笑ってしまい、「ママ。。。。?(恥)」と怒られるほどだったシーンがあります。オタク的には強烈パンチだったのです。
それは、ポピー先生のロッカーの中

開くと、


もふ(注:マーティン・フリーマン)の写真だらけなんです。

よく女子学生がジャスティン・ビーバーとかアイドル歌手のポスターや雑誌の切り抜きを切り抜いてロッカーにベタベタ張り巡らすじゃないですか。アレのもふ(注:マーティン・フリーマン)バージョンです。
すごかったです。
しかも、ポピー先生は、もふが中にはいっているスノードームが置いてあるんです。

このシーンを観るだけでも、この作品を観る価値があるかもしれない。
そこまで思えるほどに、面白かったシーンでした。


以上です。

英国コメディ関係者がこぞってベタぼめる映画「Sightseers」観て来ました。

2012年最後の刺客と推測される超期待のコメディ映画が本日公開になりましたので、公開当日に映画館に駆け込みました。



サイモン・ペッグが


をRTし
ニック・フロストが


と声をあげ、
Friday Night Dinner他のクリエイター、ロバート・ポッパー氏が


「Peep Show」「Fresh Meat」のクリエイター、サム・ベイン氏が


ワタクシが絶大な信頼をよせるコメディ評論家スティーブ・ベネット氏ですら、

そうだ、The League of GentlemenでPsychovilleでBetty Blue Eyesnのリース・シアスミス氏も、


と、ネバーエンディングにおすすめツイートが出て来る話題作でございます。



だれよ、これ? 。。。かわいこちゃんがゼロなんですけど。。。

と思われるかもしれません。主役/脚本担当のスティーブ・オーラムとアリス・ロウは、かなり注目すべきキャリアを積んできたおふたりです。

 スティーブは、オラム&ミートン (Oram & Meeton)というコンビ名でエディンバラ・フリンジに来ていたのが初期のキャリアです(→キモくてホントにすみません。観てます)。オラム&ミートン時代は、そんなにふるわなかったのですが、そこで作ったネットワークがスゴかったと思います。結果的に、「People Like Us 」(→Twenty Twelveのクリエイターの出世作)やマイティ・ブーシュ、最近ですと The Increasingly Poor Decisions Of Todd Margaretに出演。それから、ポール・カイ(元コメディアン、今マチルダ(ミュージカル)のお父さん役)が主演した感動作「フランキー・ワイルドの素晴らしき世界」にも出てますね。全部サポート役で実力を発揮していた彼が、はじめてメインはってて注目されている作品、といえるかもしれません。
 一方アリスは、モスことリチャード・アイオーデによるエディンバラ・フリンジ大賞受賞作&TV番組化されたシリーズ「 Garth Marenghi 」で注目されてから、こちゃこちゃといろいろなところにでているコメディアンヌ。好感度と認知度の高いコメディアンヌ&女優さんって、なかなか少なく、彼女も色々活躍しているわりに、注目度が少なかったのですが、今回の映画で、かなりフィーチャーされ、よかったですよね。

 というわけで、「Sightseers」は下積みが長く、ずっと(実力がありながらも)日の目を観れずにきたお二人が、ついにスポットライトを浴びている、みたいなインディ映画なのです。周囲のコメディアンさんのバックアップが並みならぬのも、納得です。

 以下、あらすじと感想です。


 あらすじ


舞台はイギリスの地方の小さな町。年老いた母親と2人暮らしのティナは、その母親を置いてつきあってまだ3カ月のクリスとキャラバンでヨークシャーへ1週間の旅行へいくことに。「あの男は信用ならない。アタシは嫌いだよ」と母親にギャーギャー皮肉を言われながらも、断行して旅立ちます。
 旅の最初のストップオーバーであるトラム博物館で、レアなトラムに乗車しているとき、マナーの悪い乗客に出くわすんですね。食べたアイスのゴミをポイ捨てる。クリスは怒りを胸にその男性に「ゴミ落ちたよ」というのですが、ガン無視されるんです。「こんなに美しい場所をけがすなんてゆるせねえ」って思った彼は、その気持ちをひた隠しながら、事故を装って、その人をひき殺しちゃいます。これが引き金で”歯止め”がとれちゃったクリスは、同じことを繰り返して行くんですね。これだけで充分大問題なのですが、クリスに影響をうけたティナが、ちょっとズレた感覚で真似しはじめる。やがて悲劇という名の「皮肉」の連射がクライマックスへと導きます。


感想

こ、これは。。。。(汗)簡単に言うと、


極度乾燥しなさい/SUPER DRYな笑いを提供する
インディペンデントならではのオフビート・コメディ。

です。

もしくは、

極度乾燥しなさい/SUPER DRYな笑いを提供する
インディペンデントならではのロマンティック・コメディ。

でしょうか。

正直、人の死をあまりにあっけなく、無惨に描くため、最初は、何が言いたいのか戸惑いました。しかしながら、次第にこの「死」の取り扱い方が、クリスとティナ、つまり男と女の「ズレ」を表現していくんですね。そしてそれは本作の肝ともゆうべき笑いであり、最後の大オチへとつながって行く。

 このズレって、それこそ一昔前 話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解くという本が大ブームになりましたが、ああいった、ズレですよね。

すごいと思ったのは、これだけ、どんちゃか人を殺めていくのに、リアリティをキープしているところ。(この点は、かのSteve Bennett氏も褒めていた)ヨークシャーという北イギリスの、車でしかいけない&人があまりいないところを舞台にしているから、事故で死んだように見えてしまうとか、目撃者がいないという状況が納得してしまえるんですよね。

母親とティナの親子関係は冒頭のみ、ティナとクリスの出会いなどはストーリーが進むにつれて会話のなかで多少わかっていく程度なのですが、「こーであーで、こうだったんだろうな」という細かなニュアンスを各キャラの態度や服装、生活環境を通して表現していく綿密さと丁寧な作品作りが、非常に高度だと思いました。もちろんドライで辛辣(だけどリアリティには密着)なセリフのやりとりも面白かったです。冒頭はその意味で、すばらしい”掴み”でした。

……、と気がつけば、褒めてばかりなのですが!
個人的には、最初てこずりました。でも、
芸人さんや笑いのクリエイターさんたちが、こぞって絶賛するから、まてよ。。。とちょっと考える。すると見えてきた、、、という感じです。よく観て、よく聞いて、しっかり考えて、キッチリ拾おう。そんな傑作でした。


 

あわあわあわ! モス(笑)が!ジェシーアイゼンバーグと!謎めいた映画を制作中ですってよ!


もふじゃないです、モスです、モス。IT課/IT Crowdの空気読めないオタクのモスです。

中の人リチャード・アイオーデは、めっちゃ空気の読めるインテリ芸人で、Submarineなんて素敵なコメディ映画を監督しちゃえるほどの、すんごい人だっていうのは、いまさら周知の事実ですが、
あんな素敵な映画作っちゃえるんですから、1発で終るわけがないんですね。

再びの、映画を制作中です。


しかも、主演が ジェシー・アイゼンバーグです。

ピンポイントでコメディめがけてくるな、ジェシー君。。。君の先日のウディ・アレン監督の「From Rome with Love...」君が一番光り輝いて君らしくて、わたしゃスクリ−ンの前で絶叫していたよ。。。

あちこちで写真がちらほらと放出されています。

http://www.filmofilia.com/first-look-jesse-eisenberg-in-richard-ayoades-the-double-125295/

http://www.empireonline.com/news/story.asp?NID=35843

あ、タイトルは「The Double」だそうです。

公開はどうも来年のどこからしいです。

げっっ。もう、超みたいみたいみたい病です。

クリス・オダウド/Chris O'dowd 主演(?)の「The Sapphires」は一刻も早く日本で公開されるべきです!☆Chris O'dowd in an Australian film "The Sapphires"

もういい加減、枕詞はいらないでしょう。
クリス・オダウドが活躍するオーストラリア映画「The Sapphires」です。
カンヌ映画祭正式出典作ですよね? そうですよね?

激しく日本上陸を希望します。
映画鑑賞が、物事を違う角度から観たり、記憶の彼方においやっていた情報を呼び起こしたり、新たな知識となったり、というきっかけを与えてくれるならば、そして感動を与えてくれるのであれば、この映画はまさに、その良い例の一つです。






以下、簡単なあらすじと感想です。


あらすじ
ときはベトナム戦争まっさかりの1968年。オーストラリアの人里離れたアボリジニ・コミュニティに属するゲイル、ジュリー、シンシアの3人はすばらしい声の持ち主たち。白豪主義が当たり前の時代、さんざんいやな目にあい社会的地位はないも同然の扱いだった3人は、チャンスを掴んで人生を変えたいと、町で行われる歌のコンテストに挑戦します。白人ばかりが軽蔑のまなざしを向けるなか、彼女たちのハーモニーに1人だけビビビっと来ている人物がおりました。それが、このコンテストのMCをつとめていたデイヴ。クルーズ船で音楽のディレクションをしていたけれど、”理不尽にも”船から放り出されて、オーストラリアにいついているらしい人。グビグビとお酒をのみながら、「アクセントをきけば、明らかにメルボルン出身だってわかるよね」ってベタなジョークを飛ばし、しらけたところで、自分もしらけちゃうような、堕落の人生まっしぐらな人でした。
 3人は、自分たちの秘めたる才能に気づいてくれたデイヴに、「ヴェトナムで歌ってくれる歌手募集中」というアメリカ軍の広告を見せて、「マネージャーやって!」とせがみます。はじめは、「そんなこめんどくさいことはおことわり〜〜」という態度だったデイヴですが、報酬のデカさを知ったとたんにスイッチが入り、「よっしゃ行くぞ」に。「そんな危ないところ、年頃の娘を3人も行かせるわけにはいかねえ」と断固反対する家族を説き伏せ、なんとか承諾を得る訳です。でもですね、じつはこの3人だけではフルパワーを出すことができなかったのです。白人社会で暮らす、白人のケイの存在が必要でした。4人は結束し、ディヴの引率のもと、ヴェトナムへと飛び立ちますが……

感想

白豪主義が下敷きとなっている映画、しかもアボリジニの知られざるポジティブな実話をベースにした作品って珍しいですよね。あまり多く語られていない事実を、誰もが共感できる哀しみや喜びを通してものの見事に描き伝えていたのが、素晴らしかったです。感動物語なのでもちろん悲痛な場面はソフトに描かれていますが、しっかりと訴えている。また、白人の女の子、ケイと他のアボリジニの3人との関係が、この時代の人種問題をパーソナルにし、観る者の胸に訴えましたね。アン・リーっぽいです。うん。自分が得た感動の種類はアン・リー監督が作り出す感動の種類でした。



で!肝心の! クリス・オダウドはどうだったのよ、と


かっこつけもいいわけもしません。
この作品を私が見た理由はただ一つ。アボリジニよりもオーストラリアよりもなによりも、クリス・オダウドがいたからでございます。
ちなみに、
私とクリス・オダウドは今まで、こんな経緯をたどってきました。

IT Crowdで、まったく何もセンサーが働かずにいた

Crimson Petals and White で、もうコイツは私のなかで一生最低男でしょうの印籠を渡していた

Bridesmaids で、まさかの汚名挽回。うっそ、クリスってかわいいじゃん!

Moone Boy で、クリスって、かわっ、かわっ、かわいすぎないかっ?!

The Sapphiresで、完全陥落です。クリス・オダウドの悪口に世界禁止令が下されました。

いんや〜! かわいかった! この人は恋に不器用だけど一途って役柄が上手だねっ! 
(映画はフィクションであり、夢を見させてくれる逃避のベストツールと考えた場合として以下を読んでください。毒はいてるわけじゃないです)

 こないだのBridesmaidsでは、主役のクリステン・ウイグが、たしかにオバカ役なんだけど、映える美人さんだったじゃないですか。今回の「The Sapphires」、きれいどころは、ケイやジュリーなんですよね。(ちなみに自分が一番かわいくてイケてると思っているのはシンシア)クリスことデイヴが恋に落ちるのは、そのキレイどころの女性じゃないんです。お似合いの等身大カップル、ともいうべきです。で、この外見的にはあまり夢を見れないカップルが、もののみごとに、胸がむぎゅむぎゅの、せつないロマコメを展開してくれちゃうんですよ。見終わったあとは、「ああ良い話だったねぇ」と、ホッコリしちゃえるんです。
おまけにクリス・オダウドっってかわいいいいいいいいい! ですよ。(→かわいいんです。はい。)

最後まで言いたいことを書いてしまったせいで、上手に伝わったかどうか、
今イチ不安ですが、はい、ぜひ、見てください。はい、見てください。




ソウルミュージックのパワフルヴォイスが気持ちよかったですよ。↓




特報!コメディ部が信じる2012年ベスト(の1本)英ホラー・コメディ「Grabbers(原題)」観ました

こんにちは。
エディンバラ国際映画祭です。
ワテクシ、トンデモナイ映画を鑑賞してしまいました。

 Grabbers-590x440.jpg



グラバーズ/Grabbers

ぶっちゃけ、これだけ英国コメディを酸素代わりに吸って暮らしているようなワテクシが、まともに見聞きしたことのない脚本家(Kevin Lehane/ケヴィン・レハーンさん、前作はあるもののimdb情報だけでスルーっとスルーしちゃうような監督(Jon Wright/ジョン・ライト氏)という、「これ、面白いのかしら?」的警戒心100%のホラーコメディだったんですね。

 
 にも関わらず、観たいと思っていた理由は

1 Him & Her のラッセル・トビー君がキャストに出ている (あ、「ビーイング・ヒューマン」のラッセル・トビー君?のほうがよいでしょうかっ?! それとも「シャーロック」シリーズ2の第2話に出てるラッセル・トビー君がよいでしょうかっ?!)
2 Coupling の(ああ、古すぎてすいません、すいません、すいません。)リチャード・コイル氏が”コメディ”に出ている、ということ。
3 リチャード・コイル贔屓のDikoku/だいこくせんせいが、サンダンス映画祭でめっちゃ評判がよかった。下手すりゃ「トレマーズ」的傑作映画。と熱い記事をかいてらっしゃる

 でした。
 というわけで、だいこくせんせいの後押しを受け、

ああ、神様、この90分の大いなる賭け、ワタクシに勝利を!

と願いながら(失礼すぎ) 鑑賞したんです。

・・・・・・

いやもう、Grabbers制作スタッフのみなさま、


すんませんでした! 

 すんげええ、笑わさせてもらいました!
 恐怖/緊迫/笑い&ロマンスのブレンド率がパーフェクトなプロット展開、目、耳、音で見せるてんこ盛りの映画オマージュ、
 そしてそして、舞台アイルランドだからこそ!なオチ作り。。。(→英語のクリップやレビュー/インタビューではここの部分ネタバレしていますが、一応今回は口をチャックしておきます)
 
 じつは序盤、エンジンかかるのが、ちょっと遅いかな~と思ったのですが、今考えると、その部分も含めて笑いだったのか、と納得してます。 (個人的には、この部分がどうにも「金田一耕助シリーズ」のオマージュ入ってるんじゃないのっ?とあり得ない妄想を抱いています。。。汗)

 「ショーン・オブ・ザ・デッド」好きの方なら、
これ、絶対に大ウケ間違いなしっす。





マジでマジでマジです!

エディンバラ国際映画祭で試写を観た映画レビュアーはこぞって大絶賛してますから、信じてください。


んで、この映画、なんと!
日本での配給が決まっており、年内に公開予定っす!
(→あまりに気に入ったので、調べ上げたコメディ部です 汗)

コメディ部第一の部活動として、この映画を全面的に盛り上げ、情報をアップしていきたいと思っておりますので、
ご注目ください!

8月にアイルランドでいち早く公開、
イギリス、アメリカでも公開が決まっているが日にちまでは??? という状況なので、
正式なトレイラーも。。。見つかりませんが(汗)
クリップを見つけたので、貼付けます




以下、あらすじです。

舞台はアイルランドの南西の海岸沿いにある平和を絵に描いたような小さな村。
深夜漁船に乗っていた船員が空から未確認飛行物体が海へと落ちたのを観るところから始まります。
なんだろうと懐中電灯を海へ照らしてみると、突然巨大な触腕がオドロキの速さで船員を海の中へ引き入れ……。

翌朝、都心から2週間の臨時勤務で警官(ガルーダ)のリサが船に乗って村にやってきます。彼女を出迎えた警官キーランはアル中で、とても任務などこなせそうもないような状態。彼いわく「こんな場所でなんか間違ってもなにも起こらない」から大丈夫とか。しかも、真面目でカタブツそうなリサのことがいけ好かない様子で、ぶっきらぼうでいぢわるだったりします。他の人々もみんな「こんなところで一体なにが起きるっていうんだ」という警戒心がマイナスの方向に進んでいるようなのんきっぷりなんですね。
 そんなある朝、奇妙な事件が発生します。海岸にクジラの死体が何体も放り出されていたのです。通報をうけ、リサとキーランは現場に向かいます。検査官のアダムによると、何かに深く切られた後があるとか。んでもってアダムはリサを見るなり「おお♥」となっちゃいます。(お約束なんで、ここら辺でキーランは無意識にムカついているわけですが)
 一方、これと前後して村人のおじいさんが海で異様な体型の海の生き物を発見するんですね。で、「これはsea monsterだ!」と嬉々として家に持って帰り、お風呂場で生育しはじめちゃう(汗)で、案の状、あるとき様子を観に風呂場へ行くと、逃げ出してるわけです。アレ? と思ったその瞬間、おじいさんの顔めがけて触腕が! おじいさん絶対絶命?! と思わず目を隠したくなるものの、なんと、おじいさんは生還。で、おじいさんが生きていられた理由は、モンスター退治の重要なカギを握っておりました。。。



2012年のBESTブラックコメディ?!マシュー・マコノヒー主演米映画「キラー・ジョー/Killer Joe」観ました

「フレンチ・コネクション」そして「エクソシスト」のマイケル・フリードキン監督、
マシュー・マコノヒー主演の「キラー・ジョー」があまりにも面白かったので、レポートします。

これは、さっさと、一刻も早く!日本公開して欲しいです!
監督のクレジットだけで映画ファンが全員よだれをたらし、ギラギラとした目で、日本公開を待ち望んでいるに、決まっています。


トレイラーをはりつけます。




あらすじ

舞台はアメリカのテキサス。借金の返済に困った若者クリスは、母親が50000ドルの死亡保険をかけているということを母親のボーイフレンドからきき、彼と保険金めあての殺人を計画します。これは、自分の欲と自由のため子どもを犠牲にすることを当たり前としていた母親に憎しみを抱いていたクリスにとって、何の迷いもない決断。母親のボーイフレンドによると、保険金の受取人は、父親ハンセンと彼の現妻シャリアとともにトレイラーハウス暮らしをするクリスの妹ドッティだとか。クリスはさっそく父親のもとへに話を持ちかけます。
暗殺者キラー・ジョーを雇い、うまいこと母親を殺害し、みんなでお金を山分けしよう。。。 前妻に未練もなにもない父親は即オーケー、そしてキラー・ジョーに依頼します。
キラー・ジョーことジョー・クーパーはテキサスの保安官で、こうした依頼による暗殺は、副業みたいなものですね。ジョーは「1仕事25000ドルの前払い。万が一御用になっても、俺の名前は決して口にださない。出したらお前らの命はない」というのを絶対条件に提示します。しかし、保険金が下りなければ、借金しかないのがクリスです(笑)もちろんそんな大金、父親のハンセンにだってあるわけがありません。なんとか交渉の余地を探すのですが、
 条件が飲めなければ、この話はなかったことに、、、とアディオス決めるキラー・ジョー。
 。。。と思いきや、なんとジョーはキュートで純朴なドッティにハートをドッキュンと射抜かれてしまうんですわ。異例の心代わりをし、「代金をいただくまでは保険金の受取人を所持させていただく」と。妹を売るなんて行為はいやだけど、やむをえず、クリスは条件を飲むんですね。
 一方何も知らないドッティは、シャリアから「家族でジョーさんと一緒にディナーするので、おしゃれでもしなさいよ」ともらったお小遣いでちょっとセクシーなドレスを購入。家族も同席するかと思いきや、「いや一緒にご飯を食べられないんだよ」と言われて、事態を察知し、「こんな服着替える」と大泣きして部屋に閉じこもっちゃいます。そこへジョーが登場。いや、なんだかんだいって、ジョーは謎めいたダンディな人ですし、トークも物腰も洗練されてますから、落ち着いて考えてみたら、ドッティにとっては、魅力的な相手なんですよ(爆)気がつくと、ジョーと恋に落ちているわけですね。
 そんなわけで、前金をきちんといただいたジョーは、キッチリ仕事に入ります。ところがですね、一見クリスの母親を殺せば終わりのようでしたが。。。

「フレンチ・コネクション」のフリードキン節でまくり!
 70年代ハードボイルドな空気たっぷり!

クリスがハンセンのトレイラーハウスに押しかけ、ドアが開いた瞬間、上は着てるが黒い陰毛まるだしの義母シャリアがバーンと登場したり、不必要にデカく、不必要に燃費が悪く、環境にフレンドリーとは真逆の方向を行く一昔前のアメリカンな車ばかりがホコリっぽい道路をブイブイ言わしていたり、ボコボコに殴る蹴ったりのシーンをとことん見せたり、みんな風呂にあんまりはいってない感たっぷりな汗と汚れが服に染み付いていたり。。。
 めちゃめちゃ70年代のハードボイルド色に染まって輝いているのですよ。携帯も持ってるし、ハンセンの家のAV機種なんてフラットTVとかDVDプレイヤーとかガンガン映っていて、ホント現代のお話だというのに!
 ホント、映像に関しては、観てくださいとしかいいようがないので、もうお願い、観てください。


恐怖が見え隠れする緊迫の瞬間に飛び出る秀逸すぎるボケ


(すいません、私この作家Tracy Lettsの作品どれも未見なんですが、"Osage County”というブラックコメディでピューリッツアー賞を受賞した作家さんの作品なんですね。Wiki さん情報によるとそうか、UKでもこのお芝居(Osage~)は上演してるんですね。これはちょっと気になります。。。)


借金とりに追われるとか、保険金目当てで人殺そうとか、暗殺者雇おうとか、
コワイ話てんこ盛りなんですよ。なのに決してその緊迫感を壊すことなく、いたるところにボケの笑いが展開していきます。アメリカの映画ですが、このブラッキーな笑い、極めてイギリス人ウケする作品だな、と。
 パッと浮かんでくるのが、全部イギリスの劇作家ばっかりで申し訳ないんですが、
一連のハロルド・ピンター作品とか、マーティン・マクドナウのLieutenant of Inishmoreとか、In Brudgesとか、最近みた例でいうと、Jez Shuttleworthの「Jerusaleum」とか、
そうだ、アメリカだとコーヘン兄弟の「ファーゴ」系。
 とくにクリスの父親ハンセンがめっちゃいい味だしてました。


エロスがアートになっていた。

もしかして、ブラックユーモア以上に、魅力を感じたのは、この部分かもしれないです。エロの扱いがめちゃめちゃアートだった! いや、とってつけたみたいなアートじゃなくて、偶然の産物でもなくて、しっかり緻密な計算をもとに作られたアートでした。フリードキン監督は何をどうするとエロがアートになるかを古典のテクニックを基盤にして見せてくれていて、すげえ。と思いました。ホントに。
先にも書いたんですけど、例えば「トップは着てるけど、陰毛丸出し」の女性。
ジョーとドッティとのラブシーン
それとクライマックスに起こる、あるシーン。(スポイルしないように黙っときます)
どれをとっても、アートとしてうならせられました。感動しました。

そしてまた、監督のドッティの撮リ方がハンパないくらいすごくて、
”ホントに羽生えた天使なんじゃないの?”みたいに見せたりするんですよ。全編に渡りキュートで、ジョーでなくても、誰だってあんな子いたら、メロメロって感じっす。ああ、あたしゃ落ちるね、ああいう子に。




。。。ちなみに、この映画、「ねえ、これゴズリングでもいいんじゃないの?!」なんつって、思ってたんですが、
このクライマックスを観て、
いや、ゴズリングにこれは絶対に!させられねえ。
オレが許さねえ。(え?)

 って思い直しました。

 思い入れのない実力派俳優、マシュー・マコノヒーがやってくれてホントよかった(ええっ?!)
 今までヘンなラブコメくらいしか記憶になかったんだけど、この人、この映画で個人的に株急上昇です。

お待たせしました(多分)みなさま気になってる「ディクテーター」鑑賞日記です。☆ Sasha Baron Cohen "The Dictator"

みなさまこんにちは。

英国発のお笑いなら、オレのもの! とばかりに(需要もないのに →ココ、ポイント)我がモノ顔でツバつけまくるコメディ部です。(*そういえば男性部員入部(祝)につき、女子の枕詞が消えました)


みなさまが、興味津々の。。。例の。。。映画観ました。。。 

ディクテーター 身元不明でニューヨーク



9月7日より、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国順次公開

ご存知「ボラット」のサーシャ・バロン・コーエンが、「ボラット」「Curb your Enthusiasm /ラリーのミッドライフ☆クライシス」の監督ラリー・チャールズと組んで、本腰入れて作りました映画。配給会社も財布全開でプロモーションにお金をかけている今年一番プロモにお金のかかったコメディ映画ではないかとも思います。

映画「ボラット」「ラリーの。。。」は大変大変高く評価すべきシロモノなため、今回の「ディクテイター」も大変高い期待をよせてしまいがちです。


以下、あらすじと感想です。日本公式サイトはこちらですが、えええっっっと。。。
日本の宣伝会社の方、ご、ご苦労様です(大汗)・・・

この公式サイトをご覧になってウキウキしているみなさまをスポイルしないために、しっかりすべてタタミマス。。。

6月8日公開!サイモン・ペッグ主演の不思議映画「A Fantastic Fear of Everything 」



さて、これから、ちょっとコネタをポンポン飛ばしていきます。

6月8日よりUKで公開するA Fantastic Fear of Everything 。主演がサイモン・ペッグでございます。
監督が。。。(大汗)、す、すみません、私よくわかってないんですが、Crispian Millsって、あの、あの、、、

は~~~っしゅ、は~~~~っしゅ
(古?!)の、




クリスピアン・ミルズなの?(汗)
(調べろ、自分!)

違うの?! 同姓同名の新鋭イケテル監督なの?

、は~~~っしゅ、は~~~~っしゅ なの?!


トレイラーみたんですけど、以外とこれが面白そうで、観に行っちゃおうかな、と思ってます
カンヌでもめっちゃ評判よかったみたいですし!




うわああああ。ここでやっぱりは~~~っしゅ、は~~~~っしゅ、だって書いてある!

http://www.allcinema.net/prog/news_details.php?NsNum=6606

評判がよかったので観てみました☆Jシーガル&Eヘルムス主演「Jeff who lives at home」



最近スクリーンで映画観てないな~と、近所の映画館上映作品情報をのぞいてみたらば、
ちょうど公開されてまして。

Jeff Who Lives at Home




アメリカじゃ今年3月公開されてるんですよね、これ?



アメリカ版はすでにDVDも出ちゃってる。。。は、はやっ!

アメリカン・コメディ好きならもはや枕詞なんぞいらない、ジェイソン・シーゲルとエド・ヘルムスが競演しております。映画になると当たりはずれがあるお二人かと思いますが、やはり、気になるのです。
今回の決めテはやはり、このポスターですね。 アート嗜好があるというか。どんちゃん騒ぎのお笑いじゃない匂いがしました。
また Rotten Tomatoesで77%だったかな? を出してます。
(Rotten Tomatoesはある程度信用してます)


脇を固める女優がスーザン・サランドンっていうのも、めっちゃヒキ要素です。


以下、あらすじと 感想です。
ネタばれしちゃうと思いますので、楽しみになさっている方はお気をつけて。。。

東南アジア圏では名作として有名なコメディ映画が上映されます☆「アーミーデイズ」in Sintok シンガポール映画祭

こんにちは。

これ以上、自分のクビをしめつづけて死んでしまっては、お話にならないので(よほどのことがない限り、
中華ものには手を出さないようにしていますコメディ部です。(←イナムラは、すでに以前2回ほど逝ったまま戻ってこれない寸前の経験済)

が、現在東京にて開催されているシンガポール映画祭にて

http://www.sintok.org/

あの! 東南アジアではクラシックの殿堂入りというほどの認知度を誇るコメディ映画「アーミーデイズ」が日本初公開されているということで! 
あわてて、ブログアップをしております(大汗)

もうすでに1回目は上映されていて、2回目が5月19日!


上記リンクの紹介ページにもあるとおり、これは、兵役ネタのお話です。
インド、中華、マレー系と、どの民族だろうとシンガポール人(笑)。兵役もどの民族だろうと義務づけられております。
というわけで、同じ国にいながらも生活習慣、文化のことなる男の子たちが一つ屋根の下で、厳しい(?)訓練を受ける。。。それぞれのキャラクターからくる笑いがそれぞれの民族の習慣や生活を反映していて、笑いつつも、ああそうか、と東南アジアの他民族国家について、色々とお勉強できる映画です。
 結構ベタなので、キャラ設定もわかりやすくて、なじみやすいです。
 インド人の男の子が恋人と別れて兵役するシーンは、ボリウッド風だったり、マレー人の男の子はヒップホップ風だったり、過保護で教育ママの元に育ったた中華のおぼっちゃまもいれば、中国語でビシビシしゃべるチンピラ風の子も。
 ちょっとでもシンガポールやマレーシア、東南アジアへの情報が頭にインプットされてあれば、こうしたキャラに共感の笑いを寄せることができます。 
 オカマちゃんキャラもいました。たしかに彼も笑いをとるための道化として描かれていたけど、(→現実では、こんなにオープンでいるのは、夜のお仕事とかの人が多いんじゃないかしら。)イヤミがなくて、クセがなく、チャーミングに描いていたところがすごい。1987年の作品ですから。

 そうなんですよね。
 とくに偏見やステロタイプを使った笑いは、その時代では、オーケーで笑えるものでも、月日が立ち、世論/考え方が変わると、往々にして、あまり適切ではない笑いに変わっていたりします。が、この作品のすごいところは、15年も前に作られたステロタイプベースの笑いにも関わらず、「これは、昔だから許されたんだよね~~~」みたいな、注釈もつける必要がない。「Offensive/タブー」にまで発展するような笑いの作り方をしていない。そこが大変大変高く評価されている理由の一つであり、クラシックのコメディ映画と呼ばれるのにふさわしいのではないかと、思います。。。

というわけで、ホントに、ホントにギリギリですいません!が、おすすめです~~~! 


ヒュー・グラントxマーティン・フリーマンxディヴィッド・テナントxウォレス&グルミット制作会社=超豪華アニメ「THE PIRATES! In adventure with Scientists」 観て来ました

THE PIRATES! In adventure with Scientists! です。





ヒュー・グラント、マーティン・フリーマン、デイヴィッド・テナント。。。声の出演が豪華すぎて、この映画のことを知るやいなや、絶対にいくと決めました。


日本公開いつなのかしら? 


。。。ええっ?! こんなに公開先決まってるのに、ジャパンの文字がないっ!(号泣)


絶対絶対絶対日本でも公開してください!
よろしくお願いします!

以下はあらすじと感想です。

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あらすじ

***原作はこの2作を足したものらしいです。



 ↑未読のためウィキさんのお力をお借りしました。

 
ときは1837年、主人公はとある海賊船のキャプテン、キャプテン(ヒュー・グラント)。気のいい船員たちと知的で思いやりのあるナンバー2(マーティン・フリーマン)と一緒におんぼろ船で和気あいあいと海の大冒険中です。
 海賊社会では、年に一度“パイレーツ・オブ・ザ・イヤー”という、一番の海賊を讃える名誉あるアワードが行われます。 自己申告制なので、キャプテンも名乗り出ているのですが、毎年結果は惨敗。今年こそは!と小さな袋に入った金貨を片手に申告するのですが、ライバルたち(→オタク情報:ここにレニー・ヘンリーがいます)に鼻で笑われてしまいます。何しろ彼らの戦利品はクジラの口いっぱいに入った金貨や手のひらに収まらないくらいのダイヤモンドだったりするのですから!
 さんざんコケにされて、ムカッ腹のたったキャプテンは、オレだってやればできる! とあっちこっちの船から略奪をはかります。そこで出会ったのがビーグル号でいっそり研究しながら航海中の科学者チャールズ・ダーウィン(デイヴィッド・テナント)。彼はお金は持っていないけれども、知識は豊富で、キャプテンの愛鳥ポーリーを見たとたんに、“これは絶滅したと言われていた珍種の鳥ドードー!これを一番の科学者を決める「サイエンス・オブ・ザ・イヤー」で発表したら、確実に受賞し、大判小判がザックザクですよ!” 
 そのお金があればパイレーツ・オブ・ザ・イヤーでライバルたちをぎゃふんと言わせてやれる! そう思ったキャプテンは、サイエンス・オブ・ザ・イヤーに行くことを決意。しかし、サイエンス・オブ・ザ・イヤーが行われるのは、あの海賊嫌いで有名なヴィクトリア女王のいるイギリスのロンドンで……。



ヒュー・グラントのキャリア史上、最高のハマリ役?!


 ロマンティック・コメディで不動の人気を誇ってきたヒュー・グラントですが、彼が(素質的に)コメディ畑の人間であることは、大学時代の活動や、そんじょそこらの芸人顔負けのウィット溢れるトーク技術を見聞きすれば明白でございます。その意味で、母性本能をまったくくすぐらない“天然ボケ”で“単細胞”、しかも“うだつのあがらない”キャラだったキャプテンは、彼がやってみたい役であり、かつ超ハマリ役だったのではないでしょうか。そして、今まで彼が演じてきた役柄とはまったく異なるのではないでしょうか。 ファンの方、まったく男性的魅力のないヒュー様ですよ(アニメですが)。マジで(いくらアニメでも)必見です。

何をやっても秀逸なデイヴィッド・テナント。
ダークな思惑を胸に秘めたナードな科学者の声にピッタリでした。

(→褒めてます!マジでものすごく褒めてます!)

 オサレ雑誌wired.jpもおっしゃるとおり、ダーウィンは結婚の良いところと悪いところを箇条書きにして結婚すべきか否かを考えていたんですってね。で、それを読むと何よりも「孤独」とか「愛のない人生」とかに非常に不安を抱いていたのがわかります。
 この映画はちょうどダーウィンが航海しているときの話なので、「彼女できなかったらどうしよう」とか「彼女欲しいな~」とかぼやくんですよ。細々したところで、リアルとリンクするので、ぷぷっ。と笑っちゃう。研究しているホルマリン漬けの奇妙な生物たちもしかり、ですし。何よりダーウィンの執事がMr.ボボって猿ですから。
 ダーウィンの人生について予習していると、この部分、もっと笑えるかも! とか思っちゃいました。


マーティン・フリーマンは、落ち着いたマジメないい人役すぎ(涙)


 マーティン・フリーマンことナンバー2は大ボケのキャプテンをつねに温かく見守る役目なもので、笑い的にはおいしい役ではございませんです。
とてもいい人でした。ハイ。あああ、他にあまり書くことがないくらい(号泣)とても素敵な役でした。


ここがビックリ&ネタばれ注意かも?
この映画でワタクシ的に、一番おいしいところをかっさらったのは、
FLIGHT OF THE CONCHORDSでした。


はい、今年のアカデミー賞でも「マン・オア・マペット(原題:Man or Muppet)」で歌曲賞を獲得したブレット・マッケンジーが片割れの、あの究極のトホホ・オフビート・コメディ「Flight of the Conchords」の。。。
声の出演じゃないんですよ。
サントラで1曲参加していたのです。 
映画的にとても重要なシーンで、この2人のヒット曲「I’m not Crying」がかかるんです。
これがですね。。。核爆弾級に笑っちゃいまして。涙流して笑ったのはこのシーンでした。

というわけでこの映画の笑いのteaserとしてi'm not CryingのPVをはりつけときます。



Flight of the Conchords のテレビシリーズを未見の方、
これは永久保存版です。



ついでにグラミー賞受賞のアルバム(=ホントです! ミュージックコメディ部門だかなんかを受賞してるんです!)も人生に1枚必要です。





この映画、
この選曲だけでなく、全般的に、サントラの使い方が非常に凝っていました。
もしかして、ココをバラすと笑い的なネタばれになってしまうかも!と、不安になるくらいなので、
他に例を出すのはやめておきます。


というわけでまたも、最後は、本題とずれたものを大宣伝する形で終ってしまいますが、
どうぞ懲りずに今後ともご愛読ください。。。(汗)

へええ!!邦題「寝取り男はロックスター!」なんだっ。これはウマい!☆「Get Him to the Greek」スターチャンネルにて放送


へえええっ! 

英国のWomaniserコメディアンことラッセル・ブランドと、ハリウッドコメディ映画界の当たり玉ジョナ・ヒルが主演の映画「Get Him To the Greek」が、スターチャンネルで放送されるんですね。




以前書いた感想はこちらです。


それにしても、この邦題「寝取り男はロック☆スター」とは!
スターチャンネルさんにパチパチ拍手です! ☆☆☆うま~~~~い!!☆☆☆


日本の海外コメディ市場を考えたときに、

原題「Get Him To the Greek」(直訳:ヤツをグリーク・シアターに連れていけ)
のようにジョナ・ヒルから観た立場のタイトルにしても、別に引き要素はなく、
グリーク・シアターもなんじゃかわからない。

でも、ハリウッドコメディ界でブイブイ言わしてる「ジャド・アパトー」一味による一連のヒット作である映画は映画好きの間では知られている事実なわけで。
で、「寝取り男」とすることで
「寝取られ男のラブバカンス」の思い出せちゃう。
=「寝取り男」は「寝取られ男」のスピンオフ。
とタイトルで、ちゃんと説明してる!

うま~~~い!うま~~~い!!

というわけで、邦題が素敵、という意味のない、記事で失礼しました(汗)




あら!(驚)!ついに日本公開ですかっ?!祝!「ブライズメイズ☆史上最悪のウェディングプラン」

あら!おめでとうございます!

2012/4/28(土) ヒューマントラストシネマ渋谷ほか、全国ロードショー

配給
東京テアトル
宣伝
アステア
【日本公式サイト】http://bridesmaidsmovie.jp/
【公式サイト】http://www.bridesmaidsmovie.com/


ですって?

以下、以前に書いた映画鑑賞の感想のリンクをはっつけておきます。

もうお読みになった方はすいません。。。(汗)


http://komeddy.blog130.fc2.com/blog-category-20.html#entry328

そのスティーブ・カレルが「ラブ・アゲイン」のPRでやった爆笑スケッチ☆Funny or Die





さて、いかに「ラブ・アゲイン」が万歳ライアン・ゴズリングなかっこよさであるかを、ひととおり説明したところで、
スティーブ・カレルがこの映画のPRでやったスケッチネタをご紹介します。

これ、映画観る前に一回観たのですが、スティーブをイケメンと思っている私には、あまり面白いジョークには感じなかったんですね。今は、かなり、笑えます。(。。。いや、今もスティーブをイケメンだと思っていますよ。)


クリス・オダウドに激萌え。ロマコメとして大プッシュしたい!☆遅ればせながらBridesmaids観ました

アメリカではとっくの昔に公開され、大絶賛の「Bridesmaids」。Rotten Tomatoesで衝撃の90%をはじきだし、ゴールデングローブ賞他、映画賞レースでも頻繁に名前をきいておるかと思います。
そんなわけで、日本上陸を待たれている方も多いのではないかと思います。




みたいみたいと思っていて、ずるずる今まで来てしまいました(汗)

制作はジャド・アパトー 脚本、監督はポール・フェイグ というあの名作「Freaks and Geeks」「Knocked up』のクリエイターたちが再びドッキング。

主演はKristen Wiig・クリスティン・ウィグ。
サタデーナイト・ライブに出てた方ですね。リッキー・ジャーヴェイスの「Ghost Town」とかジェシー君の「アドヴェンチャーランドへようこそ」それから「宇宙人ポール」などなどなど。近年の米コメディ映画にかかせない方ですよね。

英国からの遠征チームは マット・ルーカスと クリス・オダウド。
最近この2人は常連ですな……。


以下、衝撃の感想です。ネタはあらすじ程度にばらします。


たまには皆様のお役にたつ情報を……☆「HORRIBLE BOSSES/モンスター上司」観ました

こういう感じの見た目オムニバスタイプの映画って、ちょっとあんまり興味がわかないのですが、
なぜか後頭部あたりで気になっていたんですね。





チラ見で認識できるのが、ジェイソン・ベイトマンとケヴィン・スペイシーと。。。以上。(汗)
このセクハラされる男の人観たことあるけど。。。あれ、どこだっけ? (注1)
ジェイソン・ベイトマンが困る役ってよく見るし、ある程度期待感がアップ。
&ケヴィン・スペイシーがイヤなオヤジになるんだ、と思ったら、ますます気になります。
が、まだ腰は重い。
悩んでるときはimdbの評価を観ます。
7以上。
コメディで7以上って結構がんばりましたでしょう。なのでさらに期待感がアップします。

そしてクレジットをチラリ。

おおお! このセクハラ上司

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ジェニファー・アニストンだった!(驚)髪の毛の色とか違うし、メイクの仕方も違うんで、じぇんじぇん!!!わかんなかった!!!

でもってこのおばかボンボン上司

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コリン・ファレルだった!!! これは、マジで「トロピック・サンダー」のトム・クルーズ並みにわっかんないって!!!

あと、この人。そうそうそう!

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SNLの人ね!はいはいはい!


というわけで、見ることにしました。(どんだけ安易なの 汗)


あらすじと感想はたたみます。
あらすじは、そこそこネタばれします。ので適度にご注意ください。


注1 それがIt's Always Sunny in Philadelphiaに出ていた人だったと認識しました。。。It's Always Sunny in Philadelphiaって、今とっても人気で面白くなっていると読んでしまひました!そうなんですか?! みたほうがいいですか?!

オタクの太鼓判、マジで!楽しめます!☆ベン・スティラー/エディ・マーフィ「Tower Heist/ペントハウス」観ました

もう広告観てるときから気になって気になってしょうがなかった映画「Tower Heist





ベン・スティラー、エディ・マーフィ、マシュー・ブロードリック、ケイシー・アフレック、(個人的に)マイケル・ペナ、等等等、アパトウ・ファミリーに頼らずにコメディオタクのミゾオチをズキュンとつかせるようなラインアップなわけです。


イギリスでは11月2日公開につき、さっそく行って参りました。
日本では。2012年お正月第2弾 (2月3日らしい!)TOHOシネマズ有楽座 ほか全国ロードショーでございます。


あらすじ

舞台はNY。超高級ビルのマネージャーをつとめるジョッシュ(ベン様)は、ホテルマンのようにこのビルの富豪たちの安全を守り、細やかなサービスを尽くすことに全力を尽くすワーカホリック。彼の指揮下、このビルで働く人々も勤勉な人ばかりです。
 そんなある日このビルの住人でNYの金融界のドンと言われるアーサー(アラン・アルダ)が投資家のお金を横領したと逮捕(自宅監禁)されてしまいます。凍り付くジョッシュ。じつはアーサーを信頼して、このビルで働く人々全員分の年金を運用するようにお願いしていたのです。ドアマンのレスターなんて、個人的に自分の貯金も全部運用をお願いしちゃってた。でもアーサーの口座には600ドルしかないという噂で、お金が戻ってくるなんてとても考えられません。まさに、人生お先真っ暗な状況に!
 ところが FBI特別捜査官のクレアから、じつはアーサーが自宅のどこかにお金をごっそり隠している、ときいて、ジョッシュはひらめいた。一か八か、アーサーの自宅から、その現金を盗み出してしまえ! と。何しろ場所は自分の働いていたビルですし、完全犯罪できるんじゃないの?! と。
仲間を集めて、一世一代の大泥棒計画を立てますが……。


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これはですね、涙を流して大爆笑の「コメディ」を期待して観ずに、「豪華な大衆エンタテインメント」を観に行くと最高に楽しめます! 
いや、たしかに、ビジネスに失敗して妻子にも逃げられ一文無しになったトホホな住人役を演じるマシュー・ブロードリックや、新入社員役のマイケル・ペナ、出産間近の妻を持つコンサルジェ役のケイシー・アフレックなど、それぞれ、こちらが観たい!と思うキャラで、いい味出してます。
が! 王道のエンタメ・ドラマに作られてるんで、笑いも王道ですし、何より序盤で結構、”どうしよう! 善良な従業員がみんな路頭に迷っちゃう!”と思わせるような演出をしているんですね。
結果「笑い」の部分のスタートが遅く、その部分だけに期待をかけちゃうと、「タルい」と思ってしまいます。


では”笑い”へとギアチェンジするのは誰か、というと、やっぱりエディちゃん(涙)です。
エディちゃんはベン様扮するジョッシュの近所に住むチンピラ役スライドで、毎朝出勤時に顔を合わせるんですね。序盤はカメオ? くらいな出演の仕方。でも、いざジョッシュが泥棒計画を立てたとき、盗みに関してド素人のメンバーに不安を抱いて、スライドを勧誘する。。。という経緯でメインにどっかん、と出て来ます。

前述にもありますが、この映画、かなり観客が役者に対して観たいと思うキャラを演じているので、エディちゃんも「大逆転」時代を彷彿とさせるキャラ。ひさびさに、本家本元のエディ節を聴けたような気がします。断言しよう(爆)この映画、笑い的にはエディちゃんが一番オイシイです。


で、肝心のベン様ですが、役どころ的に「いい人」を演じ、他の方々に「個性あふれる」オイシイところを譲り渡しています。(笑) ホントだったら彼だってエディちゃんのオイシサがほしいと思います!(だっておいしいもん!!)でも、そこをあえて、ぐっとこらえ、我慢し!(爆)他の人にそれを譲り分け与え、自分はプチ・ツッコミ役、そして「いい人」を演じる。そんなベン様に。。。萌えました(違)

そんなベン・スティラーに敬意を評して、下にとっさに思いついた、ワテクシのお気に入りベン・スティラーコメディ選をリンクしておきます。(思い出したら順次追加 汗)

    







勝手に応援☆ジェシー・アイゼンバーグ主演「30 minutes or Less(原題)」の楽しみ方。

ジェシー君主演のコメディ映画「30 minutes or Less (原題)」(→あえて邦題はのちほど。。。)。

日本列島、海外コメディ映画大恐慌が続いているため、日本公開は半分以上諦めていたのですが、日本でのジェシー君人気がソニーさんに通じたのか、12月3日公開!(祝!)

これは、早速盛り上げるために私も個人的に頑張ろうと、こちらエディンバラでの公開日9月16日の朝イッパツ目に観に行って来ました。
はい、世間中が映画館へ足を運ぶならば「Tinker Tailor Soldier Spy」を観に行く9月16日に、です。


おかげで、6ポンド強で、エディンバラのvue cinema スクリーン5を独占して鑑賞させていただきました。

以下はそのレポートになります。


参考資料として 以前アップした記事がありますので、お時間あったらそちらもよろしくお願いします。


とりあえず、トレーラー。



もういっちょ。





番外!(爆)たまらない胸きゅんロマコメ☆「Love in Disguise/恋愛通告」観ました



じつは去年から一番見たい映画の1本だったのですが、アジア出張のたびに、なぜか見過ごし。
我慢できずにバッタもんのDVDを購入してみたものの、google 翻訳のようなキャプションがあまりにもアラビア語だったので、途中で視聴断念してしまったラブコメです。ついに先日のロンドン行きの飛行機内で鑑賞!!!

leehom wang 339009

すいません(汗)王力宏が、3度の飯より好きなんです。
そもそも、彼が出演した日本の映画の英字幕をやったことがきっかけと、邪道な入り方してるんですが。。。

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(2007/03/21)
鈴木京香、王力宏 他

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 とにかく、むっちゃくちゃ!!!かわかっこいいんですわ、この人。鈴木京香さんを食事に招くシーンがあるんですが、”うっとり~”とはこのことです。

今まで、この道の専門家の方々によるすんばらしいブログが多々あるなか、自分がきゃーきゃー書く必要性をまったく感じていなかったのですが、どうもここ1~2年ですっかり、韓流ブームに押されてしまっているようで(汗)気がついたら、あ、あれ??? リーホンっ! リーホンの日本語情報は?! という状態です。
この映画もちょっと前だったら、確実に日本公開されてたような気がするのですが。。。(涙)
 なので、ちょっと自分でもカミングアウトしてきゃーきゃー言ってみようかと思います。
 いや、まだみなさん、リーホン熱を忘れたわけじゃないと思うのです! せめて、ニューアルバムがでたら、すぐに日本版が出るくらいな状況まで盛り返したいです。。。

~~~以下、感想です ネタばれしてますが! リーホンの魅力はそんなネタばれじゃあびくともしません~~~




"オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式、観てみました

ジョン・キューザック、って名前があると、良質のlight hearted comedyを本能的に期待するんですよね・・・




というわけで、鑑賞してみました。IMDBにて6.6という超ビッミョ~な評価がくだされているので、理性はビクビクです。でも人間何事も挑戦です。

以下、ネタばれですので、すみません。自己責任 でよろしくお願いします。

「Get Him to the Greek」観ました

前から気になっていた映画鑑賞シリーズ第2弾です。
昨年末安かったんで、ついでに(笑)購入しました。

Review Get Him to the GreekGet Him to the Greek

アパトウ傘下のなかでも、とくに”ハズレなし”的ステイタスで人気を博すジョナ・ヒルと、芸とスキャンダルとどっちも定評(?汗)のある、英国”womanizer"芸人、ラッセル・ブランドのダブル主演。あ、ハイ、左にいるのはP.Diddyですね。(私がピンとくるのはPuff Daddyのころですが。。。)そしてキャラクター案、プロット案はジェイソン・シーゲルだそうです。ふむふむ。

え~っと、

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ジェイソン・シーゲル、クリスティン・ベル 他

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 ヒット時に噂されてた通り、ざっくりではありますが、この作品のスピンオフでした。
ジェイソン・シーゲル扮するトホホな作曲家ピーターの恋人サラ(クリスティン・ベル)を寝取っちゃってた、スキャンダルまみれのお騒がせロックスター、アルダス/Aldous Snowがメインで再登場です。(実際、本編中にサラ主演のドラマを観て、アルダスが「あ、この子とヤッたことある」っていうシーンがあります)
 ざっくり、と言ったのは、ジョナも「寝取られ~」でウエイターの役で登場しているのに、それは’なかったこと’にされているからです。
 ジョナは「Get Him to the Greek」では、レコード会社勤務の冴えない研修員アーロンとして登場。パフ・ダディ・・・じゃなかった、P.Diddy演じるレコード会社社長にけしかけられて、金儲けできそうな企画を提案したところ、まさかの許可が下り、任務を遂行します。
 その企画とは、活動休止中のロックスター、アルダスをロンドンからLAのGreek Theatreに呼び寄せ復活ライブをさせよう、というもの。ライブまでは、72時間。スムーズにことが運んだとしてもギリギリのスケジュールですが、アルダスがそんなことを考えて行動するわけもない。ロックスターは自分のために時間が止まる、くらいの感覚で生きてますから(笑)結果、ハプニングが続出していきます。数々の騒動とそれを通して育まれるバディ映画ですな。(まとめちゃった 汗)


以下感想です:

「寝取られ~」でも思ったですが、
アルダスのキャラはアレですな、OASISのギ●ラガー兄弟...
Oasis

で、アクセントはマンチェスターじゃない(笑)ってのが非常に
アメリカ人の作った英ロックスターのイメージってのに、ドンピシャだと思います。そしてラッセル自身にもかなりハマるイメージ。
パフ・ダディさんが「You Mo....F....」っていうところをラッセルは「You Wa....」と言うとか、そういうスラングの違いとか出るよう意識している印象があります。そういえば、前「寝取られ~」のインタビューを観たときに、ラッセルが一言しゃべるだけでクリスティン・ベルが「うお~、超イギリス英語っ!」ってバカ受けしてたのを観たんですが、この映画でもアルダスが一言しゃべると、観客はドッとウケたんでしょうか・・・?(汗)

ちなみに、ラッセル・ブランドの芸人としての持ち味はまるで無視されていますが(爆)そこは本人もわかりきってますし、観てる側もそれをこの映画に求めるのは間違いと理解しているので、そこは問題ないです(笑)ラッセル・ブランドの芸風例はこちら



一方、ラッセル・ブランドのイッちゃってる感を出すためですかね~ジョナ・ヒルがひたすら振り回されるいい人役になっちゃってて。ドラッグやお酒を飲まされて自分もキレちゃう、とか、かなりベタで。
「Funny People」「ナイトミュージアム」「寝取られ~」とどんなにチョイ役でも一番印象的ともいえるシーンをさりげなく作り出す彼の魅力が、いまいち堪能できなかったかなぁ・・・
「ナイト・ミュージアム2」で一番面白いとささやかれているシーン


一方おお!と思ったのは、なあんと、「MAD MEN」のペギーが アーロンの恋人役をやっていたことです! 

エリザベス

地味で平凡、慎ましやかに生きる研修医なんだけど、アーロンがアルダスに振り回された結果ほかの女性とヤッちゃった(レ●プ?汗)こと知ったら、”(アーロンとアルダスと)three someやりましょう!”と言っちゃったり。あまりに自然に冷静を保ちつつ、っていう演技にホレました。ベティはよかったなぁ・・・。

そして、また、一瞬ですが
Kristen Schaal、出てました。


あとは、数え上げたらキリがないほど、ジャド・ファミリーの面々がピョコピョコ顔を出しているので、それはそれでお楽しみいただけると思います!もう、何人見つけられますか? 状態ですね(笑)。






ようやく観ました☆「奇人たちの晩餐会USA」: Dinner for Schmucks

去年からずっと気になってたんですよ・・・



日本でも大ヒットしたフランス映画の大胆リメイク、ということで、ある程度アメリカン色に染まっていることは予想がついていたのですが、
何しろ表紙がコレ(=スティーブ・カレルとポール・ラッド)じゃないですか。ジャド・アパトウ経由の2大北米イケメン芸人/コメディ俳優ですよ! (そうです。スティーブ・カレルは、イケメンです(キッパリ)「
リトル・ミス・サンシャイン [DVD]」を見て彼に見とれなかった女子はいるのかっ?)
しかも この下の写真に
Jemaine ClementThe Hangover Poster 01ChrisDavid Walliams
が写ってんですよ。
これは、観ないとダメです。

というわけで観ました・・・。

え~っと・・・
オリジナルと切り離して観ましょう!(笑)
(というわけで、あえてオリジナルのあらすじ等には ふれません。)

そうすれば、この映画が作り上げたアメリカならではな美徳、価値観を盛り込んだプロット展開を充分に、何の抵抗もなく!堪能できるのではないでしょうか。奇人たちをより集めた晩餐会を行う過程で、いつのまにか、美しい友情物語=バディ・ムービーと化してるあたり。そして、人にヘンだとバカだと言われても、それは「夢追い人=I'm a believer」だからと、夢を見ること、希望を持つことの大切さを訴えるあたり。そして、欲や出世よりも愛を重んじるあたり。

いや、私ポロッと泣きましたよ。だって、みんな芸達者なんですもん!!
とくにとくに、やっぱり主演のスティーブ・カレルは、「奇人」「変人」をナチュラルに演じつつも、繊細な心を持った”普通”の人間である部分をきっちり出していて、本とによかったです。このジャケ写だとビジュアル的に伝わってこないですけど、ちょっと髪の毛染めてて、それが結構かっこいいんですよ! ぜひ見てください。

というわけで今回のシメは、この作品のトレーラーです。どうぞ~




***そうだ! もう一人***

Kristen Schaal

も冒頭からでてます!


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レンタル屋ではゲット不能なアブファブとか観れるみたいです。
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komeddy

Author:komeddy
コメディを愛するコメディ部。常に部員を募集中です
プロフィールはカテゴリー内に埋もれてしまいました(汗)
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