オーストラリア&ニュージーランドでは、今やKing Of Comedy的(らしい)人気を誇るChris Liley クリス・ライリー。 完璧なまでにドキュメンタリーを模倣します。見てる人が、それが”モキュメンタリー”だと気づくのは、主要登場人物をクリス・ライリーがみんなやってるから、という(汗) ニュージーランドのフォークデュオ Flight of the Choncordsに続き、オーストラリアの学園生活を綴った”Summer Heights High”が英米にも輸出され、一時期「オセアニア・インベージョン」みたいにはやし立てらてましたが……。
Sマウス ギャングスター・ラッパー。昔貧困でラフな生活してたけど、今やラップで一攫千金、豪邸たてて、ティーンの反逆の声を代表してお見舞いするぜ~~~を装っておいて、ふたをあけると、超豪邸に住む金持ちの息子だった、っ~。。。結構よくあるネタで、(こちらのブログでも「GEt Him To the Greek」やボー・バーナム君のヒップホッパーネタなどを通して感想を書いちゃってましたが)、新鮮さにかけますが、はい、一番笑いやすいかもしれないです。
話せばながく(?)なるのですが、 さかのぼること映画「ロード・オブ・ザ・リング」パート1。 エルロンドの4つの国が集まる会議という超重要な場面です。 指輪の処置をどうするかで、ざわざわしているとき、フロドが「I will take it!」と言い、みんなが一斉に彼を見る。 観客もそのとき「Frodo is great!!!! 」と思った瞬間、見えたんですね。 一番右っかわ、黒髪のむっちゃイケメンのエルフの姿が。。。観客はそのまま「...Who is that?!」 その「Frodo is great.... Who is that?」の頭文字をとったのが FIGWITで演じていたのが、ブレイク前のニュージーランド発コメディ・デュオ「THE FLIGHT OF THE CHONCORDS」の片割れブレッド・マッケンジー/Bret Mckenzieだったです。
2005年、17歳にしてメルボルン国際コメディフェスティバルの登竜門的大会、Raw Comedy Awardの史上最年少優勝者となったジョッシュ。同年にエディンバラのSo You Think You’re Funny?のファイナリストとなるなど、早々にスタンダップとしての才能を認められていきます。女性誌コスモポリタンを愛読し、Kitchenaidのミキサーを所有している(?)と言う彼のネタは、男臭さがないというかまさに草食系。 どう見てもいじめられっこな自分の外見や日常生活の出来事を自虐的にしゃべるのですが、その 語り口が既に老成しちゃってる感じなんですよ。しゃべり方も、間の取り方も非のつけどころがありません。そのジョッシュ特有の小生意気な感じがたまりませんね~。あとこのベビーフェイスで時々えげつない下ネタをさらっというとこも好きです(笑)。
*右は番組"Talkin' Bout Your Generation"より。The Killers世代代表?のジョッシュ。
2007年には初のソロ・ショー"Please Like Me"でメルボルン・フェスティバルの最優秀新人賞を受賞。そして次の年の公演、"The Adventures of Josh Thomas & The World's Greatest Love Machine"(凄いタイトルだな・・・)がまたもや大人気を博し、テレビ番組"Good News Week"へも準レギュラー的に出演するように。
そして2009年、人気バラエティー番組"Talkin' Bout Your Generation"にレギュラー出演。 すっかり女子に「かわいい~!」と叫ばれるほどの国民的モテ男君に!……と思ったら、ゲイであることをカミングアウトなさいました。しかし、スッキリさわやかな国民性を持つオージー・ガールズは、それをあっさり受けとめちゃった。本人は「ググっても全然スキャンダルになってないし、つまんないな~」とボヤいていました。。。
Noと言えないオーストラリア人がここに・・・!なんで流れで80ドルも払ってんですか(笑)。 "I convinced myself that they were more scared of me than I am of them, like a spider."って絶対このストリッパーの場合には当てはまらないですから・・。
そして09年。
ママのオンライン・デートを手伝う息子(笑)。"But it's bad ‘cause I've been like a little bit too heavily involved, 'cause she doesn't know how to use the Internet."って……このネタ大好きです。 "Please, date her."のとこの間の取り方がたまりません~。"It's like a good investment."には爆笑です。。。