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Go Johnny Go Go Go Go!! ~本物の笑いとイケメンは国境を超える~

開かずの扉状態の英語圏コメディ。しかし、「面白いヤツは人気者=カッコいい」という法則は万国共通。コメディアンにはイケメンが沢山いるのです!ここでは、日本ではほぼ知られていない‘イケメン’コメディアンを紹介します。
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新年早々Tim Keyのポエムを・・

PARTY_InvisibleDot_Image_SMALL.jpg

新年からなぜかTim Key関連のものを見まくってしまいました。。TimはTom Basdenバージョンの『審判』、Joseph Kでも共演していましたね(見てませんが)。どうやら肝心のヨーゼフはTimでもTomでもなく、彼ら2人はその他の役で出てたらしいですよ・・・何度も!!(笑)その他の登場人物がすべて2人の顔だったら確かにかなりシュールでしょうなぁ・・・。

そのうちの一人のTim Key(詩人、34歳←本人のサイトにあった説明書き)の詩が色々youtubeにアップされてたので宣伝です。アルバム(しかもレコード。それ以外はmp3しかないんじゃないでしょうか笑)も売り出し中ですし、関連の動画がけっこうありました。

ちなみに彼が今年のクリスマスに発表していた詩はこちら。(彼の詩はツイッタのtimkeypoetで読めます)
Poem#1112. Santa sat his elf down and told him he didn't exist.
Ryan wept and beat Santa's chest. But his fists just went right through.(0).

相変わらず哀愁漂ってます。ツッコミ所満載過ぎるよ・・・・・エルフはいるのか・・・。



トライフル。朝食にトライフルの残りを食べること自体はムチとは関係ないんですが、妙に生々しく浮かび上がってきます・・。シュールだよ。。。



わいろ。警官を懐柔しようとして結局手錠をはめられている。"Cute."というセリフがよいです。



youtubeで見つけた結構前の動画。スタイルがあります。プーさんの詩は分かっちゃいるけど笑ってしまうネタですね・・。

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[ 2011/01/08 23:38 ] Cowards | TB(0) | CM(0)

Tim Keyの新作PV、憂愁の秋にお薦めします

女子コメディ部で大プッシュしているコメディ集団Cowardsの一員、ティム・キー。(過去記事はこちら) 嬉しいことに、大注目の"帰ってきたアラン・パートリッジ"の物腰柔らかな(笑)サイドキックとしても活躍してくれてます!

そんなティムが今月"Tim Key. With a String Quartet. On a Boat."という初のアルバムをリリースします。彼のピン芸である詩の朗読を、楽団とともに舟の上で行う、と。またシュールなコンセプトなんですが、映像にするとそのシュールさがもう神々しいまでに(そう思うのは私だけでしょうか?笑)輝いておりました。ボートに乗るまでの無言の部分・・計算されたようなティムの動きも最高です。

ティムの詩にはこういうしっとりした曲が似合うんですよね・・内容が道徳的かは別にしてですが(笑)。今回のPVの"Waterloo"。ウォータールー駅での待ち合わせの顛末をぜひお楽しみください。マグナムを食べたとか、ロシア映画とかコスタから椅子を盗んだとか・・蓄積していくディテールがたまらんです。寂しげなティムの表情も一緒にご覧あれ~。。




アルバムのアマゾンUKリンクはこちらへどうぞ。ジャケットも洒落ててかっこよいのです!
timkeycd.jpg



[ 2010/11/04 20:01 ] Cowards | TB(0) | CM(0)

モンティ・パイソンを受け継ぐ新鋭、Cowardsのスケッチを味わう

当ブログで若手"イケメン芸人"として大プッシュしているコメディ集団、Cowards
全員がCambridge Footlights出身の正統派スケッチ・グループです。
チャーミングな4人の作り出す世界は、何か別のルールが働いている不思議な空間。その繊細なジョークとシュールさは、ウィットというよりファンタジーの域? 英語も非常に聞き取りやすいです。 
とにかく、Cowardsには病みつきになりますよ~。
今回はBBC4で放送されたTV版の中でも超お気に入りの、キャラバン・スケッチをご紹介します。。。
(*ちなみにCowardsのTV版は全部YouTubeにアップされております!)

the_cowards.jpg
TVシリーズに毎回登場する、やさぐれ裁判官たち。左からTim、Stefan、Lloyd、Tom。(C)BBC

Caravan Sketchとは、大抵は旅行用に使われるキャラバン(トレーラーハウス)に、4人が定住しているという設定のコント。彼らは普通の会社員らしく、なんでこんな車に、しかも街中に住んでるのかは分かりません。しかし、そこにツッコむ暇を与えないほどに、マイペースに暮らしている4人。Swear Taxなどの独自の税制度(?)のある彼らの日常は、毎日が合宿のようで楽しそう。とか色々書きましたが、可愛い4人の仲良しっぷりを見ているだけで頬がゆるゆる緩むのも事実です(笑)。

番組からCaravan Sketchだけを抜き出した動画がありました。ので、ご覧あれ!

第一話:The Tale of Graeme Dott, The Pests & The Great Bond Debate


アンドリュー(Tom)が会社から帰ってきて始まるこの話。題にもあるGraeme Dottはスヌーカー選手の名前で、大型テレビにDott対Roberts戦が映ってます。家に飾られた4人の写真にも注目。ああ、ネズミ捕りにはさまれるTomの表情がナイスだなあ・・。
猫を飼いたいがためにネズミを放っていたイアン(Stefan)が「しま猫なら飼ってもいい?」とか聞いてるのがかわいいです。猫を飼うまでネズミを買い続ける、というイアンの宣言に"Ian, I don’t think one person in a van should be constantly buying mice, only for someone else to be constantly killing 'em."と返すアンドリューの言い方がシュールで面白い。しかも君たち、金曜日の夜10時に就寝しようとしてたんですか? 子どもかいっ!(笑) 最後に"Oh, I love living here..."と呟いてるのはきっとイアン。

あんまりいらない情報・・・
・イアン(Stefan)が就寝前に読んでた本は、『コレリ大尉のマンドリン』だと思われます。。
・なぜかCJ(Tim)だけがイアンを時々"Ducky"と愛称で呼んでいる。仲良し?
・"The name's Bond, James Bond."はボンドの決めゼリフ。あの"Who'd make the best Bond?"論争の場では一人しかそれを知らなかったようですが。
・Drago   スヌーカー選手のTony Dragoのこと。

第二話:The Tale of The Lobster, The Suntan & The Lottery Ticket


ジェイミー(Lloyd)がトム・ジョーンズの曲に合わせて「カルボナーラ~」と歌っているとこから始まります。Tomファンには色々とたまらない回ですな(笑)。大型テレビには熱帯魚が映ってエセ水槽となっています。CJが買った宝くじを、「もし当たったら・・」と言う不安のあまり返品してしまうところが可愛い。"It would ruin your tiny life, CJ."というセリフもナイスです。ジェイミーが欲しいと言ってたDel Boy vanは、国民的コメディ番組"Only Fools and Horses"の主人公のDel Boyの車のこと。この回は面白すぎるのでこれ以上特に言うことはありません・・というかこの4人の車、カギも無かったんですね。。。

第三話:The Tale of The Chill, The Cuddle & The Dog Show


現時点での最終話。イアンが帰ってくる時に映る入り口付近に、若き日のTimの写真が見えます。暖房がないので、TVに暖炉を映して代用(意味ないし・・)。そしてアンドリュー君、この家に自転車は入れちゃダメだと思います。皆でドッグ・ショー"Cruft's"を見ているとき、CJが"...when I slept with 3 girls this year and only one man"と言ってるのが少々気になりますね(笑)。Hound Dogの替え歌とか、皆でゲームしてるとこなんかは見てて楽しいです。ボスは銃殺されたとか物騒な話をしながら、最後すっごくいい話っぽく終わってるのが笑える。

あ~、続きが見たい。BBCで続編作ってくれないかなぁ・・・。
[ 2010/08/06 18:28 ] Cowards | TB(0) | CM(0)

憂いの吟遊詩人、Tim Key

timkey.jpg
英国エリートコメディ集団Cowardsを勝手に宣伝する第三弾、3人目はTim Keyです。
76年、ケンブリッジ生まれ。

いや、一応イケメンな芸人を紹介するブログなんですがね、時々キュートなおっさん(笑)も紹介します。面白ければかっこよく見える、ということで・・。

 Cowardsが、メンバー全員Cambridge Footlights出身の正統派コメディ集団であることは以前も
書きました。ですが、その中でTimはただ一人ケンブリッジの生徒じゃなかったんです。にも関わらず、博士号の研究をまるまるでっちあげてFootlightsのオーディションを受けたという・・。そんなかなりの強者。
ちなみにそのでっちあげの研究は"ゴーゴリによる短編の翻訳の可能性"、だったとか。

timPL020014.jpg
マイクを持つ姿が決まっている。

 近年の彼のスタンダップのメインは詩の朗読。だからタイトルが「詩人」なわけです。2007年頃から本格的に詩のパフォーマンスをコメディでやりはじめました。シュールな笑いが、詩によって美へと昇華されていくというか・・。その詩に彼特有のマジカルな雰囲気が加わって、不思議な気分にさせられます。(Timの詩が読めるツイッターはこちら。)

 07年~08年の人気ラジオ番組、"Mark Watson Makes the World Substantially Better"*には番組のresidential poet、「お抱え詩人」として登場。この番組はタイトルの通り、人気コメディアンのMark Watsonがこの世の7つの原罪を駆逐する(?)番組。Timがその回に取り扱う罪についての詩を朗読しております。こちらも、シュールすぎて爆笑です。
 そうして若者を中心に彼の詩がウケることが証明されていきます。去年ついにエディンバラ・フェスティバルで彼の"Slutcracker"がEdinburgh Comedy Award(元if. comedy award)を受賞したのも記憶に新しく・・。長い芸歴を経て、ついに英国全域でその名が知られ始めたTim。 陰ながら応援してます。

*ちなみにこの"Mark Watson~ Better"のシーズン2のお抱えミュージシャンはCowardsのTom Basden。主役のMark Watsonと合わせてCambridge Footlights出身者が集合してます。めちゃ面白いし分かりやすいのでオススメ。ちなみにシーズン2で扱うのは「7つの徳」。

Mark Watson Makes the World Substantially BetterMark Watson Makes the World Substantially Better
(2008/08/14)
Mark Watson

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CowardsのTV版より。自分の車をパンと交換してしまったというディック・ローリーの詩です。"It was a bad car, he kept telling himself. And this is good bread, but still even a bad car’s worth more than good bread."のとこのセリフが笑えるけど切ない。なぜ交換した・・?


オバマさんとブラウン元首相がこれほど美しく語られたことがあったでしょうか・・・。そして"Obama reached a finger at Brown’s eye. His nails tapped a glass orb twice. Tappity tap..."You've turned it into a real eye.", said Brown.”のくだりが神秘的ですね・・。英米関係はこうして成り立っているのでしょうか。 そして最後の"Politics."にはシビれました。

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[ 2010/07/30 22:04 ] Cowards | TB(0) | CM(0)

新鋭エリート芸人集団のキュートなウェルシュ・ボーイ、Lloyd Woolf

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英国コメディ集団・Cowardsを勝手に紹介する第二弾・・今回はロイド・ウルフくんです。
81年、スウォンジー生まれ。

Cowardsの4人組の繊細そうなメンバーのなか、一人ひょうひょうとしたキュートな演技が魅力のロイド。そのポテンシャルはピカイチなのに、なぜあまりコメディ界に出てこない??とやきもきするファンを尻目に本人はマイペースに足を進めてます。今のうちにチェックしたもん勝ちかもしれませんよ~~(期待)

他のCowardsメンバーと同じく、ロイドもケンブリッジ大学の名門コメディ・サークルFootlightsの出身者。くりくりした目でとぼけたキャラを演じるのがめちゃめちゃ上手くて、コントを見てても感心させられます。そして彼はCowards唯一のウェールズ人。そんなわけでこんなCMにも出てました。


ウェールズの炭鉱でPot Noodle(カップ麺)が取れるという凝ったCMです。まあ、あの有名なポット・ヌードルを食べたいかは別にして、ロイドを探してみてください(笑)。

lloydwoolf

彼はCowardsのラジオシリーズ化、テレビ版の放送の他にもピン芸人として少しずつ活動しています。
2008年のエディンバラ・フェスティバルでは"10 Shows I Abandoned"でソロとしてデビュー。そこで好意的なレビューをもらっているし、今でもロンドンで時々スタンダップをやってるみたいです。時々じゃなくてもっと出てきてくれよぉ~、という感じですが(笑)、去年は舞台やBBCのSF系スケッチ・コメディ”The Wrong Door”にもレギュラー出演していたので、彼の今年の活動に期待です。。。!


"The Wrong Door"より。微妙に笑える。


・・・いったい何をやっとるんですか(汗)。ってまあ彼らの冗談なんですけどね。Cowardsメンバーの声を聞き分けられたそこの方、おめでとうございます(いるのか?笑)。個人的には「パンを切り分けるトム」がツボでした。

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[ 2010/07/11 20:28 ] Cowards | TB(0) | CM(0)

超名門ケンブリッジ出身・・歌う英国紳士、Tom Basden

tombasden


今回は・・・トム・バズデン君です。81年、サットン出身。

なぜかいつも幸の薄そうな表情を浮かべているコメディアン、それがトムです。控えめにしゃべり、控えめに笑う、その寡黙かつ柔和な感じはまさに英国紳士という感じ・・(多分)。そんなトムは、ケンブリッジ大の名門コメディサークルFootlightsの座長経験あり、と言うまさに正統派芸人。そして英国コメディ界で今
かなーり期待されている才能なのです!

*ちなみにトムの曽々祖父は、スクリュープロペラと折りたたみ式ライフボート(笑)の発明家らしい。

彼のスタンダップのメインは、歌。トムがその幸の薄そうな表情でギターやピアノで演奏する曲にシュールな歌詞が乗っかり、すっごく面白いんです・・!(しかも曲もいいんですよ~?) 例えば・・チャールズ皇太子にチャリティーのパーティーで会ったけど、酔って名前をド忘れして一晩中”mate”と呼んでしまったとか・・(笑)。そんな歌詞を真顔で歌ってるのがもうサイコーです~。2007年にはエディンバラ・フェスティバルで上演した”Tom Basden Won’t Say Anything”でif. comedy awardの最優秀新人賞を受賞し、スタンダップとして高い評価を得ました。そして2009年のエディンバラでは、Now That’s What I Call Music-Based Comedy!(まさにこれが音楽のコメディだよ!)という明快すぎるタイトルのスタンダップでまたもや好評。そんな彼の楽曲は、YouTubeのページで聴くことができますよ~



シャンペンの蓋を吹っ飛ばして友達に当て、殺してしまった(?)という歌。最後までシャンペンを飲もうとしているのが笑える・・。



僕が死んだらこうしてくれ・・という歌。Stephen Hendry(ビリヤードの選手)のサイン入り写真を外すのは許されてないから、というくだりがウケる。曲もいいし、歌詞の流れが面白すぎます・・!


tom_basden1.jpgpartycomedy1.jpg
*右は劇"Party"のポスターより。画像はクリックで大きくなります。

トムは彼一人の活動だけでなく、グループでの活動はさらに注目を集めており・・・
彼は2004年に結成された4人組のコメディ・グループ、Cowardsの1人でもあります。Radio2での
シリーズ化、BBC4で全3話のテレビ放送も実現したCowardsのスケッチ・コメディ(日本でいうコントですね)は、とにかく設定からセリフ回しから面白すぎて、映像が3話しかないのがもったいない!と思わせるような傑作です。なぜか4人が街中でキャンピング・カーの中に生活していたり、友の死の間際に実在のテニス選手のティム・ヘンマンから結婚式の付添い人になってくれと携帯メールが来たり・・・そのちょっとズレた可笑しさはほんっとにオススメです!YouTubeに全エピソードあるのでぜひ、どうぞ。

その他にもトムが脚本を書いた劇、"Party"は2009年のエディンバラ、そして今年の初旬にロンドンでも再演され、かなり良い評価を得ています。5人の若者が政党を作るためサマーハウス(しかし実際は物置小屋)に集まり、繰り広げるスマートなおふざけ満載の会話劇。「左翼でもあり右翼でもある、つまり僕らは翼の間、飛行機の中にいるんだ!」「じゃあ操縦士は誰?」「誰も操縦士ではないけど、私達皆がコックピットの中にいるのよ。」「じゃあ僕たちはハイジャッカーなんだね?!」とまあこのように・・・・・どんどん会話が要点からはなれていく彼らの間抜けた様子がおかしくて爆笑しちゃいます。今年の春にRadio 4で放送もされたこのPartyからは更に彼の才能の凄さが伝わってきました。
これからの英国コメディを担っていく新たな才能、トム・バズデン君は絶対要チェックですよ~~!



Cowardsによるロシアン・ルーレット・スケッチ。このシュールさがたまりません・・・



[ 2010/07/08 12:23 ] Cowards | TB(0) | CM(0)
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レンタル屋ではゲット不能なアブファブとか観れるみたいです。
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プロフィール

komeddy

Author:komeddy
コメディを愛するコメディ部。常に部員を募集中です
プロフィールはカテゴリー内に埋もれてしまいました(汗)
PR会社&配給会社、ケーブルTV放送、DVDメーカーのみなさま、この海外コメディを押して欲しい!というご希望がありましたら遠慮なくcontactアットaweebitofscotland.netまでご連絡ください!全力で!宣伝・布教します! コメディ大恐慌の日本、盛り上げ協力には労力を惜しみません!

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