07年~08年の人気ラジオ番組、"Mark Watson Makes the World Substantially Better"*には番組のresidential poet、「お抱え詩人」として登場。この番組はタイトルの通り、人気コメディアンのMark Watsonがこの世の7つの原罪を駆逐する(?)番組。Timがその回に取り扱う罪についての詩を朗読しております。こちらも、シュールすぎて爆笑です。 そうして若者を中心に彼の詩がウケることが証明されていきます。去年ついにエディンバラ・フェスティバルで彼の"Slutcracker"がEdinburgh Comedy Award(元if. comedy award)を受賞したのも記憶に新しく・・。長い芸歴を経て、ついに英国全域でその名が知られ始めたTim。 陰ながら応援してます。
CowardsのTV版より。自分の車をパンと交換してしまったというディック・ローリーの詩です。"It was a bad car, he kept telling himself. And this is good bread, but still even a bad car’s worth more than good bread."のとこのセリフが笑えるけど切ない。なぜ交換した・・?
オバマさんとブラウン元首相がこれほど美しく語られたことがあったでしょうか・・・。そして"Obama reached a finger at Brown’s eye. His nails tapped a glass orb twice. Tappity tap..."You've turned it into a real eye.", said Brown.”のくだりが神秘的ですね・・。英米関係はこうして成り立っているのでしょうか。 そして最後の"Politics."にはシビれました。
Russell Howard と Jon Richardson。 この二人のことは以前にも紹介しましたが・・・しつこくまた書きます。何度も書いて皆様の無意識の層に訴えます! 今年三月、ファンに惜しまれながらも終了したBBC 6Musicのラジオ番組The Jon Richardson Show・・・。元々はThe Russell Howard Showにジョンが出させてもらう形だったのが、08年にラッセルが抜けてジョンの冠番組になったわけです。この人気番組、YouTubeで検索すると出るわ出るわ、無数の爆笑トーク集が見つかります。それに、今ならまだダウンロードでほぼ全エピソード聞けちゃいますので!・・・・聞きましょう!(笑) (ダウンロードはここ、もしくはここで)
記念すべき第一回の放送がどんな感じだったかをご紹介。ジョンのボケっぷりをお楽しみください(笑)。 #1 (06年11月12日) J=ジョン、R=ラッセル J: I live in the world of order, right? About 3 or 4 times a day, I take the coins out of me pocket, I pop them into ascending size of order, 2 pounds at the back, 5p at front, I pop 'em back in the pocket. R: See, that's wrong, mate. (意訳)ジョン:「常に秩序の世界に生きてるからさ、一日に3,4回、コインをポケットから出しては小さい順に並べてるんだよね。2ポンドを一番後ろ、5ペンスを一番前にして、またポケットにぽっと戻すんだよ。」 ラス:「・・お前、そりゃ間違ってるよ。」
R: I've got a touch of ADD, and Jon is massively riddled with OCD, it's fair to say. (ADDは注意欠陥障害、OCDは強迫性障害の略。) ラス:「俺はちょっとADDの気があるんだけど、ジョンはOCDに冒されてるんだ、はっきり言って。」
J: Just someone punches me on my left arm, I have to punch the right arm. R: What!? J: It's unsymmetrical. R: God, you're so troubled. I love you so much, but it's so wrong, isn't it? ジョン:「もし誰かが左腕をパンチしてきたら、自分の右腕もパンチしないとダメなんだよ。」 ラス:「はあ?」 ジョン:「だって左右対称にならないから。」 ラス:「マジかよ、お前それ病んでるよ。お前のことはホント好きだけど、それは間違ってるって!」
ジョンからラッセルのメール(ラッセルがジョンのチョコバーを食べてしまったことについて): Next time, if you're gonna eat my Mars Bar, replace it ! I was looking forward to that! I'm gonna *** you up, you *****!! (ジョンの声を想像して読んでみてください 笑)
Back off. 「やめろよ、遠慮しとけよ」みたいな意味で、ジョンが世間の人々に対し良く使うフレーズ。 Curly Wurly ラッセルがポケットに常備している?というチョコバー。 How cool is that!? 「すごくねぇ?」みたいなニュアンス。ラッセルの口癖。 Jaffa Cake ビスケットのようなケーキのようなお菓子。それ自体としても会話にのぼるが、"jaffa"という単語は、jaffa cakeには種がない→子どもができない、というスラングとしても使われる(Spacedのコメンタリーでも使われてましたね)。 ラッセルがjaffaだとからかうのは二人の間のお遊びらしく、そのたびにジョンが爆笑している。 Morrisons ジョンのお気に入りのスーパーマーケット。 Pro Evo 二人のお気に入りの日本製のゲーム、Pro Evolution Soccerの略。(あの"ウイニング・イレブン"のヨーロッパ版です) Saved By The Bell 89~93年にかけて放送していたアメリカ学園ドラマ。二人とも子どものときに見ていたため、これに関しては一家言ありあまるらしい。 You've Been Framed! 視聴者応募によって、ホームビデオなどの笑える瞬間を流す番組。日本で放送したら苦情が来そうな気が(笑)。二人ともこの番組が好きで、ジョンに至っては「DVDが欲しい」と言っている。
(おまけ) ラッセル&ジョンの頃の番組の1シーン。
腰パンの流行など物ともせず、ズボンを最高に高い位置ではくジョン。何回かこの話題は出てきて、そのたびにラッセルがその時代錯誤なはき方をやめさせようとしてます(笑)。"I can't believe your girlfriend's mum thinks I wear my trousers too high. She's got no right making that observation."という言い分がやけに理屈っぽいのがまさにジョン的。
これは私が現役で見たせいか、一番’萌えた’第4シリーズの一番大好きなシーンです。 Black Adder(キャプテン)が`自分の許可なしには話してはいけない’っていうもんだから、ヒュー様B扮するジョージ中尉と、もう1人のボールドリック兵は、困っちゃうわけです。yes , sirを言うにも許可がいりますから~・・
これ、国民中が見てたんです。オーバーじゃないですよ。だから次の日 'Permission to speak, sir!’っていうだけで、先生も生徒も一体化しました。ず~っといちいち喋るときに ’permission to speak, sir!'ってみんな言い合いっこですよ。授業中も。
A Bit of Fry and Laurieです。先述のStephen Fry氏とともに老若男女が見て楽しい、ウイットに富んだナンセンスネタ(すでに言葉が矛盾・・・これぞホントのナンセンス) を次々を作り出し大人気でした。この警察ネタは老若男女にもわかる。スラップスティックなのに、機知にとんでいるのがザ・エリート! です。 本当に素晴らしいです。
もう1本、UKTVコメディ時代のヒュー様Bの話になくてはならないテレビコメディがあります。それが
Jeeves and Woosterです 。 P.G Wodehouseの有名なシリーズ小説が原作。本自体は、日本でも固定客が多くて新作のたびに話題になって・・・ますよね?(汗)jeevesもですが、パターンとして知的で1枚なんでも上手なほうがstephen、道化のほうがヒュー様のほうが多いかと思われます。
2005年、17歳にしてメルボルン国際コメディフェスティバルの登竜門的大会、Raw Comedy Awardの史上最年少優勝者となったジョッシュ。同年にエディンバラのSo You Think You’re Funny?のファイナリストとなるなど、早々にスタンダップとしての才能を認められていきます。女性誌コスモポリタンを愛読し、Kitchenaidのミキサーを所有している(?)と言う彼のネタは、男臭さがないというかまさに草食系。 どう見てもいじめられっこな自分の外見や日常生活の出来事を自虐的にしゃべるのですが、その 語り口が既に老成しちゃってる感じなんですよ。しゃべり方も、間の取り方も非のつけどころがありません。そのジョッシュ特有の小生意気な感じがたまりませんね~。あとこのベビーフェイスで時々えげつない下ネタをさらっというとこも好きです(笑)。
*右は番組"Talkin' Bout Your Generation"より。The Killers世代代表?のジョッシュ。
2007年には初のソロ・ショー"Please Like Me"でメルボルン・フェスティバルの最優秀新人賞を受賞。そして次の年の公演、"The Adventures of Josh Thomas & The World's Greatest Love Machine"(凄いタイトルだな・・・)がまたもや大人気を博し、テレビ番組"Good News Week"へも準レギュラー的に出演するように。
そして2009年、人気バラエティー番組"Talkin' Bout Your Generation"にレギュラー出演。 すっかり女子に「かわいい~!」と叫ばれるほどの国民的モテ男君に!……と思ったら、ゲイであることをカミングアウトなさいました。しかし、スッキリさわやかな国民性を持つオージー・ガールズは、それをあっさり受けとめちゃった。本人は「ググっても全然スキャンダルになってないし、つまんないな~」とボヤいていました。。。
Noと言えないオーストラリア人がここに・・・!なんで流れで80ドルも払ってんですか(笑)。 "I convinced myself that they were more scared of me than I am of them, like a spider."って絶対このストリッパーの場合には当てはまらないですから・・。
そして09年。
ママのオンライン・デートを手伝う息子(笑)。"But it's bad ‘cause I've been like a little bit too heavily involved, 'cause she doesn't know how to use the Internet."って……このネタ大好きです。 "Please, date her."のとこの間の取り方がたまりません~。"It's like a good investment."には爆笑です。。。