ロイヤルウエディング・ウイークエンドの4連休も最後の5月2日月曜日、ワタシは愛するダニー・ボイル監督演出の超人気の舞台「
フランケンシュタイン」を観に行きました。
(*この舞台に関しては
Alexせんせいのベネディクト・カンバーバッチHPにて網羅されています。)
ダニーちゃん舞台演出です。音楽でコラボっているのはアンダーワールド。「トレスポ」世代の人間で、ダニーちゃんをこよなく愛するワタクシが、この舞台を逃したら、自分のアイデンティティを失うくらいの、一大事だったのです。(ダニーちゃんへの一方的な偏愛に満ちあふれた感想は、またの機会に書こうと思います・・・。)
というわけで、イメージぴったりの無情な(笑)天才科学者になったベネディクト様がいようと、フ●チンで白熱の演技を繰り広げる実力派イケメンのジョニーさんがいようとしったこっちゃありません(注:この日の配役でした。二人は役を交互に代わるのです)。
ワタシの目当ては
ダニーちゃんです。
日頃サイバー上でお世話になっている
Alexせんせい、
dikokuせんせい、chieko師匠と合流して、鬼に金棒状態になり、ひさびさの出待ち体験をしました。イベントとして楽しいです!
バルコニーで気さくに語らうダニーちゃんをカメラに収めたいと思うも、どうにもバルコニーのバーと、ベネディクト様が。。。(怖いのでこれ以上言えません)

このベネディクト様の包容シーンの後ろにかすかに見えるチェックのシャツがダニーちゃんです。
ダニーちゃああああん!!!
このポリポリと頭をかいたあとに……

後頭部の髪の毛がぴぴーんと立ってる! お茶目です♥ お茶目すぎます! ラブ度がさらに上昇です。
そんなしているうちに、みなさん中へ。その後しばらくしたらベネディクト様が楽屋口から登場しました。押し寄せる女子ファンの波はあるにせよ、ほぼ目の前にいる状態ですから、無駄な意地を張ってはかえってダサいと思い、一緒になって、きゃあきゃあ言いました。
みんなが楽しむ旬のモノをいただかないと世の目に外れます。

ズームです。ズーム。実際、こんなに近づいてません。
そして、ラブでないほうが、冷静によい写真がとれますね。距離が違うとはいえ、ダニーちゃんの写真とあまりに差がありすぎます。
さて、無事(?)ミッションも完了し、せっかくの記念だから素敵なご飯を食べましょうということになり、dikokuせんせいとchieko師匠のご提案で、かつてヒュー様とステ様(注:ヒュー・ローリーとスティーブン・フライ)が逢い引き(→二人の言葉を引用)をしていたという
THE IVYは、予約が当たり前のセレブ御用達の店へ
アポなしで向かいました。ええ、もう旅行者ですから!

運良く7時ならテーブルを用意してくれるとのことで、それまで近隣のパブで時間を過ごし、いざ出陣です。
案内されたテーブルで、メニューとにらめっこしていると、ほどなく、とんでもないことに気づきました。
となりのテーブルに座っている4人客のなかに、なんと!!
ジミー・カー/Jimmy Carr がいるではありませんかっ!!!

はい。ただいま
CHANNEL 4の10 oclock liveでもご活躍の売れっ子コメディアンです。”ウエンブリーアリーナ埋めるのなんてちょろいちょろい”級です。
ひところちょっとほっぺがおたふくかぜみたいになっていて、おなかもメタボ気味だったのですが、ここんとこ、引き締まってこじんまりしちゃってて、なんかオボッちゃまみたい! そして、実物もオボッちゃまみたいだったんです!
ぎゃあああああああああっ! 心の中で叫ぶ私たち。(多分わたしだけではなかったはず。。。汗)
心臓がバクバクで、動きはロボコップ状態。あまりに挙動不審すぎるのを自覚したので、ちょうどサーブされた赤ワインをぐびぐびぐびっと、ビールのように飲んでしまいました。
THE IVYを訪れる日本人たるもの、日本人の美徳を背中にしょった、静かで、つつましやかで、礼儀作法に厳しい日本人観光客にちがいない。。。
店の人たちはこう推測し私たちをジミーのとなりのテーブルに案内したのでかもしれません。
しかしながら、日本では絶対に観れないビッグスターを横目に「やっぱりこんな店で写真なんて無理だよね!?」と
自粛と欲望の狭間で葛藤しながらアルコールを急ピッチで飲む私がいました。
心なしか、その後からお店側の私(たち)に対する警戒が厳しくなったような気がします。空気も読まず話に盛り上がり、ワインをがぶっと飲む姿をみて、セレブが隣にいるんだから、ちっとは気を使えよっ! と思われたのかもしれません。(まったく、お酒を飲んで、心臓ばくばくを抑えていた私の気持ちも知らないでっ!)
おしゃべりしてたら、背後からぬっとウエイターさんが現れ、「声をもっと落としてください」と小声で、しかし厳しく注意されました。店内はかな~り、にぎやかだったんですが……。
本当は、英国の食事ならではの醍醐味(・・・汗)をたっぷり味わえる「THE IVY特製ハンバーガー」や「ルバーブX3」という3種類のルバーブのデザートの盛り合わせをいただいた記念に、カッコイイ写真をとってフードライターを気取りたかったのですが! カメラに触れた瞬間、背後からぬっと現れたウエイターさんに
「写真はおことわりです」と耳元でそっと、しかし
きびしく注意されました。。。。
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ちなみに今flickrったんですけどね、
結構店内で記念写真しているイギリス人の人いるんですが。。。?!
というわけで気を強くして(爆)、THE IVY店内でこっそりとった一枚の写真をあげておきます。