ニック・フロストが来日してくれたおかげで、今まで日陰暮らしでひっそりほそぼそと更新してきた本サイトが、
”ちょっと、お母さん、勘違いしちゃうよ~” っていうくらい、アクセスが急上昇してくれまして、
”あああ、そうかっ! 世間は ニック・フロストの情報を必要としている!”
と気がつきました。
というわけで、世間の祭りに乗っかってみる企画第2弾をやっちゃいます。
ニック・フロストがブレイクしたのはたしかに、みなさまご存知の「スペースト・オレたちルームシェアリング」ですが、その後いつもサイモン・ペッグまたはエドガー・ライトとばかり組んで活動していたわけではありませんですね。
いくつかありますが、そのなかでも 放送当時大変評判がよかったコメディをご紹介します。
●Man Stroke Woman
コント番組です。ニック・フロスト、もふこと、子猫でできてるもふこと、マーティン・フリーマンの奥さん(パートナー?)アマンダさんはじめ、コメディ女優として活躍するデイジー・ハガード、メレディス・マクニイルが一緒にやっています。それと、クリス・モリスせんせい作のエッジィだったシットコム 「Nathan Barley」 (←
ベネディクト・缶ちゃんがでてた、アレです)の主役かつ、現在超超超話題のお芝居「
the recruiting officer」でも好演中のニコラス・バーンズも。はい、豪華な顔ぶれです。
プロデューサーがthe office, IT crowd, Look around You など、傑作揃いのクレジットを持つアッシュ・アタラやStewart LeeのComedy Vehicleを抱えるリチャード・ウエブなんかがいまして、縁の下が本当に力持ちの番組なんですよね。
「FAST SHOW」に影響を受けているような構成だったりコントだったりがぽろぽろと見つけられますが、概ねは
男女関係がテーマ。男女の話ってある意味世界共通なので(汗)国境を超えてわかりやすいのでは、と思います。
前述のとおり制作陣がテレビの笑い最前線に携わっている人々なので、
ネタ自体の面白さというよりは、技術勝ちで、笑いを作りこんでいっています。
その技術とは、演じ手の演技のナチュラルさであり、間作りであり、テンポの良さです。つくづく、コントって、だらだら長ければ長いほど不利なのだ、ということが実感できます。一つ一つのコントがじつに短いです。とくに第2話以降、同じパターンのオチで展開するコントに関しては、状況説明もなくいきなりフリから入るので、タルみがないです!
そしてベタなオチはあからさまにしないで、持ち逃げして終らせてしまうところも、ウマイ! と思ってしまいます……。
というわけで、軽いタッチのコメディがお好きの方に、ぜひおすすめしたいです。:)
The Hiperdrive
あああ、ダメですね。完全に日本ではお取り扱いが(涙)
UKアマゾンのを貼付けておきます。
これは、表紙を見ていただければ、おわかりのとおり、KEVIN ELDONが主演を一緒にはっております!!(←ワテクシ絶対に、フロストじゃないものを宣伝しようとしている!)
KEVINは「IT課」でおなじみのグレアム・リネハンが作ったコント番組「BIG TRAIN」で、彼のキャリア史上最高にブレイクしてしまいまして(だってガーディアンのTVガイドとかの表紙を飾ったりしてたんですよ!)
以後、ポンポン主演が多くなるのですが、、、その一つです。
ちなみに、「BIG TRAIN」ですが、サイモン・ペッグも出てます。。。
ファンのみなさま、これは、
絶対に必見です)
ときは2051年、宇宙船HMSカムデン・ロックは宇宙上の様々な星やエイリアン相手に外交し、英国を守っている……という設定です。毎回新種のエイリアンが登場し、国際?交渉します。でも価値観がわからなかったりとか、知らない間に失礼したことで相手を怒らせるとか、色々あって問題に。
たとえば、第1話では、グリッシュという種族のエイリアンが種族がキン●マを交渉相手の顔にこすりつける、という礼儀を、フロスト扮するヘンダーソンが拒否したため、”失礼なヤツめ!”と、宇宙船内に”とあるもの”を侵入させるんですね。。。(汗)
2000年代になるとThe Hitchhiker's Guide to the GalaxyやRed Dwarfのような、一世を風靡するSFコメディがなく、
もういい加減一本くらい宇宙ネタのおバカコメディがあってもいいんじゃないの? とオタクが思っていたころの放送です。(その前にSupernovaって宇宙飛行士がネタのシットコムがあったんですが、ぜんぜんおばかコメディではなかったのです)
第2話以降も、色々なエイリアンが登場します。タカビーなエイリアンとか、チンピラなエイリアンとか、ライアーゲームみたいなことするエイリアンとか。現代社会を反映した風刺っぽく、奇想天外☆超シュール、って感じではなかったという印象が。。。(→当時見たっきりなんで、今見返すと違うかもしれないです。いつか確認します)
Kevinは相変わらずのイロをだしていて、どっからどうみても
かっこいいです。姿勢がむちゃくちゃいいんですよね。一種独特な立ち居振る舞いのトリコです。


(BBCさんのクリップ
http://www.youtube.com/watch?v=jeJuKv3t6L4
からキャプらさせていただきました。BBCさんすいません。
ああ、もう全然、話はニック・フロストじゃないですね。かくしてタイトルにつながるわけです。。。はい。。。
● Nick Frost Danger 50000 volts
ニック・フロストのピン芸を見たいなら絶対、これです!!!
(ようやく本題に入っているような記事構成でホントすいません 汗)
これは、本気で彼が書いて彼がやったやった単発番組(パイロットだったのかも?)です。
パワフルです。サイモンペッグが褒めたたおす、ニック・フロスト芸ってどんなもの?
と小首をかしげる方に超超おすすめです。
内容は……、言葉の壁を超えてます。
見ればわかります(爆)
以上、ニック・フロスト情報でした。(ホントかよ 汗)