fc2ブログ

Go Johnny Go Go Go Go!! ~本物の笑いとイケメンは国境を超える~

開かずの扉状態の英語圏コメディ。しかし、「面白いヤツは人気者=カッコいい」という法則は万国共通。コメディアンにはイケメンが沢山いるのです!ここでは、日本ではほぼ知られていない‘イケメン’コメディアンを紹介します。
Go Johnny Go Go Go Go!! ~本物の笑いとイケメンは国境を超える~ TOP  >  2012年12月

2012年よ、さ〜よ〜お〜な〜らっ!!☆ 年の瀬かわいこちゃん芸人のクリップ貼付け集です。

もう今年もあとわずか!でございますね。
いくら需要の少ないブログとはいえ、最後の最後を、現地英国ですら女子萌え率が決して高いとはいえないTom Basdenことバスデンさんでシメるのは、いかがなものかと反省しまして、BBCもChannel4も思い通りに観れない年末の日本、ヒマにまかせて、初心に返り、かわいこちゃん芸人のクリップを貼付けることにしました。みなさま、ビジュアルと笑いと両方お楽しみください。(多分。→ なぜなら今回に限り、ビジュアル重視だからです)

● Iain Stirling/イアン・スターリング君

2012年のイナムライチオシかわいこちゃん芸人イアン君です。ご参考までに、ぎゃーぎゃー騒いだフリンジフェスティバル時のレポートをどうぞ



これは、ラッセル・ハワード君のGOOD NEWSに登場したときの15分程度のクリップで、夏に見たショーでのネタが観れます。こんな感じの親しみやっすい笑いです。かわいいでしょ?かわいいんですよ。これが、かわいいんです。

イアン君は2013年はついにCBBCを離れ、スタンダップとかコメディに専念するんですって。このニュースをきいたときは、思わず「これって、ディズニーアイドルがディズニーを卒業してアーティスト活動に専念する、っていうニュースの規模をミトコンドリアくらいにした感じのビッグニュースだな」と思いながら、驚きました。。。

イアン君、CBBC離れたら、おかーさんは、夕方のCBBCを観るのが結構苦痛になるかもしれないよっ!(涙 だって年中無休でHorrible Historyが放送されてるわけじゃないもの!)


●トム・ローゼンタールTom Rosenthal君

今年もしつこく、かわいいを連発し続けているうちに1年がすぎてしまいました。(汗)
今年秋に始まったFriday Night Dinnerの2ndシリーズも、かわいかった!
(カテゴリーまで作ってますので遠慮なくカテゴリー内のTom Rosenthalをご参照ください)
しかし、ほんとうにかわいい以上の何かがあるかといえば、、、未来と神のみぞ、知る。(汗)
しかし!2013年はトム君に注目していれば、もれなくバスデンさんが書いてでているITV の目玉シットコム「Plebs」をもれなくキャッチできるというお得な特典つきです!来年もかわいいと叫び続けます。



こちらは、2011年のBBC3で放送されたフリンジのショーケース番組。。。最初の5分の芸人さんは、すっとばしてご鑑賞ください。


● The Midnight Beast

今回この記事でお初のかわいこちゃん(多分)3人組のお笑いアーティストグループです。今をときめくYOU TUBE 世代、元気いっぱいでわかりやすいかわいこちゃんな笑いのパロディ曲を作ってですね、200万ヒットとか平気でしちゃってるんですわ。おそらく、これが一番の出世クリップだろうと、大抵どこでも言われているもの。。。



替え歌ベースに、のりよくヒップホップ、ラップなんかでガンガン飛ばしております。フリンジでも話題になった後、新鋭コメディを開拓しようという意欲的なChannel 4の深夜枠で、「これから売り出そうとしているミュージシャン3人組のトホホな生活を描くシットコム(本編中歌も歌うよ)」という、HBO制作で大ヒットしたキウイーボーイ2人組のシットコムの2番煎じみたいな冠番組やってました。彼らの歌はi-tunesでもDL可能です。

え? おかーさん年だから(汗)こういうらっきょがころがるとおかしいって笑いは、若い人にまかせます。。。
一応、オフィシャルHPのリンくはっとこう。。。と思ったら、なぜか重くてリンクができないので、Channel 4の番組でオンエアされたクリップをはりつけときます。



●Joel Dommett/ジョエル・ドメット君

まだキャリア的にあんまり目立ったものがないのですが、ラッセル君のGood Newsにて観たとき、このダダ漏れる雰囲気を上手に使ったネタの展開トークがとてもスムーズで、非常に好感を得まして。ちょっとチェックしとこうかな、というかわいこちゃんです。2013年には生で(ソロはこわいけど!)観てみたいかな。。。




●Naz Osmanoglu /ナズ・オズマノール君


この人、じつは今年のフリンジでチェックしたかったのですが、時間がどうしても合わなくって、逃してしまったのです。トルコ人とイギリス人のハーフなんですって。芸風を観ている限りでは、ラッセル君系の腹抱えて笑う&トニー・ロウのような豪快感が。。。(しかしトニーのほうがどうにもツボですが)このクリップだとヒゲボーボーで、どんどん「かわいこちゃん」の人材不足を浮き彫りにしているように映りますが、いえ、この人、結構フリンジのポスターではイケメン系に見えたのです。多分。 



だんだん、記事が重くなってきちゃったので、この辺でお開きにします。ホントはラムジー君とかも出したかったけど。。。 

ではみなさん、良いお年を! 2013年も海外コメディをよろしくお願いします!
スポンサーサイト



[ 2012/12/28 01:17 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

Peep Show 第8シリーズ第4話観ました!( @kennw8 )*注:史上最強にかっこいいバスデンさんがここで観れます(稲)

コメディ部員のKen君がPeep Show が大好きだというので、渡りに船とばかりに「ステキ!では第8シリーズ全エピソードのあらすじ感想をよろしく」と母的目線で命じたところ、反抗期を終った息子がスルっと親の小言をすり抜けるように2、3話をすっとばしました。

 しかしながら、4話は例のバスデンさんがカメオ出演するエピソードなわけです。Ken君もそこまでコトが一大事だと、しっかり(お金にもならない)部活動をやってくれるのです。

 というわけで、以下、すっとばしまして第4話のあらすじ感想です。愛あればこその長さです。どうぞ参考にしてください。
 (あと、すいません。Ken君が気を使ってくれたのか、たかだか1分もないバスデンさん登場のシーンだけ、ものすごく細かく記載してあります。私がアホみたいにキャプッちゃったので、適度スルーしてください。)




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 新シーズン開幕前は、全話書いていこうと息巻いていたわけですが、案の定、コツコツ継続することを何よりも苦にするわたしが間に合うはずもなく、気づけばいつの間にか第4話を迎え、同エピソードが非常に素晴らしかったということで(第2&3話を軽く振り返りつつ)そちらをメインに書いていきたいと思います(汗)

 第2話で、マークは本を出版することになるのですが、ジェレミーとスーパーハンズの警告を無視したがために、案の定、出版社にぼったくられてしまい、散々な目に遭います。ジェレミーは、美人講師をたらし込んでライフコーチの試験を受けたものの、これまた案の定、不合格。またその理由が“変態だから”という…閉口しますね(笑)しかし、友人の忠告に耳を貸さなかったことに罪悪感を感じたマークが、例の出版社に偽の証明書を発行させ、晴れてライフコーチとなる夢を実現します(意味不明です)。

 そして、第3話では、ドビーの元彼サイモンの30歳を祝う集いにて、面々はペイントボール大会に参加。この大会中にスーパーハンズから“I’m gonna Jackson Pollock these motherf******!”という名言が飛び出したりもしたのですが(一瞬ジョン・スクワイア氏に見えてしまいました)、それも霞んでしまうくらいの、劇的な大きな変化が起こったのです。
 ジェレミーが、ドビーに、恋しちゃったのです!これはまったくもって案の外!完璧想定外!これまで様々な女性と付き合ってきたジェレミー。マークの元妻ソフィーにお手つきしちゃった上に、今度はドビーまでもっ?!。。というハラハラドキドキのところで、第4話を迎えます。

 第4話は、サイモン・ブラックウェル氏が脚本を担当していまして、現段階で新シリーズ最高傑作といえるのではないでしょうか!?さすがです!今回の見所は、やはりトム・バスデン氏のカメオ出演と、ジェレミーがドビーにどうアプローチしていくかというところでありましょう。

 マークの顧客として登場し、バスルームショップを訪れたバスデン氏は、自分の欲しい浴槽イメージを伝えるのですが、それが“モダンかつトラディショナル”という相反する要素を組み合わせた、少々ややこしいものでした。マークもその要望に対して、そういうモデルは存在しないのでは…と困惑するのですが、その話をそばで聞いていたスーパーハンズが“クラシック・ミーツ・モダンだろ?できますよ、俺がやりますよ(ドヤッ)”とマークから顧客を横取りします(実は彼もマークと同じ職場で働いており…なんて男気あふれる企業なんでしょう…汗)。黙って見過ごすわけにもいかないマークは、ヤツは俺の客だと反論するのですが、バスデン氏は、当然、スーパーハンズに担当してもらいたいわけです。そこでマークが(心の中で)言い放った一言がこちらです。“F¬**k you, Dr. Frankenbath!”。

peepshowS8E5.jpg
マルC Channel 4です。(→Channel 4さんPeep Showさん、みなさん、そしてバスデンさん画像キャプりまくって法を犯してすいません。しょうがないです。史上最強にめちゃめちゃ、かっこよかったんだものっ!オレが悪いんじゃない!これはバスデンさんが悪いんだっ! 稲) 

うーん…Frankenbathとは一体何なのでしょう…辞書引いたらあっさり出てきました(すでにご存知の方は、どうぞスルーでお願いします)。このFrankenは、もちろん、あのフランケンシュタインと同じフランケンなのですが、この言葉自体に「遺伝子組み換えで作られた」という意味があり、食品用語の前に置かれることが多いようです。つまり、“Franken-bath”は、モダン+トラッドという無茶な遺伝子を組み合わせた(Franken)、浴槽(bath)を求めるバスデン氏を揶揄する表現だったわけです。これはすごい!言語って本当におもしろい!コメディって笑い+勉強で、この時期受験生にとっては一石二鳥、鬼に金棒じゃないか!と僕は思わず感動してしまいました。自分も学生のときにもっとコメディを観ていれば…(涙)

 そしてジェレミーですが、ドビーと話せば話すほど、彼女へ気持ちが傾き、虎視眈々とチャンスをうかがいます。一方で、スーパーハンズによる屈辱の一件から(ドビーに内緒で)MBA夜間コースを受講し始めたマークは、ステファニーという女性とイイ感じに親しくなるのですが、そのことをジェレミーに打ち明けてしまいます(アホ…)。ジェレミーは、これはチャンスとばかりに、ドビーよりもその女性の方が君にはふさわしいとマークを駆り立て、ドビーを自分のものにしようと企むのですが、やはりマークは、(ステファニーのことを伏せたまま)嘘をついてまでMBAコースを受けていたことをドビーに白状し、謝ります。そして、改めてドビーへの想いを伝え、かねてからドビーが希望していたインターレイリングの旅へ行く約束を交わしたところでエンディングとなります。
二人の仲直りに憤慨するジェレミーでしたが、ドビーの前でステファニーについて口にせず、堪えたのです!これまでであれば、腹いせによる暴露合戦が勃発し、マークとドビーの関係に亀裂が…というトホホな展開になっていたはずなのに、一体どうしたジェレミー!?ジェレミーがここまで慎重なのは、なかなか珍しいのでは? マークとのフラット生活に支障は出したくないけど(つーか、出て行く気ナシ!笑)、ドビーもモノにしたいというジレンマの中で、ジェレミーは今後どういう行動に出るのでしょうか?

…今シリーズも残り2話、どう落とし、締めるのか。読めなくなってきましたね。噂によれば、第9シリーズも制作が決定しているというし、そっちに持ち越しとなるのか。ホントに一体全体どうなるのでしょう!?
[ 2012/12/25 00:08 ] peep show | TB(0) | CM(0)

今年(2012年)のBritish Comedy Awardsについてオレがココで語らないのには、ワケがあります


ええっと。
確かに今から10日ほど前、毎年恒例で行われる英国コメディのメジャーイベントであるBritish Comedy Awardsの授賞式が生中継されました。オタクですから、トーゼン観ました。その前の週のノミネートから観てました。

毎年この時期には、たしかに本ブログでぎゃーぎゃー喚き立てており、結果発表も、需要がないのに勝手に速報配信しておりました。

ですが、

今年は、スルーしています。

それは、娘の誕生日ケーキ作りでてんてこ舞いだったんだよ、とか、日本に営業に戻る直前で忙しかったんだよ、とか、そーいったのっぴきならない事情ではなく、ホントに、感想を書くだけ時間の無駄。と判断したからです。
というのも、本サイトは、コメディ部が、面白いと思う笑いしか紹介しないからです。

しいていえば、(私の)カパルディさんが再びのベストコメディ俳優賞を受賞をしたことでしょうか。

というわけで、以上です。
[ 2012/12/22 02:35 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

Peep Show 第8シリーズ第1話観ました!( @kennw8 )

*****美人コメディアンヌ担当部員の@kennw8 君はPeep Showが大好きです。愛のこもったPeep Show 最新シリーズの感想になっています=長いです。がおつきあいよろしくお願いします。(→全話書いてもらうつもりですので、ぜひ今後のネタバレ情報収集にご活用ください)






 英国のご長寿コメディ、Peep Showの新シリーズがスタートしました!8年目となる今シリーズですが、マーク、ジェレミー、スーパーハンズ、ドビー、マークの恋敵ジェフ、マークの(元)上司であるジョンソンとおなじみのキャラクターが惜しげもなく出てきます。しかも、サム・バインさんのツイッターアカウントによれば、スーパーハンズは全エピに登場とのことです!一方で、オリビア・コールマン演じるソフィーやジェレミーの歴代元カノの出演はないそうです(涙)ソフィーの穴は誰も埋められないかもしれませんが、新キャラに期待していきましょう!
 
その前に!ここまでの話の流れを大まかにおさらいしたいと思います
(WOWOWさんにて第3シリーズまで放送されているようなので、その後をざっくりと)。
 
  ソフィーへの想いがどんどん離れていっていることを自覚していたにもかかわらず、マークは彼女と結婚してしまいます。とはいいつつ、夫婦公認で形だけの婚姻関係のようなものなので、マークは、ジェレミーに誘われたダブルデートに行ってみたりと遊んでいましたが、そんな彼の前に、ドビーという新たな女性が登場します(演:Isy Suttie)。あっという間に心を奪われたマークは、ソフィーとの関係を伏せたまま、ドビーに近づき、ある時、ジェレミーのバンドライブを観るために2人で訪れたナイトクラブのトイレにてコトに及ぼうとした際、運悪く横の個室に飲み過ぎて気分の優れないソフィーがいたことによって、双方の関係がバレてしまい、ドビーは一旦はマークのもとを去っていきます。しかし、その後も懲りることなく、いろいろな女性とデートを重ねるマーク(ちょっとガラの悪いオーストラリア人や、ジェレミーママのボーイフレンドの娘、ジェレミーのバンドマネジャーetc)。それでもやはり、ドビーこそが俺の運命の女(ヒト)だとの思いを強めたマークは、オンラインゲームなどを通じて彼女との距離を縮めていきます。ところが、お酒で心地よくなったマークとソフィーのワンナイトスタンド後、ソフィーの妊娠が発覚します(と言っても2人は夫婦…)。しかし、父親の可能性に挙がったのはなんとマークだけでなく、ジェレミー(!!)、さらにはジェフ(!!!)。そして、テストの結果、父親はマークであることが判明し、ドビーを諦めなければと考えるマークでしたが、やはりドビーへの想いを断ち切ることができません。。。同じくドビーに想いを寄せるジェラードと“ドビークラブ”なるものを結成し、ある時は協力し合い、またある時は裏切られたり、出し抜いたりとマークはドビーとデートを重ね、第7シリーズの終わりには、フラットで一緒に生活しようとドビーをなんとか説得します。
 強引にまとめてしまうと、この第8シリーズに至るまでの間、マークとソフィーは婚姻関係となるも、以前とあまり変わらない“自由な”生活を送り、マークはドビー(etc…)、ソフィーはジェフ(etc…)とそれぞれ仲を深めていたものの、2人の間に子どもができてしまったために婚姻関係は未だ続いており、ジェレミーはジェレミーで相変わらずの体たらくぶりという、自分で振り返りながら書いていても、何がなんだかわからなくなる複雑なストーリー展開になっているということです(汗)そして、第7シリーズの最後に、ジェレミーがフラットを出て、ドビーが代わりに入居してくるという話がまとまったところで終わったわけです。

そして、以下からがようやく第8シリーズ第1話のあらすじとなります。。
ジェレミーがフラットを出てスーパーハンズの“バッグ”へ引っ越し、代わりにドビーが入居してくるという第7シリーズの続きから始まります。とはいえ、なかなか出て行かないジェレミー&入居に本腰を入れないドビー。そして、ドビーとのフラット生活を早く始めたいのにうまく事が進まず、フラストレーションを感じるマーク。さらには、体調を崩してドビーに看病してもらうことで、ドビーとの距離を縮め始めたジェラードの存在もマークの危機感を募らせます。すると、マークは遂に、ジェラードからの電話をドビーから取り上げ、ブチッと切ってしまいます。あんなヤツほっといてピザ食いながらアプレンティス(勝ち抜きビジネスマン対決のリアリティ番組)でも観ようよと。
 これがきっかけで、ジェラードは看病が受けられず、なんと帰らぬ人となってしまいます…それもインフルエンザというまさかの原因で他界してしまうのです(爆)少々乱暴な展開の気がしなくもないですが、おもしろかったので良しとしましょう。その後、ドビーの電話に残されたメッセージを聞かされ、これ以上ない気まずさと罪悪感を感じたマークは、彼のお葬式への協力を引き受けてしまいましたが、転職活動とも重なり、てんやわんやとなります。
 一方、ジェレミーはバンドの解散により傷ついた心を癒そうと、ドビーの勧めでセラピーを受け始めます。費用は“グッバイ・ギフト(=マジで出てってくれ的餞別)”としてマークから出してもらったのですが、そのお金でインド料理をガッツイてるところをマークに目撃されてしまいます。満腹感に包まれて帰宅したジェレミーを待っていたのは、マークが仕返しのために用意した何種類ものカレーとナン(笑)このシーンにおける相手の本心を探り合う2人の駆け引きも絶妙でした!なんだかんだで、何度かセラピーに通ったジェレミーは、セラピストになる決意を抱きます。。。
お葬式を終えた後、マークは今がチャンスとばかりにジェラードが逝った悲しみを利用してドビーに早くフラットで暮らそうよ、一人暮らしは高くつくでしょ?と口説きますが、ドビーはお金の面は問題ないわと一蹴。ジェラードからちょっとした置き土産を受け取っていたんですね(もちろん、マークには何もナシ)。この世を去っても尚、天国から自分を煩わせる永遠の恋敵ジェラードに向かって大いなる悪態をつくマークの姿で第1話は幕を閉じます。
 ドビーとのフラット生活は成立するのか?ジェレミーのセラピストへの道は果たして?そこにスーパーハンズをはじめ、他の個性的なキャラクターたちがどう絡むかも楽しみです!第2話以降も引き続き注目ですね!もう8年目ということで、最近はちょっとお決まりのパターンというかマンネリ感も出てきているかもしれません。とはいえ、まだまだ笑わせてもらえます。相変わらずのおバカさ、気まずさ、そしておもしろい出会いに悲しい別れと内容てんこ盛りのはずです!だって、第4話の脚本にサイモン・ブラックウェルが参加し、


トム・バスデンがカメオ出演、さらに第5話ではバスデン氏も脚本に参加しているようですので、(→すいません、Ken君の意志と関係なしに強調しています)



彼らのおもしろさは、ますますパワーアップしていくと思われます。
ドーンと期待しちゃってイイと思います!期待しちゃいましょう!
[ 2012/12/16 10:04 ] peep show | TB(0) | CM(0)

2012年のベストコメディ映画って言ってもいいですか?☆トロント映画祭ピープルズ・チョイス・アワード受賞他「Seven Psychopaths」は絶対に絶対に日本公開すべきです!


お、オレ、脚本家Martin McDonaugh /マーティン・マクドウナウにかなり恋しておるんです。(ぽっ)

出会いは映画「In Bruges」



(たしかTIME OUT LONDONのレビューでベタぼめしてたので、観たんです。コリン・ファレルのせいじゃないです。)
これで、めっちゃ好きになって、The Lieutenant of Inishmore というIRAネタの超バイオレンス・ブラックコメディのスクリプトを読みました。(これもTIME OUT LONDONでべた褒めしていたので)


演劇というナマモノ世界での活躍が多いせいか、あまり追えていなかったのですが、この2作品が大好きであることは、このSeven Psychopathsを公開と同時に観に行くだけの動機となりましてですね。

トレーラーです。
(はい、マタコノヒトデテマス)


以下あらすじと感想です。


あらすじは……

アイルランド出身の脚本家マーティは、Seven Psychopathsというタイトルのハリウッド映画を作りたいとアイディアを廻らせていました。みんな”イッちゃった”人たちなんだけど、よくあるハリウッドのバイオレンス・スリラーみたいな作品にしたくない。というか、暴力シーンないの。静かなの。すんごく普通なの。だけど、イッっちゃってるの。



う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。(苦)



脚本1p目の最初の1行書いただけで、止まっちゃってます。

マーティはこの映画について友人ビリーに相談していたんですね。カジュアルに。ビリーってのは、ハンズって熟年のおじさんと組んで、金持ちの愛犬をコッソリ盗み、懸賞金がかかったところで、飼い主に愛犬を戻してゴッソリ礼金をいただいちゃう詐欺で儲けるチンピラちっくな人なんです。で、この人が色々と「こないだ読んだ新聞にさ〜」とか「こういう話があるぜ」とか、めっちゃサイコな話をしてくれるわけです。マーティは「それいいね〜」なんつって、アイディアをどんどん取り入れながら、1人目のサイコパス、2人目のサイコパス、とキャラができてくる。調子に乗ったビリーは、新聞に「映画のモデルになってくれるイッチャった人大募集!我こそはサイコパスだと思うそこの君!ぜひ僕のところに連絡してね!」なんつう広告記事をだしちゃったもんだから、マーティはツワモノのサイコパスから連絡を受けたりするんですわ。
 そんなある日のこと、いつものようにビリーがハンズと”仕事”中、取っ捕まえてさらってきたかわいいワンコが、とんでもない危険なサイコパス、チャーリーが愛してやまない愛犬だったことが判明します。愛犬のためなら手段を選ばぬ彼は、ハンズを待ち伏せするために愛妻が入院する病院に忍びこみ……


<感想>

身内を断続的に観察していて思うのですが、
エキセントリックな人って、
普段ものすごくフツウに暮らしている。いや、むしろ一般的なフツウの人より、地味で大人しい。
それなのに、たとえば「今日って雨が降りそうだね」とか、
(本物の)一般人には何の変哲もない一言や 何の他意もない仕草一つで
「何だとオラァァァァァっっっっっっっっ!!!!!!!!!!」

的にブツっとブチキレたりしませんでしょうか?

 本作は、非常にのどかで何の変哲もない日常生活のワンシーンと、ものすごいグロい暴力シーンとの表裏一体感がめちゃめちゃブラックコメディでした。登場人物のキャラ設定が細かい上にサイコパスっていう強烈な個性の持ち主ばかりが集まっているもんだから、セリフのやりとりに、まったくもって捨てがない!!! 
 
 溺愛ともいえるペットへの愛情がもとでトンデモナイ血みどろの修羅場が展開されていく、、、というのは、The Lieutenant of Inishmore でも見られましたよね。人を殺すのなんてヘとも思わない、残酷に殺し殺される状況に慣れっこの極悪人が、かわいいペットを愛でるがゆえに殺人→死体をバラバラに解体する。作業をしているときは、まるで家の掃除でもさせられているような不平不満だったりね。

 もちろん、凝りまくったプロット自体も、他に類を見ない面白さです。このあらすじでは追いきれないくらい細かく複雑(追うとネタバレになってしまうためふせいるというのもあります)どんだけすごい才能の持ち主なんだマーティン・マクドナウさん!!(→黄色い声)



ズバリ!! インスピレーションはビートたけしの「HANABI」でしょう!


その「ありきたりのハリウッド映画にあるような、暴力シーンで引きにする映画は作りたくない。むしろ暴力はなし。でも暴力的な恐怖感を描くサイコパスたちの物語を。。。」とマーティが力説しているときに、ふむふむ。と思っていたのですが、ほどなく、シーン中に実体となって現れたので、ほぼ当たりだと思います。「HANABI」は本当に素晴らしい映画だと思います。

というわけで……

日本を代表する偉人ビートたけしのヨーロッパ出世作「HANABI」が引き合いにだされた、ブラックコメディ映画ジャンルの最高傑作(の一つ)を、日本公開しないなんてありえませんね。ありえませんよ。いえ、ありえません。"ホニャララ"とか公開決定するくらいだったら、こっちを一刻も早く公開決定にしてください。配給会社のみなさまどうぞよろしくお願いします。
義援金募集
FC2「東北地方太平洋沖地震」義援金募集につきまして
レンタル屋ではゲット不能なアブファブとか観れるみたいです。
Huluで今すぐ視聴!今なら無料視聴実施中!
プロフィール

komeddy

Author:komeddy
コメディを愛するコメディ部。常に部員を募集中です
プロフィールはカテゴリー内に埋もれてしまいました(汗)
PR会社&配給会社、ケーブルTV放送、DVDメーカーのみなさま、この海外コメディを押して欲しい!というご希望がありましたら遠慮なくcontactアットaweebitofscotland.netまでご連絡ください!全力で!宣伝・布教します! コメディ大恐慌の日本、盛り上げ協力には労力を惜しみません!

**このブログで使用している画像は全てその所有者、著作権者に帰属します。問題があるようでしたら、削除のメールをいただければすぐに対応します。

関連記事