みなさま、ご存知、the office。
私も、みなさま同様にハマり、涙を流して笑い、出演者の
マッケンジー君(すみません、もう君などと呼ぶ年ではないのですが、どうにも今だにそういうピュアさが見えるセンシティブボーイなイメージがありまして、どうにも君なしでは語れません)や マーティンに
きゃーきゃー言ってたクチです。
今回は Gareth君だったMackenzie Crook/マッケンジー・クルック、最新アップデート情報です。
the office卒業後も素晴らしい活躍ぶりを見せておったマッケンジー君ですが、
今回、秋のBBC目玉の1つである1話完結ドラマ
「Accused」 第2話に出演し、論議・・・もとい(笑)大きな話題を呼んでおります。
このドラマ自体については、そして第1話 については、dikokuせんせいのブログ をご覧下さい。 というわけで、第2話frankie's story(笑)。
~~~注: 元・コメディ俳優が出ているというだけで、まったくコメディではありませんっ! しかも、かなりネタバレ・・・~~~ 英国陸軍の話です。
フランキーと友人がpetty crimeで刑務所に入るか軍隊に入るかの選択をとらされます。彼らは軍隊ヤダけどムショはもっといや、っつ~ことで軍隊入り。早速バリバリ戦地(アフガンやなぁ~)で戦闘させられます。けど、フランキーの友人はブルブル。
Lance Corporal(上等兵)のバックリーが"RETURN FIRE!!!!"と銃を向けて繰り返しどなっても、ビビって何もできない。そこでバックリーは"make-the-bitch" 策を彼に実行します。イジメです。
理不尽な理由で腕立て伏せ●●●回、食事にspitting、身の回りのものズタズタに引き裂き、もう精神的にボロボロにしてくんですね。そしてとうとう、ある事件をきっかけに、彼が限界に達してしまう。
じつは、冒頭で(これ、シリーズ通してのお約束なんですが) フランキーが裁判にかけられる前後のところからはじまるんですね。さて一体どうしてどうなって、フランキーがaccusedされているのか。
いや~・・・・・(汗)
dikokuせんせい情報によると、なんと英国陸軍から
大批判 。BBCには”あくまでフィクションだとくれぐれも強調するように”というお達しがあったらしいっす。
けど、これ・・・リアルに違いないって、視聴者みんな思うと思うぞ(汗)
さて、本題です (今から?! 汗)
マッケンジー君は 以前オフィスでもミリタリーおたくで、オタクっぷりなところを肴にさんざんティムにいじめられていました。しかし、今回挑んだ役は 上等兵バックリーのほうなんですね!
意外?! と初め思ったのですが、ハマリ役でした! ちょっとイッちゃってるイメージあるし、実際イッてしまっているnerdな役を演じるのがうんまい人じゃないですか。(そして外見含め、それが萌えどころ・・・)
彼だからこそこの、「戦場の狂気が作る秩序」ってものがリアルに視聴者に伝わったと思います。
そして彼のツービートな台詞がすんごい頭にこびりつくんですよ。
完璧な秩序による美の具現化かと思います。
行進とか序列とか、言葉の並べ方とか、(因果関係と切り離して)それだけで見てみると、吸い込まれるような魅力があります。
1つの例としてあまりにグッと来たマッケンジー君、もとい、上等兵バックリーの台詞をご紹介します。
We don't get many intellectuals here.
We get young men with very little imagination.
That's why they're so fucking brave,
cos half the time they can't imagine the consequence of their actions.
and that's how we like it.
Trouble is they can't imagine the consequences of stepping out of line,
either, of letting their mates down, losing their mates' trust, losing their mates' friendship.
So you need a bitch.
み、耳ではなく、目で読む作業なので、伝わらないかもしれません(汗)
しかし、どちらにしても、1つ共通していえることは、
確実にウツに入れる台詞。かと思います。
すっかり気分もどどめ色になってしまったので、Garethがミリタリーおたくっぷりを発揮していたお気に入りシーンで、明るく締めたいと思います。
ホント、マッケンジー君の台詞の歯切れの良さとリズムが最高に耳に心地良かったです。
引用された部分の台詞には、私も震えがきました!
なんというか、ジミー・マクガヴァン節を超えて、完全に自分の物にしてるなーという印象を受けました。
失礼ながら、こんなに上手い俳優さんだと知らなかった!ので、口あんぐりあきながら、見入ってしまいました!
マーティンの負けずに?!もっと活躍してほしいですよねーv
しかしまあ、すごいリアリティで描いちゃいましたよね、このエピソード。絶対みんな信じちゃいそう。ジミー先生怖いものなしすぎるw