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Go Johnny Go Go Go Go!! ~本物の笑いとイケメンは国境を超える~

開かずの扉状態の英語圏コメディ。しかし、「面白いヤツは人気者=カッコいい」という法則は万国共通。コメディアンにはイケメンが沢山いるのです!ここでは、日本ではほぼ知られていない‘イケメン’コメディアンを紹介します。
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リアル版・「オレたちルームシェアリング~」 ラッセルとジョン編

jon_logo.jpg

 Russell Howard と Jon Richardson。 この二人のことは以前にも紹介しましたが・・・しつこくまた書きます。何度も書いて皆様の無意識の層に訴えます!  
 今年三月、ファンに惜しまれながらも終了したBBC 6Musicのラジオ番組The Jon Richardson Show・・・。元々はThe Russell Howard Showにジョンが出させてもらう形だったのが、08年にラッセルが抜けてジョンの冠番組になったわけです。この人気番組、YouTubeで検索すると出るわ出るわ、無数の爆笑トーク集が見つかります。それに、今ならまだダウンロードでほぼ全エピソード聞けちゃいますので!・・・・聞きましょう!(笑) (ダウンロードはここ、もしくはここで)

で、どんな番組だったかというと・・・
russell05    JonR
*クリックで拡大できます。左:05年のラッセル(若い!)  右:ジョン(画像URL:http://www.jon-richardson.co.uk/Publicity%20Shots/Publicity.html) 
 
 『Spaced~俺たちルームシェアリング~』のSimon PeggとNick Frostがかつて一緒に住んでいたように、イギリスでは若者のルームシェアは至ってフツー。ラッセルとジョンもブリストルでルームシェアしてました。四六時中顔を合わせるダチならではの仲の良さが、数々の笑いを生み出していたと思います。*
 
 ラッセルはRufus Wainwrightやストロークス、カサビアンが大好きなやんちゃインディー小僧。一方ジョンは、David Bowie主演のカルト映画『ラビリンス』を偏愛し、掃除と料理が大得意な神経質男子。
性格はかなり正反対な二人ですが、それでも息はぴったりなので不思議なものです。
*後にラッセルが、「俺達のラジオは二人の間のセクシュアル・テンションからできてて、馬の代わりにXboxを置いたブロークバック・マウンテンみたいなもんだよ」と説明してます。・・・・それってどんなよ!?

Live8.jpg
画像はファンサイト様からお借りしてます。(URL:http://www.jon-richardson.co.uk/Live%20Shots/Live%20Shots.html)

 この番組の何が一番笑えるかと言うと、まさにその二人の正反対っぷり。やんちゃで楽天家のラッセルはそのかわいいルックスも合わせてモテモテな訳ですが、問題?はジョンです。
ジョンは英国で十分女子ウケのするルックスなのですが、本人にまったくその自覚がなく、
老婆っぽい言動でそのカッコ良さを浪費しまくっているんですね。人一倍神経質で、トイレの乾燥機やガーデニングの話ばっかりするジョンをラッセルは真面目に心配していて(笑) 、「こいつに早くガールフレンドを作らせなきゃ」とラジオを使って女子リスナーとくっつけようとしたりも。
 そんなこんなで、この番組が生んだジョンのファンは数知れず。ジョンのルックスとださい行動のギャップが聴く側にはたまらんのですよ~。

記念すべき第一回の放送がどんな感じだったかをご紹介。ジョンのボケっぷりをお楽しみください(笑)。
#1 (06年11月12日) J=ジョン、R=ラッセル
J: I live in the world of order, right? About 3 or 4 times a day, I take the coins out of me pocket, I pop them into ascending size of order, 2 pounds at the back, 5p at front, I pop 'em back in the pocket.
R: See, that's wrong, mate.
(意訳)ジョン:「常に秩序の世界に生きてるからさ、一日に3,4回、コインをポケットから出しては小さい順に並べてるんだよね。2ポンドを一番後ろ、5ペンスを一番前にして、またポケットにぽっと戻すんだよ。」
ラス:「・・お前、そりゃ間違ってるよ。」

R: I've got a touch of ADD, and Jon is massively riddled with OCD, it's fair to say. (ADDは注意欠陥障害、OCDは強迫性障害の略。)
ラス:「俺はちょっとADDの気があるんだけど、ジョンはOCDに冒されてるんだ、はっきり言って。」

J: Just someone punches me on my left arm, I have to punch the right arm.
R: What!?  J: It's unsymmetrical.
R: God, you're so troubled. I love you so much, but it's so wrong, isn't it?
ジョン:「もし誰かが左腕をパンチしてきたら、自分の右腕もパンチしないとダメなんだよ。」
ラス:「はあ?」
ジョン:「だって左右対称にならないから。」
ラス:「マジかよ、お前それ病んでるよ。お前のことはホント好きだけど、それは間違ってるって!」

ジョンからラッセルのメール(ラッセルがジョンのチョコバーを食べてしまったことについて): Next time, if you're gonna eat my Mars Bar, replace it ! I was looking forward to that! I'm gonna *** you up, you *****!! (ジョンの声を想像して読んでみてください 笑)

 またこの二人の会話にはイギリスの日常生活に関わる固有名詞やイギリス英語の会話表現がぽんぽん登場するので、英国文化の学習にも良いかも。その中から頻出単語をちょっと紹介すると・・・(大体を初回より抜粋)

Back off.   「やめろよ、遠慮しとけよ」みたいな意味で、ジョンが世間の人々に対し良く使うフレーズ。
Curly Wurly   ラッセルがポケットに常備している?というチョコバー。
How cool is that!?  「すごくねぇ?」みたいなニュアンス。ラッセルの口癖。
Jaffa Cake  ビスケットのようなケーキのようなお菓子。それ自体としても会話にのぼるが、"jaffa"という単語は、jaffa cakeには種がない→子どもができない、というスラングとしても使われる(Spacedのコメンタリーでも使われてましたね)。 ラッセルがjaffaだとからかうのは二人の間のお遊びらしく、そのたびにジョンが爆笑している。
Morrisons  ジョンのお気に入りのスーパーマーケット。
Pro Evo   二人のお気に入りの日本製のゲーム、Pro Evolution Soccerの略。(あの"ウイニング・イレブン"のヨーロッパ版です) 
Saved By The Bell  89~93年にかけて放送していたアメリカ学園ドラマ。二人とも子どものときに見ていたため、これに関しては一家言ありあまるらしい。
You've Been Framed!  視聴者応募によって、ホームビデオなどの笑える瞬間を流す番組。日本で放送したら苦情が来そうな気が(笑)。二人ともこの番組が好きで、ジョンに至っては「DVDが欲しい」と言っている。

(おまけ)
ラッセル&ジョンの頃の番組の1シーン。

腰パンの流行など物ともせず、ズボンを最高に高い位置ではくジョン。何回かこの話題は出てきて、そのたびにラッセルがその時代錯誤なはき方をやめさせようとしてます(笑)。"I can't believe your girlfriend's mum thinks I wear my trousers too high. She's got no right making that observation."という言い分がやけに理屈っぽいのがまさにジョン的。

[ 2010/07/26 13:40 ] 英国イケメン芸人 | TB(0) | CM(0)
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