この便利でオサレなウィジットビルダーを使いはじめて、タッカーさんを検索したら、800円だったアプリが現在500円に値下がりしていて、さらにお買い得に!(汗) おすすめします。。。
(以下の記事は、発売当時なので、800円と表示されています)
BBCの超ど級satire comedy「The Thick of It」の罵倒の吟遊詩人マルコム・タッカーさんがスマートフォンをなくしちゃった! それを拾ったのは、(un?)luckyな”あ♥な♥た”、という設定で繰り広げられるアプリ、
Malcolm Tucker: The Missing Phone。昨年末に登場後、速攻でDLする予定だったんですよ。
しかしですね
800円也。 アプリは無料が当然、200円で大奮発と思っている私にとって、800円って、犯罪的に高額に思えてしまい、”高い””安い”のジャッジができないほどだったんですね。
それでもなんとか、気を取り直して、勇気を振り絞ってポチっと押したら、
”
このアプリはiphone 4以上のみ対応です”
って拒絶されたんですよ!!
一回、拒絶されると、twice shyにならず、不必要にチクショーって燃えちゃうのがミリオンセラーになれない凡人の性で、
まんまと(だまされ?)先日、機種変更→アプリDLしました。
以下、そのレポートです。
はじめに… すいません!(焦) 本の内容とかぶってます!!!
うぎゃぁぁぁ。
800円の意味がわかりました! アプリの版元がFaber Faber!
本の内容がかなり大胆に転用されています!
ファイルだとかメールだとか、先日記事にさせていただいたことの大部分が、スマートフォンでお手軽に! 見て読んで楽しめるという仕組みになっていたんです!タッカーさんのハウツーマニュアルもわざわざあの重い本を持ち歩かずとも、手のひらサイズのスマートフォン1つでいつでも見直せます。
(たしかにファイルなどメールなど、スマートフォンを通してすべて共有し合う時代であり、実際みなそうやって簡単に持ち運んだり、共有したりしてますよね。すんごい、臨場感があるっちゃ~、あるんです。)
ですので、800円で本の内容がだいたい手に入っちゃうっプラス、アプリ専用ネタが手に入る・・・
奥さん、お買い得ですよ!!!(*本についての詳しい内容については、
前回の本に関する記事をご覧ください。)
タッカーさんがあなたに留守電を残します。これが、このアプリ最大の魅力であり、どんな理由があろうと、ファンなら買わずにはいられない、むしろ、買わないと人生損をする、とまで断言できる理由です。
設定は前述のとおり、”タッカーさんが紛失したスマートフォンがあなたの手元にある”
というわけで、タッカーさんはあなたから電話をとりかえしたいがために、ガンガン! 電話をかけてきます!
実際どういうことかというと。。。
突然iphoneに、

このようにvoice mailの表示が入ります。(注:壁紙はBo Burnham/ボー君 via flickrです。うほほほほ。)
これを開けると

留守電メッセージが! OllieとNicolaの顔が見えるのは、なくした、と世間が認知する前に彼らが残したメッセージが残っているからです。
最初は、ファイルをなくした主が持っていると思っていたタッカーさん、いつもの同僚に話す口調(=失礼120%)で留守電を残します
ソイツが電話を公衆のどっかで忘れたと判明したとき、
if you are listening to this message, you are illegally in possession of a private property. call this number back immediately. Failure to do so could result in a criminal conviction, imprisonment, and anal rape.
....
タッカーさん、すごく丁寧! ジェントルマンな脅迫メッセージを残してくれます。
その後ほどなく届いたメッセージでも、
"So, it looks like you, dear gentleman, British public, have found a phone, MY PHONE. So, if you can call me back, on this number, I'll be very VERY TOUCHED and greatful....so much so that I'm offering you a reward... って、フレンドリーさがアップ。
とくに最後、”バ~~~~~イ、バイ、バイ、バ~~~~イ”!って(爆)不必要にフレンドリーすぎです。
このわざとらしさが、ファンにはたまりません。
で、トーゼンのことながら、タッカーさんに電話ができるわけありません。(爆)
電話ボタンをポチっと押しても、

ほらこの通り。なので、そのままアプリ購入者にとって、
”タッカーさんの電話を所持したまま”という状況が続くわけです。
そのうちにですね、突如、このように・・・
きゃ~~~~~♥ またメッセージが入ってるっ! となるわけです。
ちなみに、この段階になると、タッカーさん怒りモード全開。
OK, you know those 26missed calls, they are me. I don't mean to sound like a psychotic ex but RING ME!!! or I will Kill you and everyone in your family AND Chris Tarrant which I have meant to do for ages anyway. (爆 そうなの?タッカーさん、クリス・タラント(注:念のため、大御所のプレセンテーターです。ミリオネアとかの司会もやってましたね)嫌いなんだっ! いや、わかるけど、そうなんだ~!)
ちなみに、この後は、こちらの期待感120%に大沸騰。またタッカーさんから留守電メッセージ入っちゃうの?なんて、
ワクワク、そわそわ、ですわ。なんでしょうヴァーチャル・ワールドで恋愛ゲームみたいな、ああいうのにハマる人の気持ち、わかったかもしれないです(爆)だって、だって、だって、このアプリ、あの憧れのタッカーさんがパーソナルにあなたの耳元で激しく罵倒してくれるという、まさにDream Comes Trueな状態を作り上げてくれるんですよ!
今や私、本物のメッセージより、こっちのほうが気になっちゃって気になっちゃって・・・(汗)
タッカーさんの独り言が聞ける!タッカーさんが紛失前に残したVOICE MEMOSが、あなたのモノに。
誰彼かまわず言いたい放題かとおもいきや、まだいい足りてなかったんですね、タッカーさん(笑)このメモ、相当な数あります。次のメッセージが到着するまでの間のお楽しみにしてみてはいかがでしょう?
☆おまけ☆タッカーさんが電話を所持していないということを知った上で、タッカーさんへ日頃の鬱憤ばらしをする
誰かさんの声も入ってきました。。。この、イヤラシイ性格と根っからの気弱気質・・・非常に、リアルです!
結論★ タッカーさんの電話を拾ってしまったら、という仮想世界のなかで登場人物とインタラクティブな体験を実現しているこのアプリ。わたしはアプリのことは詳しく知りませんが、革命的だと思います。
登場人物が一人歩きするほど人気でなければできないだろうし、アプリの技術自体もトップの先を行くレベルでなければ、ここまでうまく機能しなかったのではないでしょうか。
私はこのアプリを購入する前に本を購入してしまっていましたが、
たとえ、本の内容とかぶる部分があるにしても、このアプリは絶対200%買い。買ってよかったと心から思っています。
ファンの皆様、これは 買い です!
800円以上のワンダーランド体験が待っています!
↓↓
「憧れのタッカーさんがパーソナルにあなたの耳元で激しく罵倒してくれる」って、and anal rapeって!(←そこだけ引用するなw)ネタバレになりそうなので、後半は半目で読んでました(爆)!
いちおうiPhoneじゃなくてもiPod Touchでも対応してるみたいなので、Touchで試してみますです。でもこれiPhoneだからこそ嬉しいアプリなんですよねー。うおー!(葛藤)
でも、もうガラケーの便利さを捨てるのはイヤじゃー。(スマホは出張した時新幹線の予約もマトモに取れないので、ついに我慢が限界を超えて捨てますた。いや、それを言うならスマホに対応しないJR東海のサイトが一番いけないんですがorz) って、何だか話題がすり替わってしまいましたが、あまりにもツボを突きまくった紹介記事、ありがとうございました!