BBC大幅予算カットによって予想されるBBCコメディ不況が反映されるのは、まだのような気がするのですが、
なんでしょう。なんだか最近Channel4ばっかり観てます。。。(汗)
そんなこんなで、こんなモノ、見つけてしまいました。
アメリカ発超実力派芸人、David Crossが書いて主演をはるシットコム「Todd Margaret」もともとのタイトルは、「Increasingly poor decision of Todd Margaret」です。

デイヴィッド自身は、どこをどう頑張っても、どんなにへりくつくっつけても、このブログのテーマとかけ離れすぎた容姿ですが、ちょっとだけご紹介。
彼は「Arrested Development」シリーズで日本の海外ドラマ好きの方の間でも認知度があるのではないでしょうか? イギリスでよくスタンダップ・コメディをやる人でもありまして、この分野で相当のイギリス人の顧客を抱えております。以前は、ロンドンの100clubとかで好きな仲間たちを集めて、定期的にやってたりもしていました。
そんなわけでしょうかね、この「Increasingly poor decision of Todd Margaret」が最初Channel 4で放送され、それを観ることができないアメリカ人ファンがYOU TUBEやTorrentで追いかける、という奇妙な状況になっていたことも、ある意味納得(?)なのです。(今は
こちらでやってるみたいですね)
そして、ここにコメディ部的に☆おおっ☆ なメンバーが複数登場しております。
まずは、すでに上の写真でお気づきのはず。。。
the inbetweenersのニール君が登場。

the inbetweenersでは、おバカでおおボケな役柄で、もうしょ~もなさすぎout of 眼中でしたが、ここではかなり、Cheekyな兄ちゃん役で登場しているので、非常に魅力的です♥。個人的に株がむっちゃくちゃ上昇しております。
そしてマイナーすぎて誰が分かち合ってくれるのか、わかりませんが(爆)

書かずにはいられない。。。FOUR LIONSにてテロ4人組の1人を演じたKayvan NovakがここでなんとBomb Disposal Officerになって登場。。。(もしかして、私第1話は一番これで笑ったかもしれないです。)
また、The Thick of It マニアに朗報。

タッカーさんと火花を散らすことの多かったニコルソンことAlex MacQueenがちらり。そして、頭でかいから首相にはなっちゃいかん呼ばわりされていたベンことJustin Edwardsがちらり。(justinはあまりにちらりすぎてキャプチャーが無理。。。)
さらに、ロック好きの皆様。この番組のテーマソングだれが作ってると思います?
ジョニー・マーっすよ!! もう一回、言っちゃおう。
Johnny Marrっすよ、ダンナ!
なんすかこの
初期the smithちっくばりばりな愛せるtunesはっ! もうビバmy 青春っすよ~!!!
この番組がすごいことが証明されると思われるかと思います。
さて、あらすじなど ご興味ある方は 下方の「続きを読む」をどうぞお願いします
アメリカのとあるセールス/マーケティング会社に務めはじめたばかりのトッド/Toddは、キャリアもなければ、セールスの才能もとくにあるわけでもない。でも、会社で自己啓発系のリスニング教材を聞いて強気のトーク術を練習していた(=むちゃくちゃ毒舌)ところを、偶然聞いた上司が「コイツはできる!」と勘違い。いきなりロンドン支社をまかされて、北朝鮮製造の「THUNDER MUSTLE」という(謎の)エナジードリンクを売りさばくよう任務を受けます。いきなりの出世のチャンス! と、彼女と別れ、単身ロンドンにやってきたのですが、ロンドンオフィス内は、廃墟と化したような場所。社員デイヴがただ1人ぽつんといるだけでした。
そして翌日「THUNDER MUSLTE」が山のように到着。隙間を埋めるほど積み重なった商品のなか、本国から上司のプレッシャー電話を受けながら、トッドは果たしてビジネスマンとして成功を遂げるのか?
。。。というのは、トッドの立場から描いたあらすじで。(笑)
この人、基本がみえっぱりなんですぐウソついちゃう。
そもそもロンドン行きが決定になったのも、社長の誤解にそのまんまのっかっちゃったからで。
イギリスについて知らなすぎるほど知らないせいで、意中の女性(カフェのオーナー)を射止めるために、
とっても恥ずかしい行動をとったり、ニール(Blake Harrison.君)扮するデイヴのプラクティカル・ジョークにそのままひっかかっているのに気がつかなかったり。(例:BNPのTシャツをI Love UK系のお土産Tシャツと勘違いして着て歩いてしまう/パブにディナーの予約を無理矢理入れる/国会を指して、あそこが引っ越し先、と押し通す/”ローカル・スーパーマーケット”の意味がわからず、Sainsburyにエナジードリンクを大量置き引きして「取引成立」と豪語してしまう...などなどなど)
エナジードリンクをPRするのにテレビ中継の入るwar heroesが集う記念儀式をハイジャックしちゃおうみたいな。。。口癖が、「I'm an American, but I grew up in Leeds!」→これかなり超ど級で、ツボです。これで何でも通用する印籠を持っているかのように使っちゃうんです。
見栄を張るためにつき続ける些細なウソのせいで、どんどんドツボにはまっていくトッドを追いかけ、一気に6話鑑賞の傑作でした。
YOU TUBEで鑑賞可能なので、ぜひ、おためしください。