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Go Johnny Go Go Go Go!! ~本物の笑いとイケメンは国境を超える~

開かずの扉状態の英語圏コメディ。しかし、「面白いヤツは人気者=カッコいい」という法則は万国共通。コメディアンにはイケメンが沢山いるのです!ここでは、日本ではほぼ知られていない‘イケメン’コメディアンを紹介します。
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えっ(汗)あれ? ちょっ、Chris O'dowdの#$%&が!!! ☆「The Crimson Petal and the White」

スコットランド在住のオランダ人ベストセラー作家Michel Faberの話題作にして分厚すぎて手にとる気すら起きなかった「The Crimson Petal and the White」。

The Crimson Petal and the WhiteThe Crimson Petal and the White
(2010/07/01)
Michel Faber

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なんとBBCが4話x60分のドラマにしてくれました。
800ページが4時間で終了するなんて、なんて時間のお買い得! (怒らないでください 汗)

それだけが魅力なのではなく、主人公を「ハイっ!こちらIT課」でおなじみのクリス・オドゥド/Chris O'dowdが演じているんですね。

chris odowd4 (以下写真はBBCさんからキャプリました。)

(→さきほどウィキで確認したところ、まだ30そこそこだったのっ?!(驚) とても30には見えないやさぐれ感が……、いやファンの方すみません)
しかも共演者にLoGのマーク・ゲイティス/Mark Gatissときたもんだ!

markgattis1.jpg

女優さんも「UKハートウォーミング・コメディ」界ではなじみの深いお顔がちこちこ出ているので、
もう観るしかないです。

**あまりにも、おいしすぎるドラマなので、DVDを購入したほうがよいかもしれません。


以下、どうぞご興味を持ってくださる方、続きを読む をクリックください。
本記事タイトルの意味とともに、ガッツリネタばれして、感想書いております。

(ちなみにBBCサイトからは海外からのアクセスですと、トレイラーすら、NGっぽい様子です。。。涙)



~第1話あらすじ~
 ときは1850年代、物書き志望にもかかわらず、なかなか目が出ない香水商人のウィリアム・ペッカム(=Chris O'dowd)が主人公。精神的に病んでしまった妻と、お金の工面に困っていたとき、友人からどんな男も極上気分にさせるという若き娼婦Sugarの噂を聞くんですね。心が弱ってますから、好奇心からついふらふらっと、Sugarに会いに春の売り買いが行われる酒場へ行く。
すると、Sugarはただセクシーな意味での魅力があるだけでなく、知性に溢れた女性で、文芸好きで論好きな彼の一枚上手を行くほどだったんですね。シェイクスピアからマニア受けする詩人のポエムまで知り尽くしていた。いっぺんに彼はSugarの虜になってしまいます。お金に糸目をつけず彼女欲しさにお金を積み上げるように。そしてあるとき、彼ののめり込みよう(=お金の出しっぷり)は、Sugarを独占するまでに至ります。

 はじめはペッカムも売春宿に入り浸っているなど、人にいえたものではないと、Sugarにも警戒し偽名を使っていた。ところが本気で愛しちゃうと、警戒心はゆるむゆるむ(爆)
 というわけで、彼女は”行い”をエンジョイしていると見せかけながら、ペッカムの鞄からこっそり彼宛の手紙を抜き出し、住所を確認。ペッカムがどれだけ金持ちかチェックをしに彼のお屋敷を観に行きます。そこで屋敷の窓越しに、ペッカムの奥さんと遭遇するんです。奥さんはSugarを観たとたん、にっこりと手を振る。Sugarはただならぬものを感じすぐにその場を離れる一方、奥さんは「ついに私の前に天使が来た。彼女が自由を与えてくれる」と歓喜する。。。

で、第1話終了です。

さすがBBC 制作! あまりにも見事に原作の魅力を表現!

いや、原作、読んでないです(汗)でも、観ていて、ディケンズの「オリバー」とか、DHローレンスの「The Fox」とかを彷彿とさせたんですね。
ペッカムの妻という安定した座につきながら、それを自由のない、束縛された生活と思い、身も心も破滅させ、窓の外にいるSugarを「自由」の象徴と観る奥さん。
そして、ペッカムの奥さんの生活を、身体を売って暮らさなければいけない生活から逃れられる道と見るSugar。
どんな生活だろうと、自由なんかありゃしないという、半ば絶望的な示唆が見え隠れしていたからです。

 そしたらば、この原作って「21世紀に描かれた19世紀が舞台の"postmodern"小説」と言われているというでは、ありませんか。さらに、「ディケンズの時代が、こういう小説を書くことを許すなら、ディケンズが書いていただろう」と。
 っつ~、ことは、私が第1話だけ鑑賞して得た感想は、どんぴしゃ、原作と同じっつ~ことですよね。
 貧困階級の様子、不衛生で伝染病にまみれた街並み、富裕層ならハンカチで顔を覆ってしか歩けないような路地裏の映像、その辺のヴィヴィッドな描写は、原作の再現とは違った魅力なのかもしれないと思いますけど・・・。
 Sugarの潔癖性なところとかも、ビジュアルならではなインパクトなのかもしれません。
 ドラマの脚本ならでは、ですかね。台詞の運びも、非常にお勉強になるものばかりでした。
 やっぱり時代物ドラマは自分の英語力アップするものになると、つくづくおもひました。
 


Chris O'dowdの#$%&。。。とは?!

Sugarとの官能シーンがあるんですよ。
最初にあるシーンは、意外にも。でした。朝日が昇るとともに。。。なので、その朝日の光と透明感が非常に奇麗で、まーさーにー”knockin' on heaven's door”な、”天国への階段”的な映像だったんですね。
でもそのとき、ええっていうくらい、むっちゃ、チラリとされど露骨にブツが見えたんです。

思わず、目が点。

BBCってよかったんだっけ?! アリだったんだっけ?
まさか、映ってるのを見落としたっ?!

で問題のシーン。。。なんですが。

chrisodowd3.jpg

あまりにもこっぱずかしくて、そこをキャプることはできませんでしたあああっ! ヘタレですみませんっ!!!


ああ、しまった。。。こんなネタでは最後を締めくくる訳にはいかない。。。

いや、正直、こういう恋に溺れる系て身も破滅? みたいなドラマって、クリスくらいのほうが、見やすいです。
イケメン俳優(=ジュード・ロウとかジョン・シムとか)だったら、多分エロエロオーラでまくって、途中で挫折したかもしれない(→ My Blueberry NightsとかState of Playとか、萎えてました。。。)
Sugarと会ってるときですら、このくらいの程度ですから。

chris odowd 5


まさに●●●を。。。ってときも、この程度の表情ですから!

chrisodowd2.jpg


あ、あとマーク・ゲイティス氏がとっても真面目な男性の役で出てまして、でも売春婦たちには
心密かに興味がある雰囲気をにおわせているので、今後注目です!!! こういう闇の水商売の裏側についても描かれていく香りがぷんぷんします。早く続きが観たいと思える作品です~~~。

[ 2011/04/12 13:02 ] the League of Gentlemen | TB(0) | CM(2)
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[ 2011/04/19 05:10 ] [ 編集 ]
コメントのお返事
low key 様

こんにちは! コメントありがとうございます~。
なんか、このドラマだと、IT CROWDの匂いが全然しないんですよ。。。すごいな~と思ったのですが、それはもしかしてクリスにハマったことがないからかもしれないっすよね。(いや、番組はハマってるんですよ!)
たしかにこのドラマ、クリスとかマークとかに ラブシーンさせてる意味では、ものすごいチャレンジャーですよね(汗)でもなぜか! 超普通にみれちゃって。全然”緊張”(笑)しなかったですよ。
ほんと、クリップを少しでも見てお試しできれば、いいのですが。。。(個人的にはおすすめなのです~)

心理探偵フィッツは、なつかしいです。。。私ジョンの回、見てないんですが、出ているというのをきいたことがあります。。。彼の作品は、「state of play」でエロいにもほどがある目つきに変貌するジョンを見て以来、なんか(涙)その展開になったらどうしようといつもびくびくしながら見てます。。。
[ 2011/04/19 08:42 ] [ 編集 ]
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