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開かずの扉状態の英語圏コメディ。しかし、「面白いヤツは人気者=カッコいい」という法則は万国共通。コメディアンにはイケメンが沢山いるのです!ここでは、日本ではほぼ知られていない‘イケメン’コメディアンを紹介します。
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芸人志望さんは必見?☆Stewart Lee's Comedy Vehicleで今英国で一番カッコいい笑いのテクニックが見れます

ついに、ついに、ついに 第2シリーズがスタートしました! もはやこの人を語らずに英国スタンダップ界を語ることはできない、スチュワート・リー/Stewart Leeの冠番組 Stewart Lee's Comedy Vehicle.


第1シリーズは DVDになってます。

slee.jpg アマゾンへGO!


今までに何度もポロポロとStewについて語ってきましたが、今やもう扱われ方は、一時期の日本でいうところの松本人志氏状態になっている人です。ツワモノのコメディおたくたちがこぞって崇拝する芸人さんであり、
またリッ◎ー・ジャー◎◎スが、英在住のコアなコメディファンたちから、むっちゃ反感を買っているのは、彼がStewart Leeを踏み台(笑)にして、大物芸人となっていった、という経緯があるからだったりします。
 
 この番組の放送は、紆余曲折を経て
(詳しくはポスト・オルタナ芸人枠のRichard Herringあたりなんかをどうぞ)
再びBBC2枠へ冠番組を持つという復活劇の証でもあるため、古くからを知るファンの間では、盛り上がりは相当なものでした。第2シリーズも無事放送決定となったことで、ファンにとっては「ついに、世間はStewを無視できなくなった」みたいな。

ここ近年でStewはめきめきとコメディ界の人気と権威を確立してっちゃったので、その勢いで、(今となっては幻の)BBC番組「FIST OF FUN」を、新しいネタとともにDVDに収めることも、決定しちゃいました。オタクたちの噂ではその新ネタを撮るのは、映画「FourLions」の監督で一気に国際的に知名度をあげた「IT Crowd」シーズン1の社長さん=Chris Morrisだとか??? きいてるだけで、わたしゃ、身悶えして死んでしまいそうです。
 

 というわけで、以下は ネタばれ必至。そして、彼の独特の芸風も紹介しています。

 

<Stewart Lee's Comedy Vehicleとは>

この番組、ホントにStewart Leeの芸風がどんなものかを体験できるゴリゴリのスタンダップがメインです。
ぶっちゃけ第1シリーズは、文字通りガチでナマ、って感じで、正直、Stewを好きな人だけ、みりゃいいじゃ~~~ん、みたいな空気でまくってたんですが(爆)そこを、逆に笑いのネタにしちゃってるのが、第2シリーズのようです。
第1シリーズでRed Buttonというエキストラ映像としてあった、Stewとイアヌーチ先生/Armando Iannucciとのインタビュー形式のトーク(→ネタです)を、今回は番組中にはさみこみ、Stewのスタンダップのネタにツッコミおよび補足情報を入れこんで、笑いがわかりやすくなっていました。クオリティが下がったのではないです、ねんのため。

エピソード1の冒頭で、「第1シリーズでは、ジョークもなく、ただつらつらとグチこぼしてるだけだったって批判が沢山あったから、今度はジョークをちゃんと入れてよ。What's brown and sticky?みたいなやつ」とイアヌーチ先生に言われ、そのベタジョークのオチを答えられない一方、「今回は4つは入れるよ。でもいわゆるだじゃれみたいな、ベタなやつはできないよ。僕のファン層には合わないとおもうし」と返事をするStew。
 で、シーン変わって、スタンダップが始まります。
 
<あらかじめ、どこがどうネタにつながるかを説明しちゃう。それなのに、笑える、あまりに高度な技>


今回のネタは、去年のツアー"Vegetable Stew”からの一部を、放送できるようにちょびちょび変えて(爆)披露。。。この変えてるあたりが、新たな醍醐味です。

で、今回の冒頭なんですが。

自分のおじいちゃんの話から入るんですね。
My grandad always says charity begins at home.... cause my granddad is a chelsea pensioner who lives in a nest which he woven himself entirely from the stalks of discarded Remembrance Day Poppies.

・・・これ、爆笑っってジョークじゃない。一瞬、はあ?! ってなる。で、それが、わざわざ、狙いだって、Stew は言うんです。It's not a good opening joke... innit?と。”A lot of information at the beginning of the sentence in that joke.”となんで観客にとってわかりづらいジョークか説明しちゃう。そして、それを知っていながらなぜ、このジョークを最初に持ってきたか、説明しちゃうんです。
”... is because the grandad and the nest will keep coming back. ”って。
番組のなかで、この二つがキーワードになって、何度もネタとして登場するよ、と教えてあげちゃうんですよ。
すごいのが、ここまで導いてあげても、
ネタばれにつながるなんてとんでもないくらい、subtleで研ぎすまされたオチ。そして、計算と即興が盛り込まれたうえに、究極に、究極に! くだらないオチがいくつも待ってます。
客に対して、arrogantともいえる態度をとり(上から目線で、導いてあげる系ですから)、実際客が屈せずにはいられないほどのレベルの笑いを仕込みまくっている。場の空気をトータルコントロールする支配者として君臨するわけですわ。

<ときに客を見下したかのような傲慢さをもってして、なぜ、愛されるのか>

たとえば、この番組中でも、
ジョークが瞬時にわからない客をダメ扱いし、オチに入る前にフライングで笑っちゃうコアなファンをダメ扱いしてます。
ちょっと聞くと、超ゴーマンなヤツに聞こえます。
でも、これが、彼が”一般人”ウケしない理由であり、また、最大の魅力の一つでもあるんです。
(→そして、このテクニック・・・どこかで、見聞きしたことありませんでしょうか 爆)
 彼はいつも、傲慢にで高飛車な態度のなかに、“こそく”で”ちっちぇえっ!”人間性を見え隠れさせるんです。その人間らしさに、非常に愛着が持てるのです。
今回も、TVの前の視聴者に向かって"don't go changing. ... (Try and do stuff and keep the viewers watching, Stew.) Please watch. とあからさまに媚売ったり、
 自分がいかにチャリティショーをやっているかを語る一方、それがコメディアンの名を売るのに非常に良い手であり、"you also get free crisps”だと(→楽屋での軽食として必ず出されるもの)オトす。
 本当は傲慢さも含めて、すべてが計算されたジョークなんですね。スタンダップ芸人、”スチュワート・リー”というキャラの作り込みであります。
 洗練されているので、素のキャラかとおもう人が多いんです。。。だからこの番組も夜11時枠です(爆)

<実験的な笑いに意欲的>

いくつかあるStewの芸風のなかで、ここ近年彼がやっていることが ”嫌気がさすほどとことん同じことをリピートしつきつめて行くと、ある一定の線で、笑いに変わっていく” というものです。
エピソード1でも楽しめます。
"おじいちゃんがポテチが大好き" grandad loves crisps, he loves crisps、crispsという言葉が、異常に登場。多分というか絶対Stewのトーク技術によるものなのですが、耳障りから、耳が慣れてきて、耳が無反応になり、そのうち無意識に耳がcrispsという言葉を期待するようになる。で、Crispsと聞くだけで、反射的に笑っちゃう。だって、おかしいんですよ。
 crispsネタのrunning jokeもやるんですね。たとえば
He (grandad) loves crisps, he loves all sorts of crisps..... ......


plain.

で、彼の場合、2回目から(同じだから)このオチを言わないでスルーしちゃうんです。それで、客は笑っちゃう。この間、ぜひ観ていただきたい!! あまりにも洗練された技です。


******   ******  *****

ホントは、全部transcriptやっちゃいたいけど、それをやると、ファンの目が怖いので(=ネタばれしてDVDが売れなくなると、非難を浴びる。。。)すいません、辞めときます。
で、今回は、Social Stewという クリップがBBCのサイトであがっているので、それを貼付けたいとおもいます。メイキング映像(ネタ)です。番組そしてスチュワート・リーをどうやって売り出すか、というマーケティング戦略を提案され、Facebookだとかアプリだとかに弱いStewが困惑する、、、そしてスタンダップでの関連ネタへ。




顔を見せてませんが一緒に話しているのは、ふたたび、Armando Iannucci/イアヌーチ先生です。
(90年代初頭この2人はともに仕事をしていた経緯もあり、この番組のバックにがっつりイアヌーチ先生がくっついています。一般ウケしないだろうと予想されていたこの番組が第二シリーズまでいったのには、イアヌーチ先生のバックがついているから、というのもなきにしもあらず。。。です。)



最後に自分メモ。これを見てはじめて、本編最後に登場したゴジラのクリップにでてきた日本語のキャプションの意味がわかりました(爆)日本語のキャプションですからね、イギリス人の何人に伝わるジョークなんだよ、って。しかも本編ではなんの説明もないわけですから。
それだけ、彼の笑いは深い、ちゅうことなんだな~。。。



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