私は
近所に住んでいる’マツジュン’と、背の小さいかわいい男の子をのぞいた残3人の区別がまったくつかず、

この格好の人がいないと、EXILEが認識できません。それくらい、タレントに気つく能力が異常に劣っております。
しかし、海外の芸人に対してだけは、レイダーがぴーんと立って、ものすごく遠距離からスポットできるという自慢の技を持っています!
今年もエディンバラでは、先日ご紹介した北米コメディ界のprodigy、ボー君の出没を4回もキャッチしました。

現在エディンバラでは、彼のポスターが盗まれているというほどの盛り上がりぶり。ファンが聞いたら、袋だたきに合いそうな話ですが、今ここでこうやって「彼を4回見た」などと自慢しても、ハナクソにも思われないことに、フクザツな安堵感を覚えます。
今回はその4回のうちの1回の目撃をベースに、お話を書きます。
はい、しつこくボー君ネタです。
ネタがある限り続けます。
先日御説明したボー君のショーが行われている会場はここ、エディンバラ大学のStudent Union内にあります。

私は滞在中のある日の午後、ここでソファに座って本を読んでいました。
ふと右脇にあるカフェテーブルに座っている2人の会話が耳に入ってきたんですね。
ショーについて褒め合ったり、今後の活動について話したり。
こ、これは誰か芸人同士の会話に違いない!
と思い、3時の方向に顔を向けたところ、しゃべっていたのは、先日相方が、独断と偏見でイケメン芸人として紹介した
Tim Keyと、ホントにイケメンのボー君だったんです。
私はショックに弱いダンゴ虫なので、そのまま凍結。
その間に、2人は別々に出てっちゃいました。
その夜たまたま
ガーディアン紙のボー君の記事を、ステイ先のキッチンで発見、そして感動。なんとボー君は、
as he himself points out, the particular appeal of the YouTube songs – which rested to a considerable degree on the contrast between his tender years and their scabrous lyrics – was always going to be temporary. と、YOU TUBEでの人気やそこで披露している芸事への評価は一時的だと承知し、
"It would have been sad if I'd still been singing like a 16-year-old. I'm trying to get away from being the 'dirty-song kid'."
もし今も16歳のときと同じように歌ってたらキツイ。ダーティな歌を歌うガキ、というレッテルをはぎ取りたいと切望し、
そのために
The current show, he said, took a year-and-a-half to write.
という、通常の人気コメディアンが費やす時間の4~5倍の時間をかけて、ネタを準備し、エディンバラにやってきていたのです!!! 1年半という時間から、ボー君のエディンバラ・コメディ・フェスティバルへの敬意と全身全霊をかけた努力が伺えます。
ふと、ティムとボー君のツーショットを思い出しました。
ボー君は、去年のエディンバラフェスティバルで見事受賞したティムに憧れを抱き、彼と話をすることで何かを得ようとしていたのではないでしょうか。
いや、そうに違いない!
それって、むっちゃくちゃ根性があってカッコいいじゃないですかっ!
そう、
ボー君は、大人に踊らされて天狗っているチャラい10代のガキではありません!(→以前の私のイメージ 汗)
コメディ女子部はこれから当分全力で彼を応援します!!!
(そしてイメージ悪化をさけるため、なるべくきゃあきゃあ言わないことにします・・・笑)