ただ今、初のツアー中のスティーブン・マーチャント/Stephen Merchant。ねんのため「the office」「Extras: スターに近づけ」でリッキー・ジャーヴェイスと一緒に書いていた、あの眼鏡君のことです。

(多分マネージメントの勝手に使っていいよ、写真)
もうすぐBBCにてはじまる「
Life is Too Short」のプロモでしょうか? 自身のツアーのDVD発売のプロモでしょうか? それともツアー自体のプロモでしょうか? とにかく
Richard BeaconのポッドキャストDaily Beaconにゲスト出演していました!
スティーブン・マーチャントは、ご存知「the office」でいきなりでてきた感があるのですが、「the office」でリッキー・ジャーヴェイスと組むまでは、スタンダップとかやってたんですね。それと、じつはワテクシの母校であるホニャララ大学(ググればでてくるので、隠しても意味がないのはわかっているのですがぁぁぁ 汗)でDJやってたんですよね~。。。同じ大学出身。。。
なので今回のライブ活動は、久しぶりのスタンダップ かつ、初めてのfull-lengthでツアーということで、かなりチャレンジャーだったんですが、ものすごく評価が高くてですね、びっくりするくらい評価が高くて。
ここまでとんとん拍子だと、とんとん拍子であることがすでに才能なんだろうな、と思ってしまいます。
でも、やっぱり相当の努力はしておるみたいです。
Beaconのインタビューによると、このツアーのネタ作りに関しては2-3年かけて積み上げたものだとか。ヒマな時間があっては、少しずつトライアウトでスタンダップをやり、客の反応やライブの感触など試行錯誤を繰り返していた、と語ってます。
一般的に、トップコメディアンは目安的に30秒に1回のオチが最低ライン。(これは大物芸人Frank Skinnerが書いた自伝書「
Frank Skinner on the Road: Love, Stand-up Comedy and The Queen Of The Night
」に書かれています。芸人さん志望の方には、超超おすすめの本です)
ローカルのコメディ・クラブなんかでやる場合は1人あたり15~20分のセットなんですが、エディンバラのソロショーは1時間。自分の名前を冠にやるツアーの場合は、もっと大変で、だいたい、90分って長さなんですね。単純計算で90x2なので、最低180のオチをつくらないといけない。
で、それはホントに基本。ライブですから、そのときによって客の反応も違うし、自分でこれは、と思ったものがまったくウケなくて、ネタを変えなきゃいけない、なんてこともある。
余分に作っておかないと、その場その場の臨機応変な対応ができなくなるので。。。と考えると、最低でも3割増しくらいにネタ作りをしないといけない。
片手間やちょっとした遊び心でできることではないのですね。全身全霊をかけた本気勝負。 スティーブン・マーチャントは、「もともとはスタンダップやってたし、またやりたい」と思って、やり始めたものの、、「もう二度とやらない」(爆)とぼやくほど、大変さにこりごりしてるみたいです。
そのネタのテーマですが、「結婚相手がみつからない」だそうで(笑)
なんか恋愛運がないらしいです。いや、引く手あまたなんですが「それと、自分にあった人に出会うとは別問題」とスティーブン。そんなネタをやっているうちに、だんだん観客に「結婚相手をこのツアーで探す」みたいな状態に広まっていき、ある時点で、ものっすごい勝負服来た女性がずら~~~~~~~~~~~~~っと前列を占めるようになってしまったそうな。なので強く「このツアーで結婚相手を探してるわけじゃないから」と否定してました(爆)
そして、やっぱりスティーブン・マーチャントといえばリッキー・ジャーヴェイスですから、出ますわな。
例の事件に関する質問。リッキーのあの言動については。。。? ときかれ
「いや、正直、一緒の仕事以外は、僕は僕、という感じなので。。。」と苦笑しながらかわしてました。
自分でも言ってますが、彼は
リッキーのメンタル部下ですから。
「彼から”ちょっと相談ごとが。。。”と声をかけられたら別だけど、そんなこともないので……」だそうです。
さて、このインタビューで、スティーブンが「もう二度とツアーなんてやらない」とぼやいているのをきいて、「やっぱ、見とく?! 最初で最後のツアーなら、見とく?!」 と思った私です。(笑)
ツアー情報はこちら

なんか。。。シュールだな。。。(涙)最近かなり男前になったと思ったんだけど。。。