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Go Johnny Go Go Go Go!! ~本物の笑いとイケメンは国境を超える~

開かずの扉状態の英語圏コメディ。しかし、「面白いヤツは人気者=カッコいい」という法則は万国共通。コメディアンにはイケメンが沢山いるのです!ここでは、日本ではほぼ知られていない‘イケメン’コメディアンを紹介します。
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現状オタクが一番行ってみたかったLive at The Union Chapelに行ってきました(長いです!)!

以前から、呼び屋&イベントプロモーターとして、ピカ一と大絶賛しているThe Invisible Dotが毎月頭にロンドンで開催するウキウキナイト、「Live At the Union Chapel」。

church_sonny.jpg
http://www.thelineofbestfit.com/reviews/live/willkommen-collective-union-chapel-london-120609-16990よりおかりしました。

オンボロだった教会を改装して、毎週日曜日ホームレスの方々にご飯やシャワー、衣類などの提供をするチャリティ活動を行ってきたところです。そのうち、平日は音楽やコメディなどエンタメイベントのハコとして使われるように。今年タイムアウト誌の読者が選ぶベストライブ会場賞に選ばれてます。

コメディに関していえばゲストのラインアップが、異常にクオリティが高く、いつも”おお!”という面々ばかりなんですね。多分自分の趣味とめちゃめちゃ合っているというせいもあるのでしょうが。
でもグループでいうと、ここ5-6年に頭角を表してきたマーク・ワトソン/Mark Watson一派と仲間たちがメインですね。たまにどこのデカイ派閥にも属さないスティーブン・マーチャントやダニエル・キションなどが登場することがあり、”おお!”の数が増えます。(注:スティーブン・マーチャントはリッキー・ジャーヴェイスのメンタル部下ではありますが、ピンの”スタンダップ”としては、個人でコツコツ活動しているという立ち位置だと解釈しています)

で、肝心の今回。
・MCが実験系(→ちょっと毛色の変わったことをやる、という意味です)アングラコメディでは重鎮の
    アーサー・スミスArthur Smith氏 (本ブログで未紹介)

・近年の実験系コメディの旗手 マーク・ワトソンMark Watson

・スコティッシュのめちゃめちゃイケメンコメディアン、ダニー・ボーイDanny Bhoy
     (→うっそおおおお。本ブログでなぜか!なぜか!未紹介でした!すいません!とんだ失態です!)
 
・オーストラリアの新鋭コメディアンヌ クラウディア・オダウハティ/ Claudia O'Doherty

・んでもって、バスデンさん(=Tom Basden カテゴリーをご参照ください)

そうなんですよ~~~! バスデンさん、だったんですよ~~~! 
この日ロンドンにいたら、絶対に何があってもはずせないイベントだったわけです!

というわけで、以下は、Live At the Union Chapel の感想です。

不必要に、コメディ愛とくにバスデン愛がダダ漏れててますが、一応北ロンドンへの観光情報としても使えるように努力してみました。
ご興味のある方は、我慢して読んでいただければ、幸いです。




まずは、今回宿泊先St.Pancras Residenceから歩いて6分程度のCamden Road 駅へゴー。

camden road

Union Chapelの最寄り駅はHighbury & Islington。London Overgroundに乗って2駅目で下車します。

じつは、この辺、前から超ド級に面白いライブコメディのハコが点在しているエリアなんです。
トップライブコメディアンが詩の朗読会を開いたり、新ネタ披露したり、アングラコメディやっていたりして、ロンドンで学生時代を過ごしていたその昔は、このエリアに週3回とか通ってました。

この頃は Simon Munneryのキャラクターコメディ「Alan Parker Urban Warrior」と「Cluub Zarathustra」に全身全霊でズブズブにハマっていて、とにかくSimonが出没するところにイナムラあり。競争率がゼロに近い”ファンガール”やってました。
 で、彼がこのエリアで、Stewart LeeやKevin Eldon、Sally Phillipsなんかと一緒にやっていたんです。同じネタですが、いいんです。そのネタがききたくて、行くんでいいんです。YOU TUBEもSoundCloudもない時代ですから、ライブへ行くしか、繰り返し観る方法がない。だから行くんです。
で、全部暗記するまで観ちゃっても観に行くんです。


当時の最寄り駅はAngel。ピザ・エキスプレスと、パブと、日本食やさんくらいしか、目ぼしいところがなくて、
出番が終った芸人さんは順番にPizza Expressに集まって、やんやご飯を食べていた。ライブを見終わったあと、窓ガラス越しに映るKevin Eldonなんかを を横目にしながら、通り過ぎ、電車にのって大学の寮に帰ったもんです。ピザ・エキスプレスが、パラダイスに見えました。
あれほどの羨望のまなざしでPIZZA EXPRESSをみたのは、あの時期が最初で最後です。

今は随分とオシャレなバーやレストランが立ち並んでいるんですね。
殺風景じゃなくて、お店も沢山あるみたい。。。
このあたりのマップ情報をあげときます。ぜひご参考にしてください。


より大きな地図で Islington comedy guide を表示


まだ現場にも到着していないうちから、なつかしの思い出で胸がいっぱいになってしまいましたが、幸い駅から目と鼻の先にunion Chapel 発見! 

outsideunionchapel1.jpg

こういうイベントになると客層は類トモなので、文科系がメイン。パラパラ1人で来てる人もいますし、ガバガバ飲んでbig Laughを求めてっていう、ラッド系な人はいないので、とても私のような人間が浮かなくてもよいのです。

insideunionchapel2.jpg

キ、キレイ。。。

会場内では、始まる前までジャズバンドが生演奏。

insideunionchapel.jpg
まさに、以前体験したことが。。。な雰囲気で、ウキウキ度がぐーんとアップ。

会場内もパンパンになった午後7時45分すぎ、MCのアーサー・スミス氏が登場します。

liveatthechapel 1
生の氏のライブは、はっきしいって、15年ぶり。膝丈の短パン(→ラルフローレンのモデルでもイケると思たアルよ!)で、いわゆるオヤジのかっこよさです。(シワっていいですよね。シワって)
氏は、芸歴も活躍歴も長く、現在もラジオも出るし、TVも出るし、(でもたまにお料理対決のリアリティTVなんかに出ちゃってるみたいです 汗)もちろん今も頻繁にコメディクラブでも出没してます。ですが、氏曰くみんなのTV番組のGrumpy Old Manというより近所にいる”不機嫌オヤジ”として、一番知られてる、と。そんな自虐ジョークが冴えます。
 
 オープニングのMCハイライトは「教会という神様のいる場所でF語連発するなんて。。。っていったって、神様なんているのかよって話だよね。ホントにいるなら、今お願いすることをかなえてみろよ。叶えてくれたら、神様がいるって信じるから」と
「神様もしいるなら! 裸の女性を見せてください!」ってお願いするんです。
すると、舞台脇のドア(楽屋口)から ま~~~~じ~~~で! 真っ裸の女性が登場。

liveatthechapel.jpeg
毛ぇ見えます! 毛ぇ!!


ステージにあがり、アーサー・スミス氏の背後をす~っと歩き、戻っていくという。。。
氏は「ほらね、神様なんているわけがないだろう?。。。」と気がつかないフリをして、女性が舞台から下りるときに、「女性に拍手を!」と。
(備考:この国、リアクション芸はあまり得意ではないので、大げさに驚いたり、へんなやりとりをしないです。)


この直後、いきなりスミス氏が
最初のアクトを紹介&大本命バスデンさんの出番です(汗)。


この女性がステージを下りた直後、スミス氏がいきなり「では今日の最初のアクトは、コメディアン、美声ミュージシャン、脚本家、そしてめっちゃめちゃハンサムのトム・バスデン!ホントに、天が何ブツも与えた、Bastardだよ!(→ホントにこういったんですよ!私がつくったんじゃありませんからっ!)」と紹介しちゃいました。
 まだ全裸の女性に対する動揺と驚愕の渦に巻き込まれながら拍手する観客の前に、バスデンさんスルスルっと登場(汗。

「ええっと。。。いや、裸の女性が登場するってことを知らなかったんで動揺が隠せない。。。う~ん。。。目のやり場に困るなあ。いや、目のやり場に困るって、こういう場合の全裸の女性って見てみないフリするのも失礼だろうし、かといって普通に見ちゃうのも失礼というか、、、ほら、ピープショーで裸の女性見ないのって失礼でしょう? いや、だから、まあ、一応見たんだけど。。。」と、ポリポリ。

 ギター持ってたんで、このセットでは、バスデンさんの美声による面白ソングと、歌の間に小話と、いつものパターンだと把握。
 シャンパンのコルク抜いて友人殺しちゃった曲
 クイズ・ミリオネアってどれだけ質問の答えを知ってるかじゃなくて、どれだけ人脈があるかだよね、っていう曲
 (あとでリンクはります!)
 などなど、いなむら個人的にはスーパーヒット曲をナマで再び聞きました。
 一つ、5人全員がドラッグのアンダーカバーコップっていう新曲を披露してたんですが、
 これ、今も続くCambridge Footlightsが去年だかにやってたコントで見たことあるんですけど(汗
 じゃあ、あのコント、バスデンさんが書いてあげてたんだ? (いや、元座長ですから、あり得ますが)
 彼らにあげたネタじゃないんだ。てか、それバラしちゃっていいの?(汗 
 そんなことしたら、今の若手のFootlightsへの、評価さがっちゃうよ? 

 などぶちぶち考えているのは、私だけでしょう。。。 汗

 バスデンさんの小話に関しては、ウインブルドンの決勝前日だったため、何かっていうとアンディ・マレー!の話を持ち出してました。ガッツポーズで応援してるようで、「でもさあ、勝つと思う?」とかチマチマ問いかけて じつは応援してない空気出してるのが、よかったです(いや、何でも最高なだけです)。
 ネタ細かくて、全部憶えてないんですが(汗 思いつくままにボソボソっと喋って、ギター奏でてるように見えて、歌もネタも輪転花火形式で、なんか上手につながっていく。。。ウマイです。(ええもう、何にやってもウマイんです)

 ちなみにこの日のバスデンさんの容姿は、
白地に線のほっそいストライプ系のワイシャツの上に白いパーカー、下ははきくずした青のジーンズで、す、すいません、いなむら、女子中学生の乙女入りました。
 教会だったんで、透明感があって、後光さしてるかと思うくらい、かっこよかったっす。(感涙)
 会場内写真とってる人結構いて、私の前の女子たちもガンガン写真とってたんだけど、すいません、もうあまりにかっこよすぎて、カメラなんて乙女は向けられないっす。すいません。

なので、みなさまぜひ一度、ナマで、ナマで!バスデン体験をお願いします。
(つぎのライブがいつか? そんなこと。。。定期的なグーグル検索のみぞ知ります)


 ふと気づいたら、
 すでにトンデモナイ長さの記事になっているので、いい加減人の迷惑を考えて、残りの3人については、
 この後別に新記事で書きます。 
 ダニー・ボーイについて、かかないといけない使命にかられています。
 もうちょっとご辛抱ください。。。

 ぜひ、この夏のエディンバラ・フリンジ情報にお役立てください。
[ 2012/07/10 02:50 ] Tom Basden related | TB(0) | CM(0)
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