Go Johnny Go Go Go Go!! ~本物の笑いとイケメンは国境を超える~

開かずの扉状態の英語圏コメディ。しかし、「面白いヤツは人気者=カッコいい」という法則は万国共通。コメディアンにはイケメンが沢山いるのです!ここでは、日本ではほぼ知られていない‘イケメン’コメディアンを紹介します。
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英国一のガチでの活動家芸人の感動的なモノローグ観ました☆Mark Thomas "Bravo Figaro!"


マーク・トーマスについては、かなり熱く語ったことがあったので、
詳細はこちらをご覧下さい。 

国をおちょくってなんぼの風刺の神様イアヌーチ先生(The Thick of It, Alan Partridge, The day Today, 他)に勲章をあげちゃうくらいの英国ですから、マーク・トーマスが前回の記事でかいていたようなことをする人だと、

HOUSE OF LORDS(上院)に招かれて、トークイベントをやったり、
ロイヤルハウスオペラからプロジェクトの提案を持ちかけられたり、

するんです。

そんなトーマス氏ですが、
最近お亡くなりになったお父さまに向けてのトリビュートとして
モノローグのお芝居をやっています。

BravoFigaroThumbnail.png

http://www.markthomasinfo.co.uk/

現在はエディンバラのフリンジフェスティバルにて公演中ですが、このあと、UK内を回りますので、機会があれば、ぜひぜひ観てください。


どんなお話かというと。。。


マークは南ロンドンの超ド級労働者階級のお家の子。お父さんは建築業の人で、ものすごく封建的で「俺が右といったら右!左といったら天井でも左なんだよ!」っていうタイプの人だったんですって。
そのために、なんども母や兄弟が肉体的に痛い思いをしていた。「Loving Father figure」なんてコレっぽちも思ってなくて、むしろ「My dad is a cxxx.」と言い切ってます(汗
 というわけで、マークは、そのお父さんの人間像を、息子という立場からちょっとだけ引いた目線で見つめて、語ってます。
 そこにあるのは、まず労働者階級の人間としての誇り。お金持ちにはなりたいが、それは中流階級になりたいという意味ではないんですね。あくまで「労働者階級」として金持ちになりたいんです。オレたちってすごいんだぜ、って中流階級をぎゃふんといわせてやりたい、そういう「誇り」なんです。
 同じ経緯で、お父さんは「教育」に非常に熱心だったそう。なかでもどっぷりハマったのが「オペラ」だったんですって。当時(多分70年代後半から80年代前半じゃないかと思うのですが)発刊されていたレコード付きのオペラ情報誌を毎週欠かさずに購入し、舐めるようにはじからはじまで読み、レコードがすり切れるほどきいていた。 
 それだけじゃなくて、カセットも買い、建築場でオペラをガンガン流しながら仕事をしていたんですって。
 そして、ロンドンのオペラハウスに正装して通っていた。「労働者階級の誇り」を背負って、ロッシーニ、モーツアルト、ヴァーグナー、ヴェルディ(マークはもっともっと色々な名前とエピソードを語っていたのですが、そのなかで今ワタシが思い出せるのがこの程度ですいません 汗)を愛でる……。そんな父親を観て、反逆精神の固まり=パンク・ロッカーのマークは「あああああああもう!!」って気持ちだったそうです。

そんなお父さんが、10年前から、PSP(Progressive Supranuclear Palsy)という特異な病気に。脳の伝達障害の一種だと思うのですが、体がバランスを崩し通常通りに動けなくなり、キチンとしゃべれなくなり、記憶力も衰えていってしまったそうなんです。今までの「俺は労働者階級だコノヤロー」なお父さんはどこへやら。
 
ここで、マークは「このお話は、親子愛でもなく、確執があった親子関係を許し合う物語でもない。
これは「おくりもの」についてのお話だ。」と。その後のお話で、彼のいう「おくりもの」の意味があきらかになります。。。
 

 イギリスの階級社会、ってものが肌で感じることができる、素晴らしい作品でした。
 マークらしい皮肉とユーモアにあふれていながらも、じんとさせる、ホロリとなってしまう展開。
 期待どおりのパワフルなストーリーでした。(実話ですが 汗)
 絶対におすすめです。観てください。
 


(ええっと、ここから先は 個人差で、好みの問題です。絶対にどっちがいいとかはないです。)


偶然にも、今年のフリンジでは、もう一つ、ショーン・ヒューズによるお父さんへのトリビュートモノローグがありまして、
この短い期間に両方観てしまったため、どうしても比較をせずにはいられない状況でして(汗 
 私は、マークとショーン、どちらの状況に近いかといったら、確実にショーンなんです。というのも私も
 こうしたかった、ああしたかった、ってことがあっても、それをやる力も余裕もない人間だから。
 (皮肉にもショーンは、その自分がいなければ、現在着実に歩んでいる「誰もが憧れるスタンダップ芸人への道」はできなかった、という矛盾があるのですが。ホント、芸人のキャリアって矛盾だらけです 汗。)
 一方、マーク・トーマスという人は、ものすごく明確に自分の道を見据えていて、一歩一歩間違えなく登り詰め、今の地位を築き、「こうしたい」ということが、できてしまう芸人なんですね。
 絶対に別世界。パワフルなお話に感動する一方、涙が、どうにも湧いてこなかったです。

 マーク自身も「エゴの固まりみたいな話の上に、これをネタにしてお金を稼いでいる」って自分で自分を皮肉ってましたが、ハイ(汗 。。。

 こんなことをかいたら、なんだか、マークをけなしているみたいですけど、そんなことないんです!!
素晴らしい人なんです! 素晴らしい作品なんです! なので観てください!!

[ 2012/08/06 09:50 ] Edinburgh Fringe | TB(0) | CM(0)
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