Go Johnny Go Go Go Go!! ~本物の笑いとイケメンは国境を超える~

開かずの扉状態の英語圏コメディ。しかし、「面白いヤツは人気者=カッコいい」という法則は万国共通。コメディアンにはイケメンが沢山いるのです!ここでは、日本ではほぼ知られていない‘イケメン’コメディアンを紹介します。
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(多分)お待たせしました☆リッキー・ジャーヴェイスの・・・「Derek/Channel4」観ました (長いです)

リッキー・ジャーヴェイスが脚本を書いて演出する、ケアホームで働くオジサンDerekデレクを主人公とした”ビター・スイート”なモキュメンタリー「Derek」。
 このキャラがオフィシャルでデビューしたのは、 2001年のスタンダップツアー時期だと言われていますが、リッキーがThe Officeでカメハメ波級のブレイクを果たす前に、生まれたといわれてる、リッキーの”温存”キャラです。リッキー自身は頑なに否定しておりますが、 メディアでは自閉症の男性だと判断している人が多いです。そう考えてしまうざるを得ない描写がある、ということでは、リッキーがお笑い界ではトム・ハンクスのレベルでデカくなったからこそ、シリーズ化できた題材ではないでしょうか。
 そのため、戦後UKコメディ史上最大の論議を呼んでいる”コメディ”の一つ、といってもよいかもしれません。
(このあたりの経緯は、こんな記事とかあんな記事をどうぞ)そうだ、英語ですが、こんなまとめをしていたことを思い出しました 



リッキー・ジャーヴェイスの立場によりそったこの番組の背景図 (多分、妄想%は低い)

「笑い」をどこまでギリギリの線までもっていくか、その線をどこまでさらに崖っぷちへと動かせるか、とは、すべてのコメディアンにとっての野望であり挑戦であります。リッキー・ジャーヴェイスの場合はとくに、英国そしてアメリカでも地位&名誉&お金を手に入れて随分と立つ今、唯一無二のトップコメディアンとして後世に誇れる歴史を残すためには、という岐路に立たされ続けているわけです。過去に「タブー」とされてきたネタや、笑いのスタイルを才能高きコメディアンたちが次々とやってのけ、笑いの芸術として昇華させるなか、唯一の未開拓地であり、売れる前から考えていた「お勉強ができずよい大学やキャリアを持たずいじめられて生きる、社会の負け組」キャラに、”自分の笑い”を見出す彼の心理は、容易に理解できます。
 
 どんだけ叩かれ、どんだけ目の敵にされ、さらには核の部分で自分が評価してきた芸人たちにダメだしされても(上記リンク参考)、自分の才能に確信をもって突き進む、という状況かと思います。

 ちなみにDerekでは 
 Extras, Cemetery Junction、 Life is too Short, といったThe Office 後のリッキー•ジャーヴェイス&スティーブン・マーチャントと組んできた名プロデューサー、Charlie Hansonが再び縁の下の力持ちをやってくれています。そして今まで相棒という名のメンタル部下としてつねにリッキーとともに脚本を手がけていたスティーブン・マーチャントが完全に離脱しております。完全にリッキーの独壇場となっているという事実は注目すべきでしょう。それだけリッキーが「Derekはオレの産物」だというこだわりをもっている証拠なのか、それともスティーブンがスネオからドラえもんへと変貌をとげるなか、ポスト・スネオ探しをしている最中なのか、、、様々な妄想という名の推測をしているところでございます。

 オレが「Derek」鑑賞を拒み続けていたわけ
(とくにリンクもなく断定記事を書いておりますが、不審に思われる方は、オレの過去ツイッターTLをストーキングしていただければ、断定できるに値する記録はあるはずです。。。)

 ご存知のとおり、本ブログは、海外コメディをかたっぱしから見て、あーでもない、こーでもないと批評するブログではなく、英国を中心とする極上のコメディだけを、大絶賛し、愛をぶちまけるブログでございます。
 その一方、ここ近年、様々な事情から本ブログの掟にはずれ、リッキー・ジャーヴェイスを眉毛をコイル巻にしながら傍観している状況でございます。
 ホニャララとかハニャララとか見て来た自分としては、今回この「Derek」を見てもまたコイル巻になる可能性が高く、コイル巻になったらこのブログに感想をアップすることはないわけです。華やかなハリウッドスターが皆無の海外コメディの紹介やレビューなど、日本の媒体で需要があることはまったくどこにもない。観る必要性がまったくありません。
 で。
 上記の参考リンクで触れているような一連の問題を起こしているものだから、リッキーが何かすると、メディア&口コミともに超特大レベルな反響を巻き起こすんですね。さしてコメディやリッキーに興味がない、関連する仕事もしていない人たちが「好奇心」や「興味本位」で視聴。その結果、空飛ぶロケットのような視聴率をたたき出す。しつこいようですが、リッキー・ジャーヴェイスはずば抜けて頭が良いと、誰もが認識しているせいで、一連の「タブーネタ」ややりすぎ発言などは、リッキーが高視聴率となることを計算尽くで行っているのだろうと考える人も少なくありません。

 というわけで、オレを含め、番組を純粋な気持ちで見たいというわけでもなく、番組を見なければいけない理由(レビューやらなんやらを書く)必要もないコメディ・ファンは、おおむね観ざる聞かざる言わざるという決断を下しておる次第です。ストリーミング配信によるTV視聴もYOUTUBEもすべてカウントされるから、とにかく関わらない……

 だったんですが!!!

 とんでもない事実が偶然発覚し、どうしても観なければいけない状況にさらされてしまいまして。視聴にいたりました。観たのは第4話です。せっかく見たらば、感想も書きたくなるわけで、

以下その感想です。(ご興味のある人はどうぞ続きを読むをクリックしてください)
 


***以下は、第4話だけでの判断です。他のエピソードを観る気もありませんし、第4話だけの視聴でこの番組全体を正しくジャッジしていると、豪語するつもりはありません。ただ、本作はモキュメンタリーのため、途中からみてわかるのかよ!という手合いのものではないので、全部みても観なくても同じ判断になる確率は80%です。しいていえば、キャラクターに対する”愛着”からくる笑いがゲットできるか否かというところだと思います。しかしコレに関しても”サイン”はキャッチできるため、問題はないかと思います。***

主な登場人物は
Derekデレク: ケアワーカーとしてケアホームで働いています。有名人のサイン集めがライフワーク。
Dougieドギー:ケアホームで働くデレクの同僚かつ家主。(デレクは彼の住む公団に住んでいるという設定)
Kev ケヴ:デレクの友人。有名人のサイン入り写真を集めるのが趣味。
Hannahハナ:ケアホームで長いこと働く女性。

第4話のお話は……

 デレクは、集めている有名人のサインを売ってケアホームの資金作りをしようと、友達のケヴと同僚のドギーと3人でサイン入り写真屋さんへ行きます。でもデレクやケヴの持っているものは、”売り物”に値するものとは呼べなかったり、誰のサインなのかもわからないもので、お店の人に「うちでは取り扱えないけど頑張ってね」と言われてしまいます。後日、ケアホームの人たちを連れてビーチへ1日遠足へ。同僚のハナは、ケアホームに残る人をケアしなければいけないので、お留守番。また同行していたケヴがビーチで歩いていたカニの甲羅にホニャララとかハニャララとかいった悪い言葉を書いてしまいます。一方デレクやドギーは、久々の開放感とリラックス感を味わいケアホームへ戻ります。するとそこには、新しい同居人がおりました。さらにその同居人の娘さんはハナと元同級生だったようで……。

たしかに”勝ち組になれない人々”をおちょくる笑いはなかったですが……

はい。番組はデレクを中心に進行するモキュメンタリーでありますが、彼に一点集中ではなく、ケアホームにフォーカスしたThe Office的な群像劇でした。また、「Life is Too Short」で観たような、ウォーリック・デイビスの 小さいことをネタにしたスラップスティックなジョークとか、「idiot abroad」など「あれに耐えられるのはKarl Pilkingtonだからこそ」と元カール的位置にいた芸人Robin Inceに言われるようなイジメ的笑い作りなのか、とおそるおそる見たのですが、まったくそういう手合いのものではありませんでした。しかもあれだけ「自閉症」の男性について描いていると騒がれているわりに、リッキーが明記するように、デレクがハンディ・キャップを追っているという確固たる証拠となる描写は、なかったです。さすがです。
 デレクをはじめ、ホントにきめ細やかに作られたキャラクターたちによる、ものすごいリアルを追求した「モキュメンタリー」でした。リアルをつきつめるからこそケアホームに関わる人たちを対象としていても、その人々をおちょくる内容にはなっていないんですね。
 
 だけどこれ……(汗)
 
 笑える/笑えないという次元の話ではなかったです。
”これってコメディじゃないよね?”という次元の話です。

 (“ドキュメンタリー”というフォーマットをここまでリアルに模す”ことを「ジョーク」としているのかもしれませんが…ちょ、ちょっと可能性低いかな(汗))

 ケアホームで、一生懸命、ひたむきに生きる人たちのやるせなさを、笑えますかね?
 世間の冷たい風に吹きさらされながら、自分の世界で、一歩一歩自分の力で、前向きに生きる人の様子を見て、笑えますかね?

 すいませんが、私は、まったく「コメディ」として受けとめられないです。


この番組がもたらすコメディ的影響/リッキー・ジャーヴェイスのキャリアについて考えてみる

「これはコメディなの?」という論議を呼んだことも含めて、Derekで模索されている”モキュメンタリー”コメディは、オーストラリアのスーパースター芸人クリス・ライリーが「Angry Boys」でやっちゃってるがな。。。
 しかもクリス・ライリーは、十中八九リッキーにインスピレーションを得て、彼の笑いを確立した芸人さんです。その彼が「Angry Boys」で一歩コマを動かしたのに(前に進んだかは???)、リッキー、君はその先へは進めていないよ。。。

 もし、シリーズの続行が決定し、視聴者が各キャラに愛着を持つようになった場合は、Kevなんかはいい味を出す「面白キャラ」となるでしょうし、ドギーの「トホホ」感も「キャラの個性」かつ「共感の笑い」として観ることができるようになると思われます。しかし彼らは崖っぷち線を動かす笑いを生み出すキャラではない。リッキーの野望が達成した証となるキャラではないです。その意味では、やはりデレクで笑いがとれなければ、なんだと思います。
 
 しかしですね、視聴者がデレクに愛着をもって彼の言動を「微笑ましく笑う」って……


「フォレスト・ガンプ」じゃないですか?

 って思っちゃうんです。トム・ハンクスとゼメキスせんせいがやっちゃってるよ。。。って。さんざん論議を呼び、イギリスでは相当数の批評家が叩き、でもアカデミー賞受賞しちゃった、っていう、あの映画がもうやっちゃってるような気が。。。

 (ちなみに、私はフォレスト・ガンプも笑いとしてはまったく!わかりませんでした。)


 おっほん。とはいうものの、一カ所だけ、何も考えず無邪気に笑えるシーンがありました。ビーチへ遠足に行き、デレクとドギーが楽しそうに戯れるシーンのBGMがコールド・プレイのParadise だったんですね。これは、音付け効果の一言につきます。ソレ以外の何ものでもないです。ホントにすんなり笑えました。


 というわけで、長々となりましたが、以上がワタクシの感想です。
おつきあいいただき、本当にありがとうございました!


[ 2013/02/25 07:52 ] 'the office' matter | TB(0) | CM(0)
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